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映画コラム

ここでは、私が実際に劇場で観て印象に残った映画を取り上げていきます

<ミミの宝石箱>

http://daiana-rose.seesaa.net/

<キャメロンの部屋>

http://blog.goo.ne.jp/jullia_2009

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映画サロン『MEG ザ・モンスターズ2』:アップルリーズ 2023.8.26

Title

MEG ザ・モンスターズ2

2023.8.25公開

アメリ映画

Staff

監督/ベン・ウィートリー

製作/ロレンツィオ・ボナベンチュラ他

Cast

ジョナス・テイラー:ジェイソン・ステイサム

ジウミン・ジャン:ウー・ジン

メイイン:ソフィア・ツァイ

DJ:ペイジ・ケネディ

モンテス:セルヒオ・ペリス=メンチェータ

ジェス:スカイラー・サミュエルズ

マック:クリフ・カーティス

ヒラリー・ドリスコル:シエンナ・ギロリー

Story

世界を巨大ザメの恐怖に巻き込んた「MEG(メグ)/メガロドン」の新作。

 

ジェイソン・ステイサム主演で大ヒットした映画の続編!

待っていたのは私だけではないでしょう。

 

海洋研究所の新所長であるジウミン・ジャンが出資者であるヒラリー・ドリスコルの依頼でマリアナ海溝へと出発します。

メンバーの中には、潜水レスキューのプロであるジョナスもいます。そして、密航?してきたジウミンの娘メイインの姿もありました。

 

潜航するにつれ、謎の生命体/MEGの群れがうごめきだし、ジョナスたちを追い詰めていきます。死闘を重ねるジョナスたちを恐怖のどん底に落としたのは、これまた謎の物体(建築物)でした。そこで何か不穏なことが行われていたのがわかるにつれ、陰謀の全体像が姿を現します。

 

そして、クライマックスは観光客がひしめくビーチへのMEGたちの襲来!逃げ惑う人々を震撼させます。うららかな海での休日を楽しんでいた彼らが襲われるシーンは、目を背けたくなります(~_~;)

 

今回も前作同様ジェイソンが大暴れ!

どんな障害もものともせず、果敢に立ち向かう雄姿はまさに「全人類最強の男」を実感させてくれます。

 


映画サロン『バービー』:アップルリーズ 2023.8.13

Title

バービー

2023.8.11公開

アメリ映画

Staff

監督/グレタ・ガーヴィグ

製作/マーゴット・ロビー他

Cast

バービー:マーゴット・ロビー

ケン:ライアン・ゴズリング

グロリア:アメリカ・フェレ―ラ

変てこバービー:ケイト・マッキノン

アラン:マイケル・セラ

サーシャ:アリアナ・グリーンブラット

大統領バービー:イッサ・レイ

マテル社CEO:ウィル・フェレル

マテル社創始者:リー・パールマン

Story

世界的人気を誇る”バービー人形”がついにハリウッドで実写化されましたね!!

どんな女の子をも夢中にさせる「お人形」のバービーと言えば御幣がありますが、その魅力は計り知れませんよね。

 

女の子が大人になる過程に必須と思われる「ごっこ遊び」にはさまざまなアイテムがありますが、その筆頭がバービーかもしれません。

 

マーゴットが惚れこみ、映画化権を獲得したのも納得です💚

監督はグレタ・ガーヴィグ。

ピッタリの人選に、グレタファンの私は笑いが止まりません。

 

現代社会では「容姿(外見)で人を判断するのはNG」との見識も広まっていますが、可愛い、綺麗というのは人が持って生まれた自然な感覚ではないでしょうか?

そんな反発も乗り越え(^^♪、バービーが人間界に降臨しました!!

 

マーゴットの魅力がバービーに真実味を与え、ほぼバービーそのものとして具現化しています。

「有識者を標榜する人たちからの批評など、もう、どうでもいいわ!!」というぐらい私ははまりました。

 

 

毎日お気楽な『ピンクの世界/バービーランド』で暮らしている無数のバービーとケンたち。

ある日、マーゴット扮するバービーはふとした瞬間に何気なく「死」を意識します。

 

 

 

 

 

 

 

翌日から彼女の身に何かが起こります。高いヒールのせいで踵が生まれつき(^^♪上がっていたのに、朝起きたらぺったんこの足に変わっていたのです。

 

 

「いつもと何かが違う.…」

 

そんな変化に驚愕したバービーは、街はずれに住む「変わり者のバービー」に会いに行き、人間界に行かないと元には戻れないと言われます。

 

 

仕方なくバービーランドを出てめでたく人間界に行ったバービーとケンは、そこで思いがけない経験を積んでいくのですが、お気楽な気質は変わらないのがまた愛おしいですね💙💚

 

劣化した原因がバービーの元の持ち主だと判明し、彼女とその娘とともにバービーランドへと帰り着きますが、そこではそれまでと真逆なバービーランドが広がっていたのです( ;∀;)

 

ライアン・ゴズリングのケンもまた微笑ましかったですね(^^♪

楽しかったのでもう一度観にいきました。

 



映画サロン『リボルバー・リリー』:アップルリーズ 2023.8.13

Title

リボルバー・リリー

2023.8.11公開

日本映画

Staff

監督/行定勲

原作/長浦京

Cast

小曾根百合:綾瀬はるか

岩見良明:長谷川博己

細見慎太:羽村仁成

奈加:シシド・カフカ

琴子:古川琴音

南始:清水尋也

津山ヨーゼフ清親:ジェシー

平岡:佐藤二朗

植村:吹越満

Story

16歳という若さでスパイとなり、東アジア界隈で暗殺に手を染めた百合。

関東大震災に揺れた1924年という大正末期、東京の花街で静かに生きていました。

 

そんな彼女が再び元の稼業に戻らざるを得ない事件が勃発します。

ある富豪が何者かに襲撃され、命からがら生き延びた1人息子・慎太を助ける羽目になります。そこへ現れたのは、陸軍部隊でした。

 

慎太が亡き父から託された陸軍資金を奪還する使命を帯びた陸軍部隊に狙われたユリと慎太は、東京からの脱出に成功します。慎太の身辺を洗った末に出て来た事実は、ユリにとっても無縁なものではなかったことが判明していきます。

そこには、百合の過去が深くかかわっていたのでした。

 

綾瀬はるかのアクションシーンにはただただ圧倒されました(*'▽')

彼女がこれほどまでに身体能力が高かったことに唖然としたのです。切れ味鋭い動きは、並みいるアクションスター顔負けでした。

 

非情な仕事を平然とこなす冷酷ぶりにも、背筋がソクっとしました。でも、そうしなければ生き残れなかった環境を思うと、心を動かされます。

 


映画サロン『ゲキ×シネ「薔薇とサムライ2 海賊女王の帰還』:アップルリーズ 2023.8.8

Title

ゲキ×シネ「薔薇とサムライ2 海賊女王の帰還」

2023.8.4公開

日本映画

Staff

演出/いのうえひでのり

作/中島かずき

Cast

石川五右衛門:古田新太

クイーン・アンヌ:天海祐希

ロザリオ・イクシタニア:石田ニコル

ラウル・ド・ボスコーニュ:神尾楓珠

マリア・グランで女王:高田聖子

ケッペル・レンデス:栗根まこと

エリザベッタ・アミスタ内務大臣:森奈みはる

Story

天海祐希がクイーン・アンヌとして王国を収める元海賊を演じる痛快歴史アクション。

「劇団☆新感線」の劇団旗揚げ42周年記念として2022年に上演された作品がゲキ×シネとして上映されたものです。

 

17世紀初頭。コルドニア国の女王となったアンヌに降りかかる近隣諸国との諍いがもたらす混沌とした時代背景ですが、裏切りあり、麻薬ありの大活劇で楽しませてくれました。

 

やはり舞台映えする天海祐希ですよね!活き活きとした演技は彼女の真骨頂でもあります♬

美しさ、勇敢さどれをとっても唯一無二の圧倒的魅力を発揮しています(^-^)

 

ストーリーも二転三転して、ユーモアもたっぷりで、普段演劇にさほど縁のない方にも気楽に楽しめる作品でしょう。

 



映画サロン『トランスフォーマー/ビースト覚醒』:アップルリーズ 20238.5

Title

トランスフォーマー ビースト覚醒

2023.80.4公開

アメリ映画

Staff

監督/スティーブン・ケイプル・Jr.

製作/ドン・マーフィー、マイケル・ベイ他

Cast

ノア・ディアス:アンソニー・ラモス

エレーナ・ウォレス:ドミニク・フィッシュバーン

ブレアンナ・ディアス(ミセス・ディアス):ルナ・ローレン・ペレス

クリス・ディアス:ディーン・スコット・バスケス

リーク:トベ・ンウィーグウェ

Story

「トランスフォーマー」シリーズ7作目。

今作は、新3部作となる予定のようです💛

 

1994年、ニューヨーク・ブルックリンで生きるノアが南米まで旅をするという、成長物語としても面白い作品となっています。

 

サイバトロン星に帰る手立てを失っていたオートボットがついに地球から脱出する手段として、時空の扉を開き、自由な移動を可能にする「トランスワープキー」を見つけます。

 

ユニクロンに襲撃され、間一髪で地球に降り立ったビースト戦士・オプティマスプライマルが仲間を招集した際にノアと接触。動物から変形した仲間のビーストたちも多数登場し、彩りを添えています。

 

ノアは彼らの期待に応えようと、オプティマスたちのである巨大トランスフォーマー・ユニクロン配下のテラーコンたちとキーの争奪戦を繰り広げることになります。

また、かつてユニクロンに自分たちの星/マクシマル星を破壊されたビーストたちが復讐へと立ち上がります。

 

元軍人で電子機器専門家であるノアは現在は就職活動中の身。期待していた面接もフイになり、落ち込むばかりです。悪友のリークと組み、高級車(ポルシェ)の盗難に手を染めます。

 

その頃、博物館でアシスタントとして勤務している遺物調査員のエレーナは、博物館に持ち込まれたマクシマルのエンブレムがついたハヤブサの像に遭遇します。興味を持ったエレーナの機転で、中に入っていた「トランスワープキー」を発見。

 

「トランスワープキー」が像の外に出たことで持ち前の協力なエネルギーを発します。オプティマスプライムがそれに気づき、地球に潜伏しているオートボットたちを招集したのでした。

 


映画サロン『コンサート・フォー・ジョージ』:アップルリーズ 2023.8.2

Title

コンサート・フォー・ジョージ

2023.7.28公開

アメリ映画

Staff

監督/デビッド・リーランド

製作/レイ・クーパー他

Cast

エリック・クラプトン

ポール・マッカートニー

トム・ペティ

ジェフ・リン

リンゴ・スター

ジョー・ブラウン

ジュールズ・ホランド

ビリー・プレストン

トム・ハンクス

Story

偉大なジョージ・ハリスンがこの世を去った翌年、2002年11月29日のロンドン=ロイヤル・アルバートホールで、彼の親友であるエリック・クラプトンによって開催された特別なコンサート。

 

名だたるミュージシャンが出演し、ジョージの類まれなる功績を称えました。

 

ジョージの長男のダニーもその初々しい演奏を見せてくれています(^^♪

 

オープニングでダニーを観た時「ジョージがいる!」と思ったほど激似でした!!

最後までダニーの姿を目で追いかけていました。それほど亡きジョージの面影の行き写しだったのです💚

 

残念ながら、イギリスの音楽市場には疎いため、知っているミュージシャンはほとんどいませんでしたが、代わりに(^-^)トム・ハンクス、ポール、リンゴといった有名なスターの登場に感動を与えられました。

 

私の知らないジョージの軌跡が語られ、とても有意義なライブ中継でした。

 



映画サロン『裸足になって』:アップルリーズ 2023.7.30

Title

裸足になって

2023.7.21

フランス・アルジェリア合作

Staff

監督/ムニア・メドゥール

製作/ザビエ・ジャン他

Cast

フーリア:リナ・クードリ

サブリナ:ラシダ・ブラクニ

ハリマ:ナディア・カシ

ソニア:アミラ・イルダ・ドゥアウダ

アメル:メリエム・ムジカネ

サナ:ザーラ・ドゥモンディ

ナスラ:サラ・グエンドゥス

Story

北アフリカ。

内戦後のイスラム国家のアルジェリアで生きる少女たちの不安定な生活と、夢の実現への葛藤が涙を誘います。

 

バレエダンサーとして嘱望されたフーリアには裏の顔がありました。大金を掴むために闇のかけ事に関わっていたのです。

 

大金を掴んだ夜、後をつけた男に怪我を負わされ、リハビリ生活を余儀なくされます。

 

その施設で出会った何人かの女性との触れ合いがフーリアに今までと違った生き方を教えてくれるのでした。

 

一方、ダンサーになる夢を叶えようと密告を試みた親友が悲惨な末路を遂げてしまい、フーリアの心に新しい傷を刻みます。

 

自由のない国で生きる恐ろしさを知らされ、哀しい気持ちになりました。

 



映画サロン『イノセンツ』:アップルリーズ 2023.7.30

Title

イノセンツ

2023.7.28公開

ノルウェー・デンマーク・フィンランド・スウェーデン合作

Staff

監督/エスキル・フォクト

製作/マリア・エケルホフド

Cast

イーダ:ラーケル・レノーラ・フレットゥム

アナ:アルバ・ブリンスモ・ラームスタ

アイシャ:ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム

ベン:サム・アシュラフ

アンリエッタ:エレン・ドリト・ピーターセン

ニルス:モーテン・シュバルトベイト

Story

北欧の国からの新たなるサイキック・スリラーの登場です。

 

北欧と言えば、2008年「ぼくのエリ 200歳の少女」、2009年「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」、2018年「ボーダー  二つの世界」等、独特の不気味感が特徴的ですが、今作はそれとはまた違った「異次元の不可解さ」と言えるのではないでしょうか?

 

ノルウェー郊外団地内で起こる、少年・少女の思春期という難しい時期を背景に、「超能力」のような力を身に付けた彼らを取巻く大人の知らない世界は、驚愕さえも感じさせます。

 

人を自分の意志で自由に動かせるというのはなんとも恐ろしい「技」だと思います。それが生命の危険を誘うものであればなおさらですね。もう立派な犯罪です。

 

障害のある姉・アナを持つイーダが、退屈しのぎに始めた数人の友だちとの遊びが、パワーアップを呼び、なんの関係もない人を犠牲にしてしまいます。仲良くなった1人の男の子が念力でモノを動かせるようになり、それとはちょっと違いますが、近所の心優しい女の子がアナと心を通わせる場面は胸が熱くなるシーンが出てきます。

これもある意味「超能力」に近いでしょう。

 

また、とても愛想がいいとは言えないイーダがアナをつねったり、無視したりといった思いやりのない行動には、悲しみさえ感じました。

 

親の不干渉が悲劇を生むこともあり得る教訓となる作品かもしれませんね"(-""-)"

 


映画サロン『キングダム 運命の炎』:アップルリーズ 2023.7.29

Title

キングダム 運命の炎

2023.7.28公開

日本映画

Staff

監督/佐藤信介

原作/原泰久

Cast

信(しん):山崎賢人

えい政(えいせい):吉沢亮

河了貂(かりょうてん):橋本環奈

羌かい(きょうかい):清野菜名

壁(へき):満島真之介

尾平(びへい):岡山天音

尾到(尾藤):三浦貴大

紫夏(しか):杏

万極(まんごく):山田祐希

昌文君(しょうぶんくん):高嶋政宏

騰氏(しし):加藤雅也

千央(かんおう):高橋光臣

Story

大ヒットシリーズの第3作。

中華統一を目指す、えい政の前日譚が明かされます。どうしてもそれを成し遂げなければならない運命をあらためて示唆します。

 

満を持して隣国・趙の軍隊が秦への攻撃を仕掛けてくるのですが、迎え撃つ総大将に一番頼りになると思われる伝説の大将軍である王騎(おうき)を据えます。

家臣からは反対の声も上がりますが、この有事には彼の他に人材はあり得ない、とえい政は断行するのでした。

 

王騎が考え抜いた作戦に欠かせない存在がこれまでも武勲を上げ続けてきた信でした。

 

100人からなる集団(兵)の隊長に任命された信には、「飛兵隊(ひへいたい)」という部隊名が与えられます。

 

彼らの任務は、正規軍の側面をカバーし、敵軍の「総大将」を仕留めることでした。

 

一見無謀に想える危険な作戦ですが、切り込み隊長として信が活路を見出し、味方軍の大きな力になります。

 

余裕たっぷりの王騎の采配ぶりがとても印象的でした!

こんな絶対的な将軍が味方にいることは、どんな戦いの場であっても勝利を確信できる大きな要素だなと感じました(^^♪

 

今回も信と仲間たちが不可能を可能にする働きをしますので、ぜひ劇場で確認してくださいね💚

 



映画サロン『バイオハザード デスアイランド』:アップルリーズ 2023.7.26

Title

バイオハザード デスアイランド

2023.7.7公開

日本映画

Staff

監督/羽住英一郎

原作/カプコン

Cast

レオン・ケネディ:マシュー・マーサ―

クリス・レッドフィールド:ケビン・ドーマン

ジル・バレンタイン:ニコール・トンプキンス

クレア・レッドフィールド:ステファニー・バニセロ

レベッカ・チェンバース:エリン・ケイヒル

ディラン:ダマン・ミルズ

Story

世界的権威のアントニオ・テイラーが武装集団に拉致され、彼を取り戻すべく行動を開始した「DSO」エージェントのレオン。

 

彼と運命を共にするのは、対バイオテロ部隊「BSAA」のクリス&ジル。そして大学教授のレベッカ。

 

サンフランシスコで発生したゾンビ事件を追うと、アルカトラズ島の刑務所でのウイルス感染が浮上します。

 

その謎を解くためにアルカトラズ島へ乗り込むジルたち一行を待ち受けていたのは、身の毛もよだつゾンビとの格闘でした。

そして、その背後にいたのは、ある人物。

彼の心にわだかまっていた秘密が解き明かされた時に、本当の戦いが始まったのでした。

 

CG映画は初めて観ましたが、とても精巧に作られており、その魅力にはまりました💚💛💙

人物描写がきっちりと描かれており、その出来栄えには感嘆するしかありませんね。これからこのようなシステム構築が進んでいくのでしょうか?

 

現在ハリウッドではこのような『AI』を使用しての映画・ドラマなどの製作が関係者・俳優たちに不利益をもたらす不安も含めてストライキが続いています。

映画製作側の要求が理解されることを願いたいですね(^-^)

 

 

 

 

劇場で観客プレゼントを頂きました。

とても使い勝手の良いパスケースです(^^♪

毎日愛用しています💚💛💙



映画サロン『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』:アップルリーズ 2023.7.22

Title

ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE

2023.7.21公開

アメリカ映画

Staff

監督/クリストファー・マッカリー

製作/トム・クルーズ

Cast

イーサン・ハント:トム・クルーズ

グレース:ヘイリー・アトウェル

ルーサー・スティッケル:ビング・レイムス

ベンジー・ダン:サイモン・ペッグ

イルサ・ファウスト:レベッカ・ファーガソン

ホワイト・ウィドウ:バネッサ・カービー

ガブリエル:イーサイ・モラレス

パリス:ポム・クレメンティエフ

ユージー・キットリッジ:ヘンリー・ツェーニー

Story

「ミッションインポッシブル」シリーズ第7弾。

世界を揺るがす新兵器が闇で取引されるのを阻止する使命を帯びたイーサンと仲間たちが、終わりのない闘いに挑みます。

 

今回は砂漠のシーンから始まります。そこにはイルサの基地があり、傭兵たちに急襲されます。イーサンも駆けつけ危機を脱した彼らに、ミッションはさらなる苛烈な試練を用意していたのでした。

 

そして、姿を現したのは、不気味な「AIシステム」。

形があってないようなこの挑戦者に、我々人類の運命が握られていることが判明します。

 

「機械」に世界が破壊されようとしているのを知ったイーサンたちにできることは、その「機械」を逆に破壊、もしくは利用すること。

 

そこにたどり着くための『鍵』は文字通りの「鍵」。

 

ふたつの十字架型の「鍵」を組み合わせることで「AIシステム」に近づけるのです。

 

「鍵」を巡って闇の世界の実力者たちが暗躍する喧騒を乗り越えることができるのでしょうか?

 



映画サロン『METライブビューイング 2022-23 モーツァルト<魔笛>』:アップルリーズ 2023.7.16

Title

METライブビューイング2022-23

モーツァルト<魔笛>

2023.7.14公開

アメリ映画

Staff

指揮/ナタリー・シュトゥッツマン

演出/サイモン・マクバーニー

Cast

パミーナ:エリン・モーリー

タミーノ:ローレンス・ブラウンリー

パパゲーノ:トーマス・オーリマンス

夜の女王:キャスリン・ルイック

ザラストロ:スティーブン・ミリング

Story

世界中で有名なモーツァルトの「魔笛」がニューヨークのメトロポリタン歌劇場「MET」で上演されたのを映画化した作品。

 

タミーノという誠実な王子が、捕らわれの身のパミーナを救い出そうと奮闘する物語。

 

そこにいたずら者のパパゲーノが加わり、奇想天外な冒険に出会い、試練を克服していく姿が描かれます。

 

彼らを阻むのは「夜の女王」と呼ばれるパミーナの母親。これが圧倒的な力で娘パミーナの人生を縛り付けていたのでした。

 

母親に従順なパミーナが、ザラストロという悪の権力者に連れ去られたという作り話を真に受けたタミーノは勇気を出してザラストロに近づいていきます。

 

しかし、ザラストロの真実の姿を見たタミーノとパミーナの運命は、「夜の女王」の思惑とは逆の世界へと導かれるのでした。

 

モーツァルトの軽快な音楽と、「夜の女王」の圧巻のアリアには鳥肌が立ちました(^-^)

何度聴いても感動しますね。

 


映画サロン『ヴァチカンのエクソシスト』:アップルリーズ 2023.7.16

Title

ヴァチカンのエクソシスト

2023.7.14公開

アメリカ・イギリス・スペイン合作

Staff

監督/ジュリアス・エイバリー

製作/ダグ・ベルグラッド他

Cast

ガブリエーレ・アモルト神父:ラッセル・クロウ

トマース・エスキベル神父:ダニエル・ゾバット

ジュリア:アレックス・エッソ―

教皇:フランコ・ネロ

ヘンリー:ピーター・デソウザ=フェオニー

エイミー:ローレル・マースデン

ルムンバ司教:コーネル・ジョン

サリバン枢機卿:ライアン・オグレイディ

Story

ヴァチカンに実在したエクソシストを描いた作品。

常識では受け入れがたい『魔の世界』が恐怖をかきたてます。

 

1987年。アモルト神父がローマ教皇からの依頼で赴いた先には、悪魔に憑りつかれたという少年がいました。

 

一見普通に見える少年の本性を目の当たりにしたアモルト神父は、村に在住するトマース神父とともに悪魔退治に乗り出します。

 

アモルト神父の秘めた過去を暴露する恐ろしい形相の少年を救うためにも、彼は真実を知る必要に迫られ、現地のサン・セバスチャン修道院に隠された歴史を紐解いていきます。

 

そこには、中世ヨーロッパの残酷な黒歴史が関係していたのです。

ローマカトリック教会による異端者への過酷極まる行為であった宗教裁判の結果につながるものでした。

 

映画でエクソシストものが発表されたのは、1973年「エクソシスト」でした。

この作品は全世界で大変な評判を呼びます。ホラー分野を確立したものと言えるかもしれません。

 

目を疑うような『憑依』という「現象」に驚愕した観客は少なくなかったと思います。

その凄惨な画面に、直視できない人もいたのではないでしょうか?

 

エクソシストものはその後も公開され続けてきましたが、ついにラッセル・クロウ登場となり、その現実味と厚みが加わった感があります。

 



映画サロン『君たちはどう生きるか』:アップルリーズ 2023.7.15

Title

君たちはどう生きるか

2023.7.14公開

日本映画

Staff

監督/宮崎駿

原作/宮崎駿

Cast

眞人(まひと):山時聡真

青サギ/サギ男:菅田将暉

キリコ:柴咲コウ

ヒミ:あいみょん

夏子:木村佳乃

勝一:木村拓哉

いずみ:竹下景子

うたこ:風吹ジュン

えりこ:阿川佐和子

Story

第二次世界大戦さなかに空襲で母を失い、父の再婚相手で、新しい母となる女性・夏子(おば)が迎えるお屋敷で暮らすことになった眞人は、地元の学校に転校することになります。

 

都会から来た眞人がすんなりクラスに受け入れられるはずもなく、やがて不登校へと陥ります。

 

そんな眞人に近づいてきたのは、青サギでした。眞人を助けるでもなく、敵になるでもない不思議な存在の青サギは、眞人を未知の世界へと誘いだします。

 

敷地内にある廃墟で、眞人が経験する摩訶不思議な冒険の旅は、観るものをこの世ではない「どこか」の空間に放り込み、混とんとした魔界の存在さえも見せてくれるかのようでした。

 

タイトルの「君たちはどう生きるか」の意味は最後まで分からないままで、「宮崎駿は何を伝えたかったのか?」という疑問は置き去りにされた感覚をいまも引きずっています(^-^)

 

まあ、受け取り方は「人それぞれ」ですよね💙

 


映画サロン『交換ウソ日記』:アップルリーズ 2023.7.10

Title

交換ウソ日記

2023.7.7公開

日本映画

Staff

監督/竹村謙太郎

原作/櫻いいよ

Cast

瀬戸山潤:高橋文哉

黒田希美:桜田ひより

松本江里乃:茅島みずき

米田晴人:曽田陵介

林優子:斎藤なぎさ

矢野大翔:板垣端生

Story

自己主張をしないような内気な女子が、思いがけないラブレターを手にしたことで巻き起こる学園ドラマ。

 

学園で人気を誇る瀬戸山潤が置いた移動教室の机の中の手紙を手にした希美は、とまどいながらも有頂天になってしまいます。

 

はたして自分宛ての手紙なのかと迷いますが、憧れの男子からのラブレターを無視できない女の子の心情をよく表していますね。

 

ドキドキしながら手紙の返事を書き、人目を忍んで潤の靴箱に入れます。潤からの返信を自分が昼休みに担当している放送部のドアに設置しているアンケート箱に入れてもらい、誰にも知られることなく秘密の文通が始まります。

 

有頂天になってまもなく、潤のラブレターの相手が親友の松本江里乃宛てだったことが判明。苦悶しながらも言い出せない希美は、そのまま交換日記を続けてしまうのですが…。

 

そもそも、移動教室というと、いつも同じ生徒が座るとは限らないという前提はどうなのか?という疑問を抱きつつ、2人の恋の行方を見守りました(^-^)

 

好きな相手にウソをつき続ける苦しさは十分に伝わってきましたが、潤がふとした時に感じる「自分は誰を相手にしているのか?」という疑いを見せるようになると、こちらまでドキドキしてしまいました。

ウソがバレたら希美の失恋は確定的ですよね。希美の無謀さと無思慮には驚かされっぱなしでした"(-""-)"

 


映画サロン『インディ・ジョーンズ 運命のダイヤル』アップルリーズ 2023.7.1

Title

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル

2023.6.30公開

アメリ映画

Staff

監督/ジェームズ・マンゴールド

製作/キャスリーン・ケネディ他

Cast

インディ・ジョーンズ:ハリソン・フォード

ヘレナ:フィービー・ウォーラー=ブリッジ

レオナルド:アントニオ・バンデラス

サラー:ジョン・リス=デイビス

バジル:トビー・ジョーンズ

クレーバー:ボイド・ホルブルック

テディ:イーサン・イシドール

フォラー:マッツ・ミケルセン

メイソン:シャウネット・レネー・ウィルソン

Story

第二次世界大戦末期。

インディと旧友の考古学者バジルが死守しようとしていた秘宝「運命のダイヤル」を巡って、ナチ党員で科学者のフォラーとの熾烈な争いがありました。

 

そして、1969年現代。

引退を目の前にしたインディの前に、かつての友バジルのひとり娘ヘレナが現れ、再び「運命のダイヤル」を巡る計画を持ちかけます。

 

しかし、彼女は何かを隠していて、計画の全貌を露わにせず、インディを翻弄します。

ヘレナの後を追ってモロッコに行き、彼女が危険な立場にあることを知ります。

 

さらに、かつてインディとバジルに奪われた「アンティキティラのダイヤル」という歴史的遺物を取り戻そうとするフォラーが絡み、時空を超えた戦いに発展していくのです。

 

ヒトラーと、ナチスの栄光を引きずるフォラーとその一味の執念に驚かされますが、世界を牛耳るという究極の『誘惑』は、いつの時代にも連綿と引き継がれる悪夢と言えそうですね(^-^)

 



映画サロン『エリック・クラプトン アクロス24ナイツ』アップルリーズ 2023.6.28

Title

エリック・クラプトン アクロス24ナイツ

2023.6.9公開

イギリス映画

Staff

監督/デビッド・バーナード

製作/ピーター・ワーズリー

Cast

エリック・クラプトン

マイケル・ケイメン

フィル・コリンズ

アルバート・コリンズ

バディ・ガイ

Story

エリック・クラプトンのロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでの複数回に及ぶライブ演奏を元にしたスクリーン上映作品。

 

エリック・クラプトンと言えば、ザ・ビートルズのジョージ・ハリスンの友人という印象が強かったのですが、彼独自の活動は多岐に渡り、音楽シーンにおいて多大な貢献をしていたのだと改めて実感しました。

 

クラプトンはギターというイメージですが、ボーカルもこなすマルチアーティストだったんですね。

音楽家としての彼の守備範囲の広さは、本作への出演者たちの顔ぶれで分かります。

 

彼を支えてきたミュージシャンたちの息吹をじかに感じられるライブこそがクラプトンの集大成と言えるのではないでしょうか?

 

「コカイン」という歌にはさすがにヒヤッとしましたが、時代の返還を感じさせられました(^-^)

 

彼は日本での公演回数も100を超えるとか・・・

海外アーティストとしては異例の公演数だと思いますが、それだけ日本のファンが多いという証なのでしょうね。これほどまでに日本を愛してくれるクラプトンをこれからも応援したいと思います。

 


映画サロン『アシスタント』アップルリーズ 2023.6.25

Title

アシスタント

2023.6.16公開

アメリカ軍

Staff

監督/キティ・グリーン

製作/キディ・グリーン他

Cast

ジェーン:ジュリア・ガーナー

ウィルコック:マシュー・マクファディン

ルビー:マッケンジー・リー

シエナ:クリスティン・フロセス

男性アシスタント:ジョン・オルシーニ

男性アシスタント:ノア・ロビンズ

Story

大手のエンターテインメント会社でジュニア・アシスタントとして多忙を極めるジェーンの成長物語。

 

映画プロデューサー希望のジェーンは、早朝から深夜に至ることもあるジュニア・アシスタントという激務を通して人生を見つめる機会を与えられます。

 

誰よりも早く出社し、時には夜遅くまで仕事をこなすこともある自分の置かれた立場に疑問を持つ瞬間が訪れた時に、ジェーンの心によぎった「落とし穴」の正体とは?

 

会長からの無理難題を処理し、社内で発生する事案に対処し、息をつく間もなく雑用?をこなすジェーンのある1日を追う本作は、良くも悪くも、それぞれの観客の新人の頃を思い出させるのではないでしょうか?

 

日々、不満を抱きながらも「アシスタント」という職を全うしようと頑張るジェーンのふとした心の「揺らぎ」には共感を感じる方も多いと感じます。

 

彼女が会長への疑念を訴えに行った課で言われた容赦ないひと言が、ジェーンの胸に突き刺さるのでした。

 

この上司をマシュー・マクファディンが演じています。彼の出演作を観るのは本当に久しぶりです!!

彼の登場がこの作品に真実味と品格を添えてくれていますね(^-^)

 



映画サロン『遺灰は語る』アップルリーズ 2023.6.25

Title

遺灰は語る

2023.6.23公開

イタリア映画

Staff

監督/パオロ・タビアーニ

製作/ドナテッラ・パレルモ

Cast

シチリア島アグリジェント市特使:ファブリツィオ・ファラカーネ

バスティアネッド:マッテオ・ビッティルーティ

ビランデッロ(声):ロベルト・ヘルリッカ

Story

1934年にノーベル文学賞を受賞したルイジ・ピランデッロという実在の作家の「私の遺灰は故郷のシチリアに」という遺言を忠実に守り通そうとする特使と、ギリシャ壺に入れられた遺灰の波乱の旅を時にユーモラスに語ります。

 

イタリアの独裁者ムッソリーニ失墜により、晴れてローマから故郷シチリアへと向かう作家の遺灰のたどる運命が、人間臭さとともに左右される様がおもしろおかしく描写され、時には笑いと涙を誘います。

 

特使による厳粛な行事であるにも関わらず、ようやくこぎつけたアメリカ軍の戦闘機から搭乗拒否される、列車内で行方不明になるなどの苦難を乗り越え、晴れて故郷シチリアへとたどりつけば、教会関係者からの拒否に遭遇するなど、数奇な運命をたどります( ;∀;)

 

モノクロの世界を上手く生かした演出が光りますね。

戦後の混乱が反映されたドタバタな悲喜劇が、ノスタルジーを誘います。「こんなこともあったんだな」との郷愁ですね。

 

「遺灰」という厳粛な対象にもかかわらず、人々の様々な思惑が絡みあったノーベル賞作家の安住の地を求める「里帰り」の顛末をぜひご覧ください。

 


映画サロン『カード・カウンター』アップルリーズ 2023.6.25

Title

カード・カウンター

2023.6.16公開

アメリカ・イギリス・中国・スウェーデン合作

Staff

監督/ポール・シュレイダー

製作/パクストン・ポープ他

Cast

ウィリアム・ティリッチ:オスカー・アイザック

ラ・リンダ:ティファニー・ハディッシュ

カーク:タイ・シェリダン

ジョン・ゴード:ウィレム・デフォー

ミスター・USA:アレクサンダー・ババラ

Story

カジノでカードのギャンブルをして生計を立てている元軍人のウィリアム。

こんな世界があるのですね~!

 

ある特殊作戦での失策のため服役した彼は、そこで覚えたカードを使ったゲームで生きる道を選びます。

頭の回転の速さ、度胸、運などが試される危険な世界。

闇に包まれたダークな稼ぎ方とも言えるでしょう。

 

そんなウィリアムにツキ?が回ってきます。ギャンブル・ブローカーのラ・リンダとの出会いで運命が大きく好転していくのです。

 

同時に、カークという青年とコンビを組むことで、さらなる可能性までもが開かれていくのでした。

 

それにしてもこの世界、いろんな大会( ;∀;)が開かれるのですね。初めて知りました。面白そうだけど、恐そうでもありますね。

 

本作ではオスカー・アイザックのダークな魅力が炸裂しています。ヒーローものとはちょっと違った「裏の顏」的な新しい側面を堪能できます。

 



映画サロン『逃げきれた夢』アップルリーズ 2023.6.25

Title

逃げきれた夢

2023.6.9公開

日本映画

Staff

監督/二ノ宮隆太郎

製作総指揮/木下直哉

Cast

末永周平:光石研

平賀南:吉本実憂

末永由真:工藤遥

佐藤悦子:杏花

岡本麗

末永彰子:坂井真紀

石田:松重豊

光石の父:光石禎弘

Story

定時制高校の教頭を勤める定年まじかの周平・59歳。人生の晩年を迎えつつある彼の心理を描きます。

 

もの忘れが出てきた周平はよく行く食堂での支払いを忘れて店を出てしまい、後を追いかけて来た元教え子の南に自分の現実をそっと明かしますが、肝心の支払いすらせずにその場を立ち去ります( ;∀;)

 

私も思わず「えっ?謝っても結局支払いなし!?」となりましたが、画面の周平は当然のようにスタスタ歩き去るのでした・・・

 

高校での教師としての仕事もあまりなく、降車の裏で女生徒が踏み消したタバコの吸い殻をほうきと塵取りで後始末するぐらい。それでも、この辺りに周平の人柄の良さが滲み出ていますね♪♪

 

教頭ともなれば、担任を持つ必要もなくなるんですよね。生徒たちとの心のすれ違いも日常的に起こるだろうとも思います。

 

時々施設に入っている父親を訪問して、「ひと時」の親子の振れあい(^^)/を楽しもうとするのですが、父はじっと前を向いて車椅子に座っているだけ・・・

独り語りが哀しすぎます(~_~;)

 

妻と娘からも無視された存在で、彼のことを真剣に考えてくれる人はいないようですが、実は1人だけいました!

旧友の石田という、自転車屋を営む店主でした。

本音を言い合える仲っていいですね💚心がほっこりしました。

 

「年をとる」ことの恐怖・諦念・わびしさなど、人が避けて通れない現実を突きつけられた思いがしました。

この作品は北九州市を舞台にしていますが、周平役の光石さんのお父さんが父親役で出ているそうです(^^)/

 

この「逃げきれた夢」というタイトルの意味がどうしても分かりません・・・

「実態があるのかないのかわからない”夢”が周平から逃げきれたのか?」。果ては「周平が”夢”を追いかける義務から逃げきれたのか?」。さて、どっちでしょうか?

 

とても身につまされる映画でした。

 


映画サロン『青いカフタンの仕立て屋』:アップルリーズ 2023.6.24

Title

青いカフタンの仕立て屋

2023.6.16公開

フランス・モロッコ・ベルギー・デンマーク合作

Staff

監督/マリヤム・トゥザニ

製作/ナビール・アユーシュ

Cast

ミナ:ルブナ・アザバル

ハリム:サーレフ・バクリ

ユーセフ:アイユーブ・ミシウィ

Story

25年間共にカフタン作りに情熱を捧げてきた実直な夫婦の愛の絆の物語。

 

手仕事で高級なカフタンを受注してきたハリムとミナの店に、見習いのユーセフが勤務することになりました。ユーセフの腕は確かなようで、店の将来性も見通しが立つような活気も生まれてきますが、ユーセフには影が見られました。

 

子どもがいない夫婦の日常は何事もなく過ぎていくように感じられ、そこには静謐な空気さえ漂っています。そこに生じた新たな違和感。

はたしてそれは何を意味し、何をもたらすのか?

 

高飛車な要求を突きつける顧客にも泰然と自分の店の手作りを守り通すミナは、不治の病に侵されていました。確実に迫りくる死期を前に、夫に残せるものは何かをミナは自分に問いかけます。

 

店が閉まってからハリムが通う浴場。ここに夫婦の秘密がありました。自分を偽って行きてきたハリムもまた、本当の自分との葛藤を正面から見つめ直す時が来たことを悟るのです・・・

 

私たち日本人にはなじみの薄いカフタンですが、その優雅さには感嘆の声さえ聞こえてきそうですね(^-^)

女性なら一度は着てみたい夢の衣装なのかもしれません。

 



映画サロン『大名倒産』:アップルリーズ 2023.6.24

Title

大名倒産

2023.6.23公開

日本映画

Staff

監督/前田哲

原作/浅田次郎

Cast

松平小四郎:神木隆之介

さよ:杉咲花

一狐斎:佐藤浩市

磯貝平八郎:浅野忠信

松平新次郎:松山ケンイチ

間垣作兵衛:小日向文世

橋爪佐平次:小手伸也

松平喜三郎:桜田通

間垣なつ:宮崎あおい

タツ:キムラ緑子

Story

江戸時代には「参勤交代」という大きな行事があったことを学校でも習ったと思います(^-^)

そんな時代のお話が映画になりました!

 

越後・丹生山藩在住の平凡な間垣小四郎が徳川家由来の丹生山藩主の世継ぎだと判明してしまいます。

 

ある事情で母と共に連れられ、藩に繋がりを持つある男性のもとで実子として育てられていたのでした。

 

実父の一狐斎が引退することで藩主の役割が回ってきてしまったという唐突なもの。まさかこんなことが実際に起こるとは思えませんが、面白い設定だと思いませんか?(^-^)

 

養父の間垣作兵衛は、鮭の加工を通して商いをしており、地元の名産となっているほどの腕の良い職人です。親子で行商に励んでいた小四郎の運命が大きく動くことになります。

 

城に上がり、愚直に使命を全うしようと奮闘する小四郎の強い味方は、小四郎の幼馴染のさよでした。男勝りのさよはなにかと小四郎を助けてくれ、数々の危機も共に乗り越えてくれる力強い相棒なのです。

 

一狐斎は藩主という責務を小四郎に押し付け、別邸で優雅な隠居暮らし。しかも、なにやら陰謀めいた行動さえ見られます。

彼の考えは「大名倒産」という想像を超えた「名案(迷案?)」でした。

藩が抱えた巨大な借金を棒引きにするにはこの方法しかないそうで、小四郎はまんまとワナにはめられたということでしょうね。

 

「起死回生」とは言い難い迷走を通して、小四郎の藩再生の苦難の道が始まります。根が優しく働き者なので、苦境にあってもそれほどの悲壮感もなく、臣下の者たちと協力していく、知恵が詰まった作品でした。

 


映画サロン『探偵マーロウ』:アップルリーズ 2023.6.17

Title

探偵マーロウ

2023.6.16公開

アメリカ・アイルランド・フランス合作

Staff

監督/ニール・ジョーダン

製作/アラン・モロニー他

Cast

フィリップ・マーロウ:リーアム・ニーソン

クレア・キャヴェンディッシュ:ダイアン・クルーガー

ドロシー・クインキャノン:ジェシカ・ラング

セドリック:アドウェール・アキノエ=アグバエ

Story

レイモンド・チャンドラーが確立した探偵小説の主人公マーロウが活躍するサスペンス映画。

 

強面の探偵マーロウを訪ねて来たのは、謎めいた美貌の女性。クレアと名乗り、奇妙な依頼をします。

 

恋人のニコの行方を探してほしいというものでしたが、彼は正式には死亡していることが判明します。

仕事はこれで終わり、と思っていたら、その先にはきな臭い陰謀が見え隠れしていました。

 

はたしてニコとは何者だったのか?

ニコとクレアが出会ったコルバタクラブが絡むことを探り出したマーロウの身にも危険が迫ります。

 

死んだはずのニコをメキシコで見たというクレアの証言にも信憑性がなく、ニコの妹のリンまでもが殺害されてしまいます。

 

深まる謎にどっぷりと浸かったマーロウを、コルバタクラブで行われていた麻薬取引の組織が魔の手を延ばしてきます。

 

リーアムの存在が際立つ役柄で、彼のシリーズものになっていくような希望が持てる作品かもしれませんね。

 



映画サロン『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーパース』:アップルリーズ 2023.6.17

Title

スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーパース

2023.6.16公開

アメリカ映画

Staff

監督/ホアキン・ドス・サントス他

製作/アビ・アラド他

Cast

マイルス・モラレス/スパイダーマン:声シャメイク・ムーア

グウェイン・ステイシー/スパイダー・グウェイン:声ヘイリー・スタインフェルド

ピーター・B・パーカー:声ジェイク・ジョンソン

ジェファーソン・デイヴィス:声ブライアン・タイリー・ヘンリー

リオ・モラレス:声ルナ・ローレン・ベレス

ジョージ・ステイシー:声シェー・ウィガム

Story

2019年公開の「スパイダーマン:スパイダーパース」の続編アニメーション映画。

 

アース1610の世界でスパイダーマンとして生きるマイルス・モラレスは、アース65の世界で生きるグウェイン・ステーシーと行動を共にしてきた仲間でした。

アース1610の粒子加速器の事故を受け、グウェインが帰りついたのは、アース65。

自分の世界で生きるグウェインは次々に現れるヴィランとの戦いでピーター殺害の建議がかかってしまいます。

 

しかも自分を追っているのは父である警察署長なのでした。複雑な気持ちを引きずるグウェインはガールズ・バンド加入を考えますが、集中できずにやめてしまいます。

自分の活躍の場はやはり愛する地球を守るという使命を全うすることだと気づいたグウェインは、多次元の集まり「スパイダー・ソサエティ」のメンバーとして再び立ち上がります。

 

目まぐるしく変わるカラフルなシーンにクラクラしましたが、それなりに刺激を与えてくれました!

 


映画サロン『ザ・フラッシュ』:アップルリーズ 2023.6.17

Title

ザ・フラッシュ

2023.6.16公開

アメリカ映画

Staff

監督/アンディ・ムスキエティ

製作/バーバラ・ムシキエティ他

Cast

フラッシュ/バリー・アレン:エズラ・ミラー

スーパーガール/カーラ・ゾー=エル:サッシャ・カジェ

ゾッド将軍:マイケル・シャノン

ヘンリー・アレン:ロン・リビングストン

ノラ・アレン:マリベル・ベルドゥ

アイリス・ウェスト:カーシー・クレモンズ

ファオラ=ウル:アンチュ・トラウェ

バットマン/ブルース・ウェイン:マイケル・キートン

パットマン/ブルース・ウェイン:ベン・アフレック

Story

「ジャスティス・リーズ」のフラッシュが独自の世界で活躍する雄姿が観られます。

 

無類のスピードを誇るフラッシュ/バリーが過去に戻り、両親との絆を取り戻そうと決意。

 

時空を超えてたどりついたそこでは、もう1人のバリーが安穏と暮らしていました。

久々に接した明るい母や優しい父に囲まれた生活に憧れつつも、滅んでいたはずの悪人ゾッド将軍が地球を危機に陥れようと画策していたことを知ります。

 

そして、もうひとりの自分と協力してゾッド将軍と戦う決意をします。

 

※スーパーマン・スーパーガールも登場して賑やかな闘争が楽しめます!!

 

エズラ・ミラーの魅力にはまりました💙

「少年は残酷な弓を射る」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズでのエズラしか記憶にない私でしたが、フラッシュ/バリーを通して彼のコミカルさを実感できた作品でした(^-^)

 



映画サロン『テノール 人生はハーモニー』:アップルリーズ 2023.6.15

Title

テノール! 人生はハーモニー

2023.6.9公開

フランス映画

Staff

監督/クロード・ジディ・Jr.

製作/ラファエル・ベノリエル他

Cast

マリー・ロワゾー:ミシェル・ラロック

アントワーヌ・ゼルカウィ:MB14

ディディエ:ギョーム・ディエム

サミア:マエバ・エル・アロウシ

エリオ:サミール・デカザ

ジョセフィーヌ:マリー・ラビニエール

ピエール:ステファン・デバク

ロベルト・アラーニャ:本人

Story

ラップに入れ込むアントワーヌがアルバイト先の寿司店の仕事で、オペラ座ガルニエ宮へ配達をしに行きます。

 

そこで出会った音楽教師マリーに声をかけられて、音楽レッスンを受けることになりました。

 

アントワーヌには熱血の兄がいました。彼はボクシングで自分の実力を誇示しています。

アントワーヌもラッパー同士のバトルに情熱をぶつけて兄弟仲良く暮らしていました。

 

近所には仲間も大勢いて、それなりに居心地のいい生活です。だからといって何の不満もないかというとそうでもなさそうな不安定な心理状態になるシーンも見受けられるのでした。

 

マリーも自分の人生の岐路に立たされていたようで、健康問題も抱えていました。キャリアにも変化を求められそうな危機感を感じていたある日、貴重な「声」を持つアントワーヌと出会ったのす。

 

マリーやレッスンのメンバーに反発を持ちながらも少しずつオペラへの興味も増していくのですが、しだいに自分の「原点」がどこにあるのかという疑問が湧きあがります。

 

このまま場末で兄と共にくすぶり続けるのか?・・・

葛藤が芽生えてきました。

「いや、違う。自分には何かもっと大切なものがあるのかも?」という漠然とした疑問についに真正面から対峙する時がやってきます。

 

こういう「サクセス・ストーリー」って、楽しいですよね(^^)/

夢を目指して駆け抜ける人を応援したくなります。

 

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映画サロン『M3GAN ミーガン』:アップルリーズ 2023.6.11

Title

M3GAN ミーガン

2023.6.9公開

アメリカ映画

Staff

ジェラルド・ジョンストン

製作/ジェイソン・ブラム

Cast

ジェマ:アリソン・ウィリアムズ

ケイディ:バイオレット・マッグロウ

M3GAN:エイミー・ドナルド

デヴィッド:ロニー・チェン

コール:ブライアン・ジョーダン・アウバレス

テス:ジェン・ガルノー=モンテン

セリア:ロリ・ダンジー

リディア:エイミー・アッシャーウッド

ブランドン:ジャック・キャシディ

Story

知能と情愛を兼ね備えた”AI”人形が暴走する・・・

こんな魅力的かつ、恐ろしい未来が観られます!!(^^♪

 

玩具会社で働くジェマは、突然の交通事故で両親を亡くした姪ケイディを引き取ります。

 

あまりのショックから感情を見せないケイディに、自分が開発中の”AI”ロボットのミーガンを話し相手として与えてみることにしました。

しかし、ミーガンはまだ完成品ではありませんでした。

 

ミーガンは見事にケイディの心を掴みます。そして、昼夜を問わずケイディとの結びつきを深めていきます。

ケイディはジェマよりもミーガンとの親愛を深めていくのでした。

 

そんなぶたりを不本意ながらも受け入れていたジェマでしたが、ミーガンを見た会社が大々的な”AI”ロボットの発売へと動きだし、もはやジェマ1人でのプロジェクトではなくなります。

 

ジェマから与えられた「ケイディを守る…」という指令に忠実なミーガンは、ケイディのためには手段を選ばなくなり、暴走をし始めます。

 

ミーガンを観ているとその可愛いらしさ・利発さに魅了されてしまいますよね(*'▽')

 

人間以上に細やかな感情さえも感じられ、「こんな人形なら私も欲しい!」となりませんか?

 

ミーガンの「ダンス」も好評のようですね♪♪

 



映画サロン『怪物』:アップルリーズ 2023.6.11


Title

怪物

2023.6.2公開

日本映画

Staff

監督/是枝裕和

製作/市川南他

Cast

麦野早織:安藤サクラ

保利道敏:永山瑛太

麦野湊:黒川想矢

星川依里:柊木陽太

鈴村広奈:高畑充希

武田文昭:角田晃広

星川清高:中村獅童

伏見真木子:田中裕子

Story

クラスで少し浮いた存在に見える湊と心を通わせる依里の、ひと夏の経験がもたらす不思議な空気感が、観るものの気持ちにさざ波を立てていくような作品だと感じました。

 

子ども同士の諍いが表面化し、当事者間の心の揺れ動きがリアルに映し出されていきます。

 

息子がイジメにあっているのではないか?と心配するシングルマザーの早織、その息子湊、クラスメイトの依里、担任の保利先生とその他の教師たち等、さまざまな視点で分断されていた現実が、少しづつあぶり出されていく過程が上手く表現されていますね。

 

この作品のような、決して親(教師にも)に本心を語らない2人の少年の胸の内は、どうしても奥底まで覗けないはがゆさが親(教師)のジレンマを生みます。

 

だからこそ、問題解決が遅れたり、悲劇的な結末を呼び込む原因になることも多々見受けられます。

 

これは思春期特有かと言うと、そうでもなさそうですね。

 

小さい頃はささいなことでも親(特に母親)に打ち明けてくれていたわが子がある程度の年齢になってくると、日々のできごとなどを自分の胸に秘めるようになっていく過程は、親や周囲の大人たちにとって脅威になりうるやっかいな現象ととらえることができるでしょう。

 

自分と他者を分けて考えることができるようになったことは「子どもの成長」と言えますが、実際はそこには「真実」が見えなくなるという危険が潜んでいる・・・

 子どもたちなりに悩み、傷つき、葛藤を抱えて生きている。

 

ある人の視点では「こうではないか?」と思われたことも、他の人の視点では「こうなんじゃないか?」というように、現実が正反対に見えてしまう現象が事態を悪い方向へと導いてしまうことも起こり得ます。

 

そんなことを痛感した作品でした。

 

一方、親や先生方の心情をよそに、湊と依里は自分たちだけの世界を発見し、自由に羽ばたいていく様子が微笑ましい。

 

誰にもジャマされない心の解放がまぶしい💚💛💙