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映画コラム

ここでは、私が実際に劇場で観て印象に残った映画を取り上げていきます

<ミミの宝石箱>

http://daiana-rose.seesaa.net/

<キャメロンの部屋>

http://blog.goo.ne.jp/jullia_2009

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映画サロン『復讐者たち』:アップルリーズ 2021.8.10

Title

復讐者たち

2021.7.23公開

ドイツ・イスラエル合作

Staff

監督/ドロン・バズ

  /ヨアズ・バズ

製作/すかでぃ・リス他

Cast

マックス:アウグスト・ディール

アンナ:シルビア・フークス

マイケル・アローニ

ニコライ・キンスキー

ミルトン・ウェルシュ

Story

隣人の密告により、収容所入りし、妻子を失ったマックスは、ホロコーストを生き延びます。ナチ残党狩りをしているユダヤ旅団に遭遇し、仲間になることを決意。

 

事情に通じたマックスの助力もあり、目的は次々と遂げられていきますが、解散が目前になったため、より過激な「ナカム」に合流。

 

そこでは、水道事業に従事する一方、ある恐ろしい『プランA』の実行に備えており、リーダーはそのために必要な資源を手に入れるべくイスラエルに潜入します。

 

いよいよ決行の日が近きますが、果たして彼らの目的は達成されるのでしょうか?

 

マックスに扮するのは、2020年「名もなき生涯」でも好演が光ったアウグスト・ディール。もの悲しいルックスが悲壮感を倍増させます(^-^)

 

妻子の死を知ったマックスが森の中で慟哭するシーンは胸をえぐられるほどの衝撃を受けました。


映画サロン『元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件』:アップルリーズ 2021.8.9

Title

元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件

2021.8.6公開

スウェーデン・アメリカ合作

Staff

監督/ミカエル・マルシメーン

製作/フレドリク・ビークストレム・ニカストロ

Cast

サラ:アリソン・ウィリアムズ

ジャクソン:アレクサンダー・ドレイマン

フレディ・ワイマン:キース・デビッド

Story

今はロンドンでキャリアウーマンとしてバリバリ活躍しているサラは友人の結婚式に出席するために、ある孤島にやって来たのでした。

 

そこは1年前に恋人と別れた思い出の地。

そのジャクソンと偶然乗り合わせたセスナで、知り合いのパイロットが心臓発作で倒れてしまい、サラがそのセスナを操縦するこはめになってしまうのです。

 

どこかで聞いた話のように思いますが、これは面白いシチュエーションですよね(^^)/

しかも、操縦するのはド素人のサラと顔を突き合わせたくない元カレと一緒という最悪の状況です。

 

サラはパイロットのフレディから一度だけ操縦を教えてもらったことはありますが、自分でするのは初めて!!

 

それでもなんとか無事に地上に降り立たなくてはなりません。運が悪ければ海に真っ逆さま!!

 

2人でなんとかこの危機を乗り越えていく様子が面白く、楽しかったです💙💛

 

元カレだろうが、気まずかろうが、本気で挑む姿に「頑張れ!!」と声援を送っちゃいました(^^♪

 

セスナの外でのアクションシーンはヒヤヒヤ・ドキドキでした。でも追い詰められても知恵は出てくるもんだなと関心しましたね。

 

サラ役のアリソン・ウィリアムズは「ゲット・アウト」でローズ役で出演していました。

日本での認知度はそれほどないと思いますが、今作で大ブレイクして欲しいですね!

 

ジャクソン役のアレクサンダー・ドレイマンも私は初めて観る俳優なので、その端正なルックスに惹かれました(^-^)


映画サロン『イン・ザ・ハイツ』:アップルリーズ 2021.8.7

Title

イン・ザ・ハイツ

2021.7.30公開

アメリカ映画

Staff

監督/ジョン・M・チュウ

製作/リン=マニュエル・ミランダ他

Cast

ウスナビ:アンソニー・ラモス

ベニー:コーリー・ホーキンズ

ニーナ:レスリー・グレイス

ヴァネッサ:メリッサ・バレラ

アブエラ:オルガ・メレディス

Story

ブロードウェイ・ミュージカルの映画化。

ニューヨーク。中南米移民が多く暮らすマンハッタン北部のワシントンハイツで生まれ育ったウスナビと、彼を取巻くヴァネッサたちとの若さ溢れる恋物語とそこで生きてきた老婦人や街の人たちとの交流がたくさんの笑いと涙で綴られていきます。

 

オープニングでウスナビが自分の幼い娘とその友だちを相手に、物語を聞かせています。背景が南国なので、「そこで現在は暮らしているのかしら?」とうっかり思い込んでいましたが、そうではありませんでした(^^)/

 

物語は、白人に囲まれて大学生活を送る移民2世のニーナの現在を軸にして、それを見守る(関わる)縁ある人々。ウスナビが密かに恋しているヴァネッサは美容院で働いていますが、将来の夢はデザイナー。そんな彼らの、人生を真摯に生き抜く姿が私たちに感動を与えてくれます。


映画サロン『ワイルド・スピード ジェットブレイク』:アップルリーズ 2021.8.7

Title

ワイルド・スピード ジェットブレイク

2021.8.6公開

アメリカ映画

Staff

監督/ジャスティン・リン

製作/ニール・H・モリッツ他

Cast

ドミニク・トレット:ビン・ディーゼル

レティ:ミシェル・ロドリゲス

ローマン:タイリース・ギブソン

デズ:クリス・”リュダクリス”・ブリッジス

ジェイコブ:ジョン・ハナ

ラムジー:ナタリー・エマニュエル

ミア:ジョーダナ・ブリュースター

Story

ドミニクに弟のジェイコブが闘いを挑んでくるという予想外の出来事に、ファミリーが巻き込まれていき、壮絶な陰謀が明かされていきます。

 

幼い息子ブライアンと平穏な生活が一変し、ミスター・ノーバディが奪われたとされるデジタル装置「アリエス」奪還に乗り出さずにはいられなくなります。

 

それに深く関わっているのが弟のジェイコブなのです。彼とは兄弟間の確執が原因で、長い間音信不通が続いていたのですが、なぜか今更のようにドミニクの前に立ちはだかるのはなぜなのか?

こうして兄弟2人の因縁の対決が始まりるのです。

 

ドミニク・ファミリーって、いいですね~💙

こんなに強い絆で結ばれていれば、たとえどんなことが起きても「大丈夫!」という気にさせてくれますよね(^^)/

 

今回もファミリー一丸となってのアクションに目が釘付けです!!



映画サロン『全てが変わった日』:アップルリーズ 2021.8.6

Title

全てが変わった日

2021.8.6公開

アメリカ映画

Staff

監督/トーマス・ベズーチャ

製作/ポーラ・メイザー他

Cast

マーガレット・ブラックリッジ:ダイアン・レイン

ジョージ・ブラックリッジ:ケビン・コスナー

ブランチ・ウィーボーイ:レスリー・マンビル

ローナ・ブラックリッジ:ケイリー・カーター

ドニー・ウィーボーイ:ウィル・ブリテン

ビル・ウィーボーイ:ジェフリー・ドノバン

ピーター:ブーブー・スチュワート

Story

1963年。最愛の息子ジェームズを亡くし、未亡人となったローナと幼いジミーまでもノースダコタ州へと去ってしまった老夫婦のマーガレットとジョージ。

 

マーガレットは彼らが引っ越す直前に、立ち寄ったスーパー前の駐車場で、ローナの再婚相手のドニーが彼女に暴力を振るうところを目撃します。

 

マーガレットとジョージに挨拶もなく去っていったローナと息子のジミーを、安全な自分たちとの生活に取り込むべく、追跡することを決意し、夫婦で出発するのですが。

ウィーボーイ一族の人数は多いらしく、あちこちに見張り役のような者がいて、マーガレットたちがローナに接近してきたことをドニーが実を寄せる実家に通告し、警戒を与えます。

 

ドニーの母ブランチはとてつもなく冷酷な女性でした。息子たちを支配し、嫁と幼い息子ジミーを奪いにやってきたマーガレットとジョージに対して暴力で阻止しようと企てるのでした。

 

このブランチ、怖すぎます!

根っからの支配者というにふさわしいのではないでしょうか?

こういう「アメリカ人」を観ると、「怖いな~(*'▽')」とマジで思ってしまうほどの迫力でした。

 

ダイアン・レインとケビン・コスナーの共演には安心できるものがありますね~♪♪

いい具合に年取った老夫婦という感じがよく出ていました。どちらもハリウッドを代表する名優ですから、当然ではありますが。

 

このような孫の取り合いは現実でも起きている問題だと思いますので、胸が痛みます。


映画サロン『ジャングルクルーズ』:アップルリーズ 2021.7.31

Title

ジャングルクルーズ

2021.7.29公開

アメリカ映画

Staff

監督/ジャウム・・コレット/=セラ

製作/ジョン・デイビス

Cast

フランク:ドウェイン・ジョンソン

リリー・ホートン:エミリー・ブラント

アギーレ:エドガー・ラミレス

マクレガー・ホートン:ジャック・ホワイトホール

ヨアヒム:ジェシー・プレモンス

ニーロ:ポール・ジアマッティ

Story

植物学者のリリーは不老不死伝説の花を求めてアマゾンに乗り込む決意をします。

 

移動手段として契約したクルーズツアーガイドのフランクもその「奇跡の花」を狙っていました。

 

しかし、実際に入ったジャングルには恐ろしい「呪われた者たち」の隅かでもあったのです(*'▽')

蘇った彼らとの闘いを制しなければ求める花は手に入れることは不可能です。

 

滝に落ちるなどの激闘を乗り越えた先にあった夢が叶う瞬間をリリーと一緒に体験するのも楽しみの一つですね💛

 

リリーの弟マクレガーがこの作品の味付けに役立っています。見るからに「英国紳士」な彼のドジっぷりが楽しさを倍増してくれます(^^)/




映画サロン『アウシュビッツ・レポート』:アップルリーズ 2021.7.31

Title

アウシュビッツ・レポート

2021.7.30公開

スロバキア・チェコ・ドイツ合作

Staff

監督/ペテル・ベブヤク

製作/ラスト・シェスタ―ク他

Cast

アルフレート:ノエル・ツツォル

ヴァルター:ペテル・オンドレイチカ

ウォレン:ジョン・ハナー

パヴェル:ヤン・ネドバル

マルセル:ミハル・レジュニー

Story

第二次世界大戦後末期近くの1944年。アウシュビッツビルケナウ強制収容所から脱出を企てた2人の男性。決死の覚悟で収容所を抜け出す隙を狙っていました。

 

ナチによる強制収容所の実態を世界中に知らせることが目的だったのです。

 

凍てつく冬にもかかわらず、不穏な空気を察したナチス側に圧力をかけられても屈せず、ついに2人は奇跡的に脱走に成功します。

 

今でこそ、ナチスの卑劣な行為は知れ渡っていますが、当時は各地で行われていた弾圧の実態が隠されていたのですね。

こんな非道が許されるはずもありませんが、それを世間に伝えなければ、実際に起こったことにはならない非情さを思い知りました。

 

どんな状況にあっても希望を失わず、果敢に勇気ある行動を取れる人たちがいたという事実を知り、それを讃えたいですね。


映画サロン『ペトルーニャに祝福を』:アップルリーズ 2021.7.30

Title

ペトルーニャに祝福を

2021.7.16公開

北マケドニア・ベルギー・スロベニア・クロアチア・フランス合作

Staff

監督/テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ

製作/ラビナ・ミテフスカ

Cast

ペトルーニャ:ゾリツァ・ヌシェバ

ジャーナリストのスラビツァ:ラビナ・ミテフスカ

検察長官ミラン:シメオン・もに・ダメフスキ

司祭:スアド・ベゴフスキ

若い警官ダルコ:ステファン・ブイシッチ

母ヴァスカ:ビオレタ・シャプコフスカ

Story

北マケドニアには奇妙な風習がありました。司祭が川に投げ入れた十字架を男性のみで奪い合い、運よく自分のものにできれば幸運が訪れるというものでした。

 

ペトルーニャはしがない労働者にすぎない人生を嫌でも受け入れて生活する32歳の女性です。

 

いい仕事にありつけそうだと期待して受けた面接もダメになり、失意のなか、帰り道で遭遇した、伝統行事への突然の参加を思い立つのです。

 

自分が置かれた苦境を乗り越えるにはもう「運頼み」しか残されてはいないことを悟ったかのように。

 

無我夢中で川に入り、男性たちにもまれながらもついに十字架をつかみ取ります。

しかし、それはやってはいけないという不文律があったのです。

 

男性たちからの避難ごうごうにもめげずに家に十字架を持ち帰りますが、警察からの呼び出しがきて、捜査対象になってしまうのでした。

 

歴史学を専攻し、大学を卒業したにもかかわらず、ろくな就職先も見つけることができずに今日まできてしまった彼女には、この先の見通しも立たない絶望的で惨めな人生しか期待できないのですね"(-""-)"

 

さらに、母親からも疎まれるという身の置き所がないペトルーニャが経験させられた未知の世界への挑戦は彼女に何をもたらしたのでしょうか?

 

やる気のなさが全面に出ているペトルーニャに同情してしまいました。恋人もなく、友だちも一人程度…

 

なんとか人生の打開を模索する姿には哀しみさえも漂い、「頑張って!!」と応援したくなる映画でした💛



映画サロン『83歳のやさしいスパイ』:アップルリーズ 2021.7.29

Title

83歳のやさしいスパイ

2021.7.9公開

チリ・アメリカ・ドイツ・オランダ・スペイン合作

Staff

監督/マイテ・アルベルディ

製作/マルセラ・サンティバーニェス

Cast

セルヒオ・チャミー

ロムロ・エイトケン

Story

今作はなんとドキュメンタリー映画なんですね(^-^)

老人ホームに入居する家族の依頼で、ホームに入り込み、調査を進める老スパイのセルヒオが出会う人々との交流が楽しく描かれていて、とてもドキュメンタリー映画とは思えない作品になっています。

 

こんな老齢になっても打ち込める仕事があるセルヒオは幸せ者かもしれません(^^)/

彼にしかできない探偵業で、周囲を暖かく包み込む人柄がよく表れていて心に残る名作と言えると思います。

 

何不自由なく見える老人ホームでの生活がそこに入居する人を幸せにするのか否かは人それぞれでしょうけれど、どこにいても自分らしく生きていけるといいなと感じました。

セルヒオのスパイとしての腕も一流なのかもしれませんね♪♪


映画サロン『METライブビューイング プレミアム・コレクション2021ヴェルディ/椿姫』:アップルリーズ 2021.7.27

Title

METライブビューイング プレミアム・コレクション2021ヴェルディ/椿姫

2021.7.16公開

Staff

指揮/ヤニック・ネゼ=セガン

演出/マイケル・メイヤー

Cast

ヴィオレッタ・ヴァレリー:ディアナ・ダムラウ

アルフレード・ジェルモン:ファン・ディエゴ・フローレス

ジョルジョ・ジェルモン:クイン・ケルシー

Story

ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場で上演された有名なオペラ「椿姫」をスクリーンで観る絶好の機会が訪れました。

オペラファンなら知らない人はいないほどの名作ですね(^^♪

 

今回、ヴィオレッタを演じているディアナが素晴らしすぎて本当に感動の連続でした!!

 

薄幸のヴィオレッタ…

 

愛するアルフレードとの束の間の愛の生活を彼の父親の懇願から失う薄幸の女性の苦しみ・哀しみは同情するに値するものですよね。

 

張り裂けんばかりの苦悩を歌い上げるディアナの神々しさは格別です。美しさに加えて高い演技力。

彼女の「椿姫」は傑作として語り継がれることでしょう。



映画サロン『ブルーヘブンを君に』:アップルリーズ 2021.7.24

Title

ブルーヘブンを君に

2021.7.16公開

日本映画

Staff

監督/秦建日子

原作/秦建日子

Cast

鷲坂冬子:由紀さおり

鷲坂誉汰:小林豊

鈴木夏芽:柳ゆり菜

Story

園芸家の冬子は余命半年を宣告され、やり残した二つのことを実現することに最後の力を使うことにするのです。

 

それは、青いバラの開発に成功することと、ある理由で、ハングライダーで大空を飛んでみることだったのです。

 

周囲は心配から反対をしますが、冬子の決意は揺らぐことはなく、果敢に挑戦していきますが、そこには初恋の思い出が大きく関わっていたのでした。

 

由紀さおりが底抜けに明るい冬子を演じ、どんな苦境にも負けないという勇気と人生に対する愛を教えてくれる作品でした💛

どんなことに遭遇しても挑戦し続けることの大切さも教わりました。


映画サロン『やすらぎの森』:アップルリーズ 2021.7.20

Title

やすらぎの森

20217.16公開

カナダ映画

Staff

監督/ルイーズ・アルシャンボー

製作/ギネット・プティ

Cast

ジェルトルード/マリー・デネージュ:アンドレ・ラシャペル

チャーリー:ジルベール・シコット

トム:シミー・ジラール

テッド・ボイチョク:ケネス・ウェルシュ

ラフ(ラファエル):エブ・ランドリー

Story

カナダの森で静かに暮らす老人たちに起きるある変化を通して、人生の不条理と再生を描いています。

 

ケベック州の人里離れた森で3人の老人がそれぞれに独立した暮らしを営んでいるのですが、そのうちの1人が急死します。

 

その老人の姉妹であるマリーは、地元でホテルを経営している甥に連れられてその森を訪れ、そこの空き家に間借りしてつかの間の安息の日々を得ることになったのでした。

 

マリーは、運勢を占う能力があったとかで、当時の社会からの迫害を恐れた家族から精神病院に60年もの間閉じ込められた過去を持っていたのです。

 

兄の死を機会に、その壮絶な過去を過ごさなければならなかった施設から逃げ出し、2人の老人男性と親しくすることになります。チャーリーは彼女が関わることで、自分たちの所在が外界に漏れることを恐れ、彼女を疎外しますが、トムは温かく受け入れ、やがてマリーと恋仲になります。

 

カナダの自然を背景に、あまりにも遅く訪れた幸福を手に入れた一人の老女の姿に、胸が熱くなります(^-^)



映画サロン『ファイナル・プラン』:アップルリーズ 20021.7.17

Title

ファイナル・プラン

2021.7.16公開

アメリカ映画

Staff

監督/マーク・ウィリアムズ

製作/マーク・ウィリアムズ他

Cast

トム・カーター:リーアム・ニーソン

アニー・サンプター:ケイト・ウォルシュ

サム・ベイカー捜査官:ロバート・パトリック

ラモン・ホール捜査官:アンソニー・ラモス

Story

元海軍出身の凄腕銀行強盗のトムが、愛する女性との人生を再スタートさせようと過去の悪事をFBIに持ち込み、罪の償いをするというものでした。

 

実際にこんな安易な自首ってあり得ないでしょうけれど、リーアムが演じるとさもありなん、と言えそうな(^^)/

 

今までに奪った900万ドルを差し出すことを条件に減刑を求めるのですが、それをネコババするFBI捜査官とのバトルに発展します。

 

リーアムのアクションなので、もっとスリリングな物を期待していたのですが、今回は案外大人締めでちょっと残念な気もしました。

それでも年に1回はリーアムの活躍を観たいと思っているので、まあ、受け入れます(^-^)

 

しかし、女生と出会ったからって、なにも自首して人生をやり直さなくてもいいのではないでしょうか?♪

銀行強盗と言っても、場当たり的ではなく、ちゃんとした自分なりの理由もあるようですし、ここらは、過去には目をつぶり、愛する彼女と暮らしていけばいいのに…と思っちゃいましたが、皆さまはどう思いますか?


映画サロン『ボリショイ・バレエいnシネマ Season2020-2021「ラ・バヤデール」』:アップルリーズ 2021.7.16

Title

ボリショイ・バレエいnシネマ Season2020-2021「ラ・バヤデール」

2021.7.9公開

ロシア映画

Staff

監督/ユーリー・グリボロービチ

音楽/レオン・ミンクス

Cast

ニキヤ:オルガ・スミルノフ

ソロル:アルテミー・ベリャコフ

ガムザッティ:オルガ・マルチェンコバ

イドル・ドレ:ダビッド・モッタ・ソアレス

Story

古代オリエントを舞台に恋する女性ニキヤと恋人ソロルの悲恋物語。

 

バヤデールとは「舞姫」という意味です。戦士ソロルとの恋に幸せを感じるニキヤに魔の手が迫ります。寺院の実力者・大僧正の陰謀で、愛するソロルを王であるラジャの娘ガムザッティの婿にされてしまい、悲劇に見舞われます。

 

バレエ好きな私ですが、この「バヤデール」という演目は初めて知りました。とても素晴らしい内容でした!!

 

特にボリショイバレエでの鑑賞なので感動が大きかったと思います(^^)/

群舞が素晴らしい!!

 

皆さんにもこの作品を堪能してほしいですね。

 



映画サロン『ナショナル・シアター・ライブ「メディア」』:アップルリーズ 2021.7.15

Title

ナショナル・シアター・ライブ「メディア」

2021.7.9公開

イギリス映画

Staff

演出/キャリー・クラックネル他

原作/エウリビデス

Cast

メディア:ヘレン・マックロリー

ジェイソン:ダニー・サバーニ

ナース:ミカエラ・コール

Story

幾多の苦難を共に乗り越えて来た愛しい夫ジェイソンを王の娘に盗られてしまったメディアの復讐劇が幕を開けます…

 

そこには恐ろしいまでの女の情念が込められていたのです。夫への仕返しはなんと「我が息子」2人を手にかけること。

 

母であり、女でもあるメディアの究極の選択の『業』、「罪深さ」が胸に響き、息苦しささえ覚えてしまいました。

 

まさか、現実にこんな女性がいるとは思えませんが、哀しい「女の性」と言えるでしょうね( ;∀;)

夫を盗られ、わが身は追放など受け入れられるわけもない。そんなメディアの絶望から人生のはかなさが伺えるのです。

そして、不条理も…

 

有名な戯曲で、もう何度も舞台化、映像化されていますが、いつ見ても新鮮な感動を呼び起こしてくれる秀作です。


映画サロン『ブラック・ウィドウ』:アップルリーズ 2021.7.14

Title

ブラック・ウィドウ

2021.7.8公開

アメリカ映画

Staff

監督/ケイト・ショートランド

製作/ケビン・ファイギ

Cast

ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ:スカーレット・ヨハンソン

エレーナ:フローレンス・ピュー

アレクセイ/レッド・ガーディアン:デビッド・ハーバー

メリーナ:レイチェル・ワイズ

Story

暗殺者育成機関「レッドルーム」出身のナターシャと妹エレーナが挑む巨大組織との対決。

「アベンジャーズ」シリーズで知名度抜群のブラック・ウィドウの今まで知られていなかった過去が明かされます。

 

家族との再会のシーンがいいですね。

そして、疑似家族とは言え、信頼しあった仲間で強力して悪と闘うドラマ性が共感を呼びます。

 

妹役として最近実力をつけてきたフローレンス・ピューが演じていて頼もしさを感じさせてくれます。

彼女、こんなアクションもこなせるなんて素敵すぎます!!



映画サロン『ブータン 山の教室』:アップルリーズ 2021.7.11

Title

ブータン 山の教室

2021.7.9公開

ブータン映画

Staff

監督/パオ・チョニン・ドルジ

製作/ステファニー・ライ

Cast

ウゲン:シェラップ・ドルジ

ミチェン:ウゲン・ノルブ・ヘンドゥップ

セデュ:ケルドン・ハモ・グルン

ベム・ザム:ベム・ザム

Story

ミュージシャンへの希望を抱えながら教師の仕事をしているウゲンはヒマラヤ山脈高地の村ルナナに派遣されることが決定してしまいます。

 

標高が4800mなどという想像を絶する「陸の孤島」とも言える寒村に自分がなぜ?という疑問もそこそこにやむなく赴任を決意せざる問えない状況に追い込まれてしまうのです。

 

村に着くまでに1週間以上も厳しい山越えに耐えなければならず、たどり着いた学校もボロボロという泣けない現状を目の当たりにしてへこんでしまいす"(-""-)"

 

住居も名ばかりの掘っ立て小屋。ですが、彼の到着を待ち望む村の人々と子どもたちを見て町に引き返す勇気もしぼんでしまいました。

 

一大決心をして学校を作り替え、お手製の黒板とチョークを用意し、授業らしきものをスタートさせたウゲン。村の容赦ない暮らしにも我慢するコツを覚えていき、なんとか先生らしさを見せることもできるようになるのでした♪♪

 

しかし、思うんですよね。

子どもたちが使う教科書も文具も揃っていない寒村になぜ前途有望な若い教師を派遣できるのか?と…

「行ってくれ」というのなら授業ができるような環境を整えるのが先でしょ!!と言いたいのをこらえながら映画を観ました(^-^)

何かが違うんですよね~。

 

ブータンの山の上に本当にこんな厳しい村があるのかどうかはわかりませんが、若い教師の芽を摘まないでほしいなとおもいました。

でも、子どもたちはとても可愛かったですよ♪♪


映画サロン『幸せの答え合わせ』:アップルリーズ 2021.7.11

Title

幸せの答え合わせ

2021.7.9公開

イギリス映画

Staff

監督/ウィリアム・ニコルソン

製作/デビッド・M・トンプソン

Cast

グレース・アクストン:アネット・ベニング

エドワード・アクストン:ビル・ナイ

ジェイミー・アクストン:ジョシュ・オコナー

ジェス:アイーシャ・ハート

デヴ:ライアン・マッケン

Story

29年という長い年月を共にしてきた老夫婦が迎えた人生の危機が切なく迫ります。

 

ちょっと強気な妻グレースとなんでも「そうだね」と同意してしまいがちな優しい夫エドワード。

 

一見順風満帆に見えていた夫婦が直面した辛らつな現実とは、夫が家を出て愛人の元に走るというものでした。

 

そんなことは断じて許すわけにはいかない妻グレースはあの手この手(泣き落とし(^^)/)でエドワードを引きとめにかかります。

実は数年前から付き合っていた理解ある女性との人生を模索していたエドワードだったのでした…

 

一人息子のジェイミーが帰郷したことをきっかけに夫婦の仲を取り持ってもらおうとするグレースでしたが、強引な性格の母を知っている息子には荷が重いことでした。臆病な父の性格を知り抜いているからこそ、人生の再出発を邪魔したくないという気持ちもあるのですね。

 

エドワードが家を出てしばらくしてから、エドワードの住まいを突き止めたグレースに愛人が言う言葉が辛らつなものでした。

「解決できていない(悩んでいる)人は独りだけよ」というようなセリフが私の心にもグサッときました(*'▽')

つまり、「負け犬はあなただけ」という意味だったのです。

 

勝ち誇る愛人の言葉に背を向け、家を後にするグレース。彼女は何を思ったのでしょうか?

 

エドワードにしてみれば、29年間も我慢したのだから、老境に入った今、自分の気持ちに正直に生きていきたいんだ、という決意がよく理解できますし。

 

考えさせられる映画でした💛💙💛



映画サロン『シンプルな情熱』:アップルリーズ 2021.7.10

Title

シンプルな情熱

2021.7.2公開

フランス・ベルギー合作

Staff

監督/ダニエル・アービッド

製作/ダビド・ティオン他

Cast

エレーヌ:レティシア・ドッシュ

アレクサンドル:セイゲイ・ポルーニン

アニタ:キャロリーヌ・デュセイ

エレーヌの前夫:グレゴワール・コラン

Story

パリで文学を教える大学教授のエレーヌが恋に落ちたのはセクシーなロシア人男性アレクサンドルでした。

 

彼に夢中になるあまり、育児放棄も辞さない(^-^)エレーヌの狂気じみた情熱の行く末は…?

 

若い男性を自宅に招き入れるだけでも近所の評判に傷がつきそうですが、エレーヌはそんなことかまってはいません♪♪

もう、「アレクサンドルに会うことだけに人生を賭けるの!」とばかりに突っ走るのですから"(-""-)"

女の性の恐ろしさ、恐さを実感できる作品となっています。

 

2017年「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」で初めて知ったのですが、妖艶な魅力がこの映画でも際立ちます!!

 

まさに、女性が求めそうな理想の「恋人」なのかもしれませんね💛

でも、人生を狂わされるのだけは勘弁して欲しいものです(^-^)


映画サロン『プロミシング・ヤング・ウーマン』:アップルリーズ 2021.7.10

Title

プロミシング・ヤング・ウーマン

2021.7.9公開

アメリカ映画

Staff

監督/エメラルド・フェネル

製作/マーゴット・ロビー他

Cast

カサンドラ(キャシー)・トーマス:キャリー・マリガン

ライアン:ボー・バーナム

マディソン:アリソン・ブリー

Story

「明るい未来を約束された若い女性」の落ちぶれた現状を鋭く突いた問題作。

 

かつて、大学の医学部で学んでいたキャシーが毎夜クラブで酔いつぶれる奇行に走る理由とは?

彼女に群がる男たちの末路を絡めて、ある意味「痛快さ」が漂う今作をキャリー・マリガンの熱演が支えます(^^)/

 

自堕落なキャシーの奥底に潜む復讐心はとどまるところを知らず、やがて悲壮な運命を引き寄せてしまうのでした。

 

親友に起きた痛ましい過去を引きずり、害を与えた男たちへの恨みがキャシーにもたらす痛みと後悔・復讐の連鎖が尽きる時に彼女が選んだ結末が哀れでした。

 

私としては「もっと違った人生を歩いて欲しかった。人生を無駄にしないで」という気持ちです。



映画サロン『ライトハウス』:アップルリーズ 2021.7.9

Title

ライトハウス

2021.7.9公開

アメリカ・ブラジル合作

Staff

監督/ロバート・エガ―ス

製作/ホドリゴ・テイシェイラ他

Cast

イーフレイム・ウィンズロ:ロバート・アティンソン

トーマス・ウェイク:ウィレム・デフォー

Story

世界に果てと思われそうな離島にそびえたつ「ライトハウス/灯台」が奏でる摩訶不思議な物語。

 

実話が元になっているそうですが、「昔はこんなこともあったんだろうな」と思えるような残酷物語でした( ;∀;)

「こんな仕事には就きたくない!」とマジで思いました。

 

1890年代のことですが、4週間という期限付きの任務がこんな悲惨なことになるとは2人とも考えてはいなかったでしょうに…

と言うか、少なくとも若いウィンズロ―は!

 

ベテランのトーマスは夜間の灯台の守りだけしか行わず、それ以外の雑用はウィインズローに押し付けるのです。疲労困憊しながら役務をこなし、さらに狂気さえ漂うトーマスの機嫌も取らなくてはならないのです。

発狂しないほうがおかしいと感じるほどの理不尽さでした。

 

モノクロなので、悲壮感がなおさらのように迫ってきて、観ているこちらも息苦しくなる展開に「さて、最後はどうなるの?」という疑問(期待感/ウィインズローが反撃に出る、とか♪)が何度も沸いてきたものです(*'▽')

 

ロバート・パティンソンがこの役を引き受けた理由が知りたい♪♪

 

この作品は彼のスキルに間違いなく影響を与えるのではないでしょうか?

『問題作に果敢に挑んだ』として(^^)/


映画サロン『スーパーノヴァ』:アップルリーズ 2021.7.9

Title

スーパーノヴァ

2021.7.1公開

イギリス映画

Staff

監督/ハリー・マックイーン

製作/エミリー・モーガン太

Cast

サム:コリン・ファース

タスカー:スタンリー・トゥイッチ

リー:ピッパ・ヘイウッド

クライブ:ピーター・マックイーン

シャーロット:ニナ・マーリン

ポール:イアン・ドライズデイル

スー:サラ・ウッドワード

ティム:ジェームズ・ドレイファス

Story

同性カップルのサムとタスカーの息詰まる、人生最期の葛藤が胸に迫ります"(-""-)"

 

20年にわたり共に生活してきた2人の愛情と尊敬が試される瞬間…

どんな言葉も意味をなさないかのような峻厳な時間をやり過ごすことになった彼らの葛藤は、まさに現代の課題を感じさせます。

 

ピアニストとしての公演を控えたサムと、それに寄り添うタスカー。

この旅路にはある厳かな決意が秘められていました。不治の病に侵されたタスカーは、心身ともに人間らしくあるうちに人生の幕を下ろすことを望んでいたのです。

 

偶然にそれを知ったサムの驚きと怒りがタスカーに向けられ、そこから彼らの集大成としての姿勢を問われるのでした。

 

こんな運命的な試練を乗り越えられる人がいるのでしょうか?

苦しすぎますよね(*'▽')

 

折しも、6月に公開されたスーザン・サランドン出演の「ブラックバード 家族が家族であるうちに」と共通する主題です。

 

どちらも家族の受け止めかたが描かれているのですが、残される人たちの苦悩は計り知れないものがあり、すんなり「いい映画だった」と捉えられない難しさがあります。

 

コリン・ファースとスタンリー・トゥイッチであるからこその説得力だと実感しました💛



映画サロン『ゴジラvsコング』:アップルリーズ 2021.7.4

Title

ゴジラvsコング

2021.7.2公開

アメリカ映画

Staff

監督/アダム・ウィンガード

製作/メアリー・ペアレント他

Cast

ネイサン・リンド:アレクサンダー・スカルスガルド

マディソン・ラッセル:ミリー・ボビー・ブラウン

アイリーン・アンドリュース:レベッカ・ホール

バーニー・ヘイズ:ブライアン・タイリー・ヘンリー

芹沢漣:小栗旬

マイア・シモンズ:エイザ・ゴンザレス

Story

「モンスターバース」シリーズ第4作に当たる今作は、日本で莫大な人気を博してきたゴジラに伝説の怪獣キングコングが挑むという夢のような対戦が爆裂します!

 

地球の壊滅からの再建にまい進する人類の覇権を握ろうとする特務機関モナークが企む陰謀を絡め、巨大生物とメカゴジラとの生き残りを賭けた闘いが始まります。

 

息を潜めていたゴジラ出現を受け、モナークの監視下にあるキングコングが髑髏島(スカルアイランド)から連れ出されます。鍵を握るのは髑髏島の先住民である幼い少女ジアでした。彼女は耳が聞こえませんが、手話を通してキングコングと心を通わせていたのです。ジアへの信頼からゴジラが敵ではないことを知らされ、巨大テクノロジー企業「エイペックス・サイバネティクス」が開発したメカゴジラとの決戦に挑みます。

 

3大怪獣が繰り広げる死闘は見ごたえ十分で、とても楽しめるエンターテインメントとして記録に残るのではないでしょうか?

ゴジラファンの私には満足な出来上がりでした!!


映画サロン『5月の花嫁学校』:アップルリーズ 2021.7.4

Title

5月の花嫁学校

2021.6.25公開

フランス映画

Staff

監督/マルタン・プロボ

製作/フランソワ・クラウス他

Cast

ポーレット・ヴァン・デル・ベック:ジュリエット・ビノシュ

ジルベルト・ヴァン・デル・ベック:ヨランド・モロー

シスター・マリー=テレーズ:ノエミ・ルボフスキー

アンドレ・グランヴァルド:エドゥアール・ベール

ロベール・ヴァン・デル・ベック:フランソワ・ベレルアン

Story

1967年の田舎町アルザス地方のヴァン・デル・ベック家政学校という「花嫁養成所」として古典的な威容を誇る学びの家で起こる悲喜こもごもの日常を体験することができます💛

 

経営者である夫が急死、校長のポーレットはなんとしても学校を維持しなくてはいけなくなりますが、経営は火の車だったのでした!

 

銀行に相談に行くと、なんと夫は全財産を賭博に費やし、破産寸前と追い込まれていたのです( ;∀;)

 

しかし、ここで意外な人物の援助の道が開かれるのでした。銀行の担当者がポーレットの過去の恋人だったのです。

2人はすれ違いもあり、結婚しないまま、第二の人生をそれぞれ歩いていたのです。古い情熱に火が付き、若い頃を取り戻すかのように燃え上がるポーレットとアンドレ。

 

一方、夫の妹で料理の授業を受け持つジルベルトは、兄を亡くした悲しみを乗り越え、新しい人生へと踏み出していきます。

 

学校全般を取り仕切るシスターマリー=テレーズも学校維持に尽力し、生徒と自分たちの生活を守っていくのです。

 

こんなに楽しい作品は観ていて気持ちが高揚しますよね。

ずっと前にはこんな学校が実在していたと考えるとちょっと笑ってしまいますが(^-^)

ジュリエット・ビノシュが最高でした!!



映画サロン『ベル・エポックでもう一度』:アップルリーズ 2021.7.2

Title

ベル・エポックでもう一度

2021.6.12公開

フランス・ベルギー合作

Staff

監督/二コラ・ブドス

製作/フランソワ・クラウス他

Cast

ヴィクトル:ダニエル・オトゥイユ

アントワーヌ:ギョーム・カネ

マルゴ:ドリア・ティリエ

マリアンヌ:ファニー・アルダン

ピエール:ピエール・アルディティ

Story

イラストレーターのヴィクトルは妻とも不穏な関係に陥り、仕事も失くし失望の毎日を余儀なくされています。

 

それを見かねた息子は友人のアントワーヌの協力を得て、思い出を再現してくれるサービスを贈ります。『1974年5月16日』をリクエストしたヴィクトルが体験する当時の懐かしい思い出が彼を異次元の世界へと誘います。

 

こんな体験型サービスがあったら、ぜひやってみたいですよね!💛

斬新なアイディアが素晴らしいですし、世の中のニーズにも合いそうなので、実現するといいなと思います。

戻ってみたい時代はひとつではないかもしれませんね~。あれもこれもとキリがないような・・・(*'▽')

 

ヴィクトルの妻役のファニー・アルダンが久々の出演でワクワクしました!貫禄のある演技で楽しませてくれます。


映画サロン『ロミオ&ジュリエット(1996年)/午前10時の映画祭』:アップルリーズ 2021.6.30

Title

ロミオ&ジュリエット(1996年)/午前10時の映画祭

2021.6.25公開

アメリカ映画

Staff

監督/バズ・ラーマン

製作/ガブリエラ・マルチネリ他

Cast

ロミオ:レオナルド・ディカプリオ

ジュリエット:クレア・デインズ

ティボルト:ジョン・レグイザモ

マキューシオ:ハロルド・ペリノー

ロレンス神父:ピート・ポスルスウェイト

フルヘンシオ・キャピレット:ポール・ソルヴィノ

グロリア・キャピレット:ダイアン・ヴェノーラ

テッド・モンタギュー:ブライアン・デネヒー

キャロライン・モンタギュー:クリスティナ・ピックルズ

Story

「ロミオとジュリエット」と言えば、多くの人の記憶に残っているのは1968年のレナード・ホワイティングとオリビア・ハッセイ―版でしょう♪♪

 

鮮烈な印象を植え付けた元祖「ロミオとジュリエット」を斬新な現代版として蘇らせた今作は、メキシコを中心としたロケで観客の度肝を抜いた問題作(^^♪。

 

慣れ親しんだシェイクスピアの世界を文字通り塗り替えてしまったバズ・ラーマン監督の手腕には驚かされますね

 

宿敵同士のモンタギュー家とキャピレット家のロミオとジュリエットが偶然に出会い、一目で恋に落ち、結婚してしまう運命の哀しさが全編に流れます。

 

家族同士の憎しみ合いがこれほどの悲劇を生み出す愚かさと傲慢を身に沁みて感じさせられました"(-""-)"



映画サロン『ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている』:アップルリーズ 2021.6.29

Title

ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている

2021.6.25公開

アメリカ映画

Staff

監督/R・J・カトラー

制作/R・J・カトラー他

Cast

ビリー・アイリッシュ

フィニアス・オコネル

パトリック・オコネル

マギー・ベアード

Story

ィニアス、両親と家族で一致団結して歌手としての活動をしてきたビリー・アイリッシュのドキュメンタリー映画。

 

第62回グラミー賞で4部門を獲得し、最高のアーティストとしての存在感を誇る彼女のあるがままのシーンを切り取り、どんなキャラクターなのか?という興味にも応えてくれている貴重な作品です。

 

正直言って、それほど関心はなかったのですが、せっかくの機会なので、たっぷりと楽しんできました!(^^♪

 

ビリーの素顔を観るのは初めてなので、興味津々でしたが、さすがにトップアーティストだけあると納得しました💛

 

有名が故の苦悩と責任がのしかかる日々を独自の感覚で乗り越えようとする痛ましさもあり、「人気を維持するのも大変なんだな・・・」と実感しました。


映画サロン『海辺の家族たち』:アップルリーズ 2021.6.25

Title

海辺の家族たち

6/25公開

フランス映画

Staff

監督/ロベール・ゲディギャン

脚本/ロベール・ゲディギャン

Cast

アンジェル:アリアンヌ・アスカリッド

ジョゼフ:ジャン=ピエール・ダルッサン

アルマん:ジェラール・メイラン

マルタン:ジャック・ブーデ

ヴェランジェール:アナイス・ドゥムスティエ

Story

父の突然の病気の知らせを受けて、20年ぶりに帰郷したアンジェルと島で家業のレストラン経営を続けてきた兄アルマン、訳ありのもう1人の兄ジョゼフとの再会を通して家族の在り方が問われます。

 

アンジェルはパリで女優をしているのですが、彼女の若い頃の映画を観てファンになった青年との淡い恋も趣を添えます。

 

アンジェルには帰郷したくない理由がありました。幼い娘を父に預けていた時に海で亡くしたのです。それがトラウマになり、家族と故郷を拒絶する日々を過ごして、今また当地を訪れる必要に迫られた彼女は複雑な感情を隠しきれません。

 

島も近代化の波にのまれ、廃業の危機にあり、将来への不安がそこここに現れていました。

 

息詰まるような緊張感に耐えきれなくなった頃に、難民の幼い姉弟3人を発見。彼らの世話をすることで兄妹の心境にも変化が見えだします。

誰にも避けられない家族の絆が生み出す新しい形とは?

 

劇中、回想シーンで家族4人で車に乗ってはしゃぎ、海で泳ぐのですが、実は彼らは現在の家族4人のキャストで、1986年に演じた『KI Io sa?』という作品からの映像とのこと。そんなエピソードも楽しいですね~(^_-)-☆



映画サロン『ピーターラビット2 バーナバスの誘惑』:アップルリーズ 2021.6.25

Title

ピーターラビット2 バーナバスの誘惑

2021.6.25公開

アメリカ映画

Staff

監督/ウィル・グラック

製作/ウィル・グラック他

Cast

ビア:ローズ・バーン

トーマス・マグレガー:ドーナル・グリーソン

ナイジェル:デヴィッド・オイェロウォ

ピーターラビット:ジェームズ・コーデン

ベンジャミン:コリン・ムーディー

モプシー:エリザベス・デビッキ

バーナバス:レニー・ジェームズ

ミトン:ヘイリー・アトウェル

Story

前作でブレイクした「ピーターラビット」の続編。

こんなに楽しい作品は何回でも観たくなりますよね~(^_-)-☆

 

ビアがマグレガーと結婚し、居場所をなくした感を否めなかったピーターがまたまた都会に飛び出し、冒険を繰り広げます♪♪

 

そこにはバーナバスという地下組織のボスをしているウサギがいたのです。たちまち彼のとりこになり、言うことを聞くようになっていくピーターでしたが、その組織の危うさに気づくことができるのでしょうか?

 

それとは別にビアノ絵本の出版の計画が持ち上がり、ビアとマグレガーにも新展開が!?

自分の世界の表現の成功を夢見るビアに忍び寄る、もうひとつの『誘惑』にもご期待下さいね💛


映画サロン『グリード ファストファッション帝国』:アップルリーズ 2021.6.24

Title

グリード ファストファッション帝国

2021.6.18公開

イギリス映画

Staff

監督/マイケル・ウィンターボトム

制作/ダミアン・ジョーンズ他

Cast

リチャード・マクリディ:スティーブ・クーガン

ニック:デビッド・ミッチェル

サマンサ:アイラ・フィッシャー

フィン:エイサ・バターフィールド

Story

ファストファッションの裏側を暴きながら、そこに巣くう人々の現実離れした世界観を見せてくれます♪♪

 

ファストファッションで財を成したリチャードは、還暦を前に壮大な誕生日パーティーを計画します。

ギリシャ・ミコノス島で財界人などの大物を呼び、自身の繁栄ぶりを披露したいがための(背伸びのようにみえなくもない)パーティーになるはずだったのですが・・・?

 

本国イギリスでは過酷な労働問題で提訴され窮地に追い込まれ、危うい立ち位置のリチャードに群がる利権屋たちとの絡みも面白おかしく描かれています。

 

こんな「カオス」な映画を撮れるのはクーガン以外にはいないのではないかと思ってしまうぐらい適役な彼。いままでの彼の作品を観れば、それは一目同然ですよね~(^_-)-☆

一見ハチャメチャな人物でも彼が演じれば、こういう人って、それなりに存在するのでは?という錯覚を起こさせ得る逸材です!


映画サロン『リカ 自称28歳の純愛モンスター』:アップルリーズ 2021.6.23

Title

リカ 自称28歳の純愛モンスター

2021.6.18公開

日本映画

Staff

監督/松本創

脚本/三浦希紗

Cast

雨宮リカ:高岡早紀

奥山次郎:市原隼人

青木孝子:内田理央

梅本尚美:佐々木希

Story

人気ドラマシリーズの映画化。

想像を超える「リカ」の脳内を探る面白さ・怖さが一層ましてきます( ;∀;)

 

まるで、おとぎの国から来た(暮らす)純真な愛を貫こうとする、永遠の少女のようなリカが織りなす異常な世界観には圧倒されるばかりでしたが、『犯罪』を犯す人物の頭の中ってこんな感じかも・・・と妙に納得させられた貴重な一作だと言えますね♪♪

 

スーツケースに入った遺体が発見され、連続殺人事件の様相を呈してきた矢先、警視庁捜査一課の奥山次郎が取った究極の捜査方法とは?

 

自分を囮に使う危うさと犯人逮捕は表裏一体なもの。それに果敢に挑み、犠牲者となった次郎の婚約者孝子と先輩の尚美が突き当たる壁とその結末には背筋が凍りそうになりました(*'▽')

さて、あなたはどう感じたでしょうか?

 

しかし、リカになりきり、空さえも飛んでしまう高岡早紀ちゃん、ある意味凄い女優ですね~💛



映画サロン『ボリショイ・バレエinシネマ Season 2020-2021『コッペリア』』:アップルリーズ 2021.6.22

Title

ボリショイ・バレエinシネマ Season 2020-2021『コッペリア』

2021.6月公開

 

バレエの名作として今も愛される『コッペリア』。

ボリショイ・バレエ団が贈る煌めきの世界を堪能してきました。

 

劇場で観るよりも細部まで見渡すことができるinシネマは新しい芸術の形として定着してきたように思います。

 

料金は高く設定してありますが、それだけの値打ちは十分ありますね(^-^)