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Title
モータルコンバット
2021.6.18公開
アメリカ映画
Staff
監督/サイモン・マッコイド
製作/ジェームズ・ワン他
Cast
コール・ヤング:ルイス・タン
ソニア・ブレイド:ジェシカ・マクナミー
カノウ:ジョッシュ・ローソン
ライデン:浅野忠信
スコーピオン/ハサシ・ハンゾウ:真田広之
サブ・ゼロ/ビ・ハン:ジョー・タスリム
ジャックス:メカッド・ブルックス
リュウ・カン:ルディ・リン
シャン・ツン(魔界の皇帝):チン・ハン
Story
対戦型格闘ゲーム「モータルコンバット」の実写化。
「格闘トーナメント」に出場するコールを狙う魔界の皇帝シャン・ツンの送り込んだ刺客との闘いは、地球の守護者ライデンをも巻き込み、壮絶な争いへと突き進みます。
日本が世界に誇る俳優、浅野忠信と真田広之が主要な役割を担い、世界的な人気を集めるゲームの世界へと引き込みます(^_-)-☆
ゲームを知らない方にも楽しめると思います💛
Title
RUN ラン
2021.6.18公開
アメリカ映画
Staff
監督/アニーシュ・チャガンティ
製作/ナタリー・カサビアン他
Cast
ダイアン・シャーマン:サラ・ポールソン
クロエ・シャーマン:キーラ・アレン
トム:パット・ヒーリー
Story
ひとり娘を溺愛?する母ダイアンの常軌を逸した謎の行動。クロエに与えてきた苦痛と後悔に満ちた人生への責任が追及されていく狂気と復讐の物語。
幼い頃から自宅で暮らす生活を余儀なくされてきたクロエが、大学進学という重大な局面を迎えることで巻き起こる凄まじい母子の争いへと発展していきます。
クロエが感じ始めた「私の足は本当に動かないの?」という素朴な疑問からもたらされる真実の追求こそが、歪んだ愛憎を浮かび上がらせるのです(*'▽')
毎日与えられる薬の正体を突き止めたいクロエが仕掛けた脱出への決意。手に汗握る行動が驚きとともに涙を誘います。
「愛されるのも命がけ」という皮肉が哀れですね。
Title
ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち
20216.18公開
日本映画
Staff
監督/飯塚健
脚本/杉原憲明他
Cast
西方仁也:田中圭
西方幸枝:土屋太鳳
高橋竜二:山田裕貴
南川崇:眞栄田郷敦
Story
長らく秘められていた1998年長野五輪の裏側を描く秀作です。
スキージャンプ団体戦のメダルを取ることを至上命令とされていた当時のジャンプ界を鋭くえぐることで見えてきた影の立役者たちの命をかけた貢献が今日本人に伝えられるということの重みを感じさせてくれます。
テストジャンパーという存在がこの映画で知らされる重要性と、華やかな表舞台だけが注目される現状の歪みが少しでも緩和されることを願いたいですね💛
1994年リレハンメル五輪の団体戦での金メダル奪取が失敗に終わり、続く長野五輪への期待を背負っていた西方が腰の負傷で前列を離れることになり、新たにテストジャンパーという使命を与えられ、葛藤する姿にアスリートの悲運を教えられます。
それぞれの想いを胸にしまい込み、見事に期待に応えた25人のテストジャンパーたちが選手に与えた勇気と幸運をじっくりと味わってください。
Title
クワイエット・プレイス 破られた沈黙
2021.6.18公開
アメリカ映画
Staff
監督/ジョン・クラシンスキー
製作/マイケル・ベイ他
Cast
エヴリン・アボット:エミリー・ブラント
リーガン・アボット:ミリセント・シモンズ
マーカス・アボット:ノア・ジュプ
エメット:キリアン・マーフィ
謎の生存者:ジャイモン・フンスー
Story
『音を立てたら”超即死!”』というフレーズが強烈な印象を与える今作。
少しでも音を立てたらすぐさまモンスターが襲ってくるという前代未聞のスリラーです。
前作で父を亡くし、家族4人となってしまったアボット家がさらなる苦難を強いられる『怖い』お話です( ;∀;)
避難場所を探してなんとか前に進もうとする一家は廃屋で生き延びていた父の友人と出会い、地下室に匿ってもらうことになります。
その地下には金属製の密室があり、そこにいれば安全なのですが、密閉していることで空気もない状況なので、常に死と隣り合わせなのです。
娘のリーガンは耳と口が不自由なのですが、それを補うように感覚が発達していて、スピーカーのハウリングでモンスターを弱らせることができるのを発見し、地下で偶然耳にしたラジオ放送に生存者の存在を聞きつけ、独りでその探索に乗り出します。
リーガンを追ってエメットが廃屋を出て、2人で港にたどり着くとそこには大勢の生き残った人々が不気味な集団を作っていたのです。
彼らに捕らえられた2人はなんとか急場を逃れ、船で脱出し、ある島へと向かいます。そこには平和に暮らす人々の、「嘘のような光景」がありました。
一方、息子のマーカスが動物の罠にかかり、足を負傷。そのために母エヴリンが薬を探しに行き、酸素ボンベとともに廃屋に無事に帰り着きます。
その間、赤ちゃんと取り残されたマーカスは密閉室を出て辺りを探りに出た際にモンスターを呼び寄せてしまい、慌てて密閉室に逃げ込んだものの、外の鍵をはずみで掛けてしまいます。
このままでは自分と赤ちゃんの空気がなくなるのは時間の問題という絶体絶命の危機にパニックになるマーカスでしたが、エヴリンに救われるのでした。
泳げないモンスターから遠く離れた島で島民の協力でモンスター退治の準備に取りかかるリーガンとエメットが無事に使命を果たすことはできるのでしょうか?(^^)/
Title
インヘリタンス
2021.6.11公開
アメリカ映画
Staff
監督/ボーン・スタイン
製作/リチャード・バートン・ルイス
Cast
ローレンン・モンロー:リリー・コリンズ
モーガン・ワーナー:サイモン・ペック
キャサリン・モンロー:コニー・ニールセン
ウィリアム・モンロー:チェイス・クロフォード
Story
銀行家の父から遺されたものは、地所の森の地下に捕らえられた得体のしれない男でした・・・
地方検事として忙しく働いているローレンは、その試練に立ち向かうべく、真実を探っていきます。『この男はどうしてこんな所にいるの?』という当たり前の疑問に始まり、父との関係、そして自分の家族とどうかかわるのかを知らなければならない・・・
やがて明らかになってきたのは、衝撃の事実でした。モンロー家を揺さぶるスキャンダルと犯罪の痕跡。
選挙戦を戦っている弟を守る必要にも迫られたローレンと男の要求にどこまで応えるかのせめぎ合いが思わぬ結末を迎えるのです。
ローレンには米テレビドラマ『エミリー、パリへ行く』で視聴者を夢中にさせたリリー・コリンズ。
彼女の個性と美貌がこの作品に品格を与えています。
そして、囚われの身の男には、コメディーがよく似合うサイモン・ペッグ。意外な配役に驚きましたが、狂気を含む難しい役どころを難なく演じていました(^-^)
Title
イージー★ライダー
2021.6.11『午前10時の映画祭11』リバイバル上映
アメリカ映画
Staff
監督/
デニス・ホッパー
製作/ピーター・フォンダ
Cast
ワイアット/キャプテン・アメリカ:ピーター・フォンダ
ビリー:デニス・ホッパー
ジョージ・ハンセン:ジャック・ニコルソン
Story
ドラッグで大儲けしたワイアットとビリー。
ロサンゼルスからニューオーリンズへと大陸横断の旅に出て、人種差別や当時の風潮への差別などを体現しながらアメリカの現実に気づかされていくロードムービー。
ハーレーダビッドソンで気ままに荒野を駆け抜ける姿は世界中の若者をとりこにしたようです。まさに自由の国・アメリカの象徴として映画史に残る名作です。
この映画のことは知ってはいましたが、観たことがなかったので、この機会に足を運びました。
名作と呼ばれる作品はやっぱり観ておきたいですよね💛
今さらながら、ピーター・フォンダの素晴らしさを胸に刻みました。カッコイイという言葉は彼のためにあるという感じがします。
監督も兼ねたデニス・ホッパーが出演することは知っていましたが、ジャック・ニコルソンもだとは知らなかったので嬉しい驚きでした(^^)/
ヒッピー文化も織り交ぜながら、当時の空気感が全編に漂っていて、今はもう存在しない古き良きアメリカを体験させてくれる作品です。
Title
Mr.ノーバディ
2021.6.11公開
アメリカ映画
Staff
監督/イリヤ・ナイシュラー
製作/ケリー・マコーミック他
Cast
ハッチ・マンセル:ボブ・オデンカーク
ベッカ・マンセル:コニー・ニールセン
デビッド・マンセル:ハッチの父
ブレイク・マンセル:ハッチの息子
ユリアン・クズネツォフ:アレクセイ・セレブリャコフ
(ハッチと彼の家族を狙うロシアン・マフィア)
Story
決まり切った日常に満足?しているかに思われたハッチ才能が、自宅への強盗事件をきっかけに優れた(隠された)才能を開花させる痛快娯楽アクション大作です(^-^)
妻にも距離を置かれ、思春期の息子にも尊敬されているとはいいがたいくすんだ中年男性のハッチが自分の感情を爆発させる機会を得て、縦横無尽に悪党を倒すシーンに喝さいを送る観客も多いと思います。
安心・安定の世界から危険・狂暴の世界へとスイッチする感覚と言いましょうか(*'▽')
凡人なら憧れないまでも、共感できるかもしれないですね。
ぼ~とした見た目のハッチが別人のように暴れまわるなんて隣人もビックリ!!しそうな展開に、続編を期待してしまいそうです💛
Title
ブラックバード 家族が家族であるうちに
2021.6.11公開
アメリカ・イギリス合作
Staff
監督/ロジャー・ミッシェル
製作/デビッド・ベルナルディ
Cast
リリー:スーザン・サランドン
ジェニファー:ケイト・ウィンスレット
アンナ:ミア・ワシコウスカ
ポール:サム・ニール
リズ:リンゼイ・ダンカン
マイケル・レイン・ウィルソン
クリス:ベックス・テイラー=クラウス
ジョナサン:アンソン・ブーン
Story
2014年のデンマーク映画「サイレント・ハート」のリメイク。
不治の病を悟ったリリーはクリスマス直前のある日、海辺の自宅に娘たち親族を集めます。
自分の身体の自由が利くうちに、最愛の家族との思い出を作ることを望んでいたのでした。
目的を知らされていてもそれを理路整然と受け入れられない家族の葛藤が明らかにされるにつれ、長年の謎までもが知らされることになり、彼らの落胆・抵抗は増していくのです。
愛する家族との別れをどう捉え、迎えるかが映画界でも追及されるようになってきましたね。それは現代を映す鏡のようなものかもしれません。
「死ぬ選択」がようやく世の中に根を下ろし始めたのだろうと思いながら鑑賞しました"(-""-)"
皆さんはどう考えますか?
Title
ローグ
2021.5.7公開
南アフリカ・イギリス合作
Staff
監督/MJ・バセット
製作/カイル・アンブローズ他
Cast
サム:ミーガン・フォックス
ジョーイ・カシンスキーフィリップ・ウィンチェスター
アシラ・ウィルソン:ジェシカ・サットン
クロエ:キャリ・テイラー
イライジャ・デッカー:ブランドン・オーレ
Story
アフリカの危険地帯での政治家の娘奪還のミッションに挑む傭兵部隊のリーダーのサムが遭遇する闇の世界が浮かび上がります。
一見平和に見える私たちの生活の場以外の地球の裏側やその他の地域では、止むことなくこのような戦闘が起きているという現実を突きつけられます。
目が覚まさせられるとう感覚ですね"(-""-)"
闘う相手は手慣れた密猟者たち。それを率いる危険人物に恨みを抱く現地調達のメンバー。
さまざまな要素が絡み合ったこのミッションの成功率はどのくらいなのか?
このところ観なくなったミーガン・フォックスが元気な姿を見せてくれました!!
どうしてアクション映画出演なのか?と疑問を抱きましたが、2007年の大ヒット作「トランスフォーマー」のヒロイン役でブレイクしたのでしたね~💛
たくましくなったミーガンの雄姿を堪能できますよ(^^♪
Title
コンティニュー
2021.6.4公開
アメリカ映画
Staff
監督/ジョー・カーナハン
製作/ジョー・カーナハン他
Cast
ロイ・パルヴァ―:フランク・グリロ
クライヴ・ヴェンター大佐:メル・ギブソン
ジェマ・ウェルズ:ナオミ・ワッツ
アリス:アナベル・ウォーリス
Story
元妻がからむ、無限地獄『タイムループ』からの脱出を試行錯誤するデルタフォース出身のロイ。その日暮らしをしながら、毎朝おなじシチュエーションで目が覚めるという恐ろしい運命を受け入れざるを得ない人生を断ち切ることが至上命題です。
このところ映画界を席巻しているこの『タイムループ』問題。最近でも何本か公開されていますよね(*'▽')
それぞれが独自に工夫を凝らし、この恐ろしくも魅惑的な課題に取り組む業界の動向はこれからも続くと思われます。
科学者の元妻のジェマから託されたミッションとは何なのかを突き止めない限り、ロイの苦悩と危険は去ってはくれません。
これには、邪悪な軍専属科学者ヴェンター大佐が関わっていることが判明し、単身研究所に乗り込むロイを待ち受けていた現実とは?
最近、なにかと顔を見せるメル・ギブソン(^^♪ですが、ここでもなんとも言えない存在感を放っています♪♪
俳優としてのピークが過ぎたような気がしていましたが、そうではなかったようですね。
まだまだ活躍の場が用意されているのが嬉しい驚きでした!
ベテラン勢と最旬の俳優陣。
どちらも映画界にはなくてはならない存在ですね。
Title
ブックセラーズ
2021.4.23公開
アメリカ映画
Staff
監督/D・W・ヤング
製作/ジュディス・ミズラキー他
Cast
デイブ・バーグマン
アディナ・コーエン
ナオミ・ハンブル
ジュディス・ローリー
Story
『本』にまつわる物語を濃厚な資料と情熱で再現してくれる作品です。
本好きな方にとっては『至福』な時間となるでしょう♪
そういう私も『本』のとりこになった一人です(^-^)
ニューヨークで開かれる世界最大規模の『ブックフェア』で取引されるブックセラーたちの悲喜こもごもの貴重な世界への素晴らしい記録がこういう形で残されているのはとても素晴らしいですよね。
『本』と様々なかかわりを持つ人たちの思い出・意見・哀愁などが画面からひしひしと伝わってきて、その価値観や執着などを共有する機会に恵まれたことが誇らしく感じられる作品です!
ディーラー・コレクターたちの素顔や本音もあからさまに語られる貴重なドキュメンタリー映画です。
Title
ハチとパルマの物語
2021.5.28公開
日本・ロシア合作
Staff
監督/アレクサンドル・ドモガロフ・Jr.
製作/アレクサンドル・ドモガロフ・Jr.他
Cast
コーリャ:レオニド・バーソフ
ラザレ:ビクトル・ドブロヌラボフ
ニーナ:バレリア・フョドロビチ
セルゲイ:ビクトル・イリン
ニコライ・ラザレフ:アレクサンドル・ドモガロフ
豊田武:渡部裕之
豊田ゆめ:藤田朋子
秋田犬の里館長:壇蜜
Story
母親を喪い、天涯孤独となった9歳のコーリャがパイロットであるの実の父と暮らすことになります。馴染みのない父との気づまりな生活に救いをもたらしたのは、パルマという勇敢な犬でした。
パルマは飼い主と搭乗する間際に空港に取り残された気の毒な犬。そんな2人は無二に親友となっていきます。
パルマは、いつか迎えに帰ってくると信じて、飼い主が乗っているであろう飛行が到着するたびにタラップに駆け寄りますが、なかなか実現しません。
コーリャとパルマは飛行場のそばにある修理工のおじいさんに寄り添われながら運命の時を待ち続けるのでした。
1970年代の旧ソ連での『忠犬パルマ』を元にしたこの作品は日本の『忠犬ハチ公』を思い出させます(^^♪
ただひたすら主人を信じて待つ犬の姿は美しく、哀しいものがあります。
ロシアと日本を結ぶ「人と犬の関わり」の絆と縁を感じ、涙が出る映画でした。
壇蜜さんが出演されているのも嬉しい驚きでした💛
Title
プロジェクトV
2021.5.7公開
中国映画
Staff
監督/スタンリー・トン
製作/スタンリー・トン他
Cast
トン・ウンテン:ジャッキー・チェン
ロイ・ジャンユー:ヤン・ヤン
チョン・ホイシュン:アレン
ミヤ:ムチミヤ
ファリダ:シュ・ルオハン
Story
VIPの特殊護衛部隊「ヴァンガード」の部員たちと悪の傭兵集団「北極狼」との熾烈な戦いを過激なアクションシーン満載で魅せてくれます💛
著名な実業家チョンと娘のファリダを護衛中に「北極狼」に奪われた「ヴァンガード」一行。この組織を指揮するリーダー/トン・ウンテンが現地に飛び、事態収拾に乗り出すのですが、そこには思いもかけない困難が待ち受けていました。
ジャッキーのアクションはまだまだ冴えていて感動させてくれますし、彼の後を引き継いでくれそうな若手が育ってくれているのは嬉しい驚きでした。
ジャッキーの作品は必ず観に行くので、これからも技を駆使して楽しい映画を作り続けてほしいと願っています。
Title
カムバック・トゥ・ハリウッド!!
2021.6.4公開
アメリカ映画
Staff
監督/ジョージ・ギャロ
制作/フィリップ・キム他
Cast
マックス:ロバート・デ・ニーロ
デューク:トミー・リー・ジョーンズ
レジ―:モーガン・フリーマン
ウォルター・クレイソン:ザック・ブラフ
ジェームズ・ムーア:エミール・ハーシュ
Story
ロバート・デ・ニーロを中心としたベテラン勢が1970年代のハリウッドをおもしろおかしく揶揄していくエンターテインメントです。
撮影の裏側を見せてくれるので、映画好きな方にはたまらない魅力を持っている作品に仕上がっています💛
B級映画プロデューサーのマックスがギャングのレジ―への借金返済に迫られ、絶体絶命のピンチを切り抜ける方法を思いつきます。
なんと、撮影中に主役を死なせることで映画を完成させず、保険金をだまし取るという突飛な計画でした!
その主役に選んだのは、往年の西部劇スター・デュークでした。騙して彼を入居する老人ホームから撮影に参加させ、撮影を始めます。オーディションを行い、やる気を見せたは女性を監督に据え、なんとか順調に薦めますが、デュークは思惑どおりに死んでくれません( ;∀;)
あの手この手で、迫りくるレジ―への返済を実現させようと躍起になるマックスでした。
Title
グリーンランド 地球最後の2日間
2021.6.4公開
アメリカ映画
Staff
監督/リック・ローマン・ウォー
製作/ジェラルド・バトラー他
Cast
ジョン・ギャリティ:ジェラルド・バトラー
アリソン・ギャリティ:モリーナ・バッカリン
ネイサン・ギャリティ:ロジャー・デイル・フロイド
デビッド・デンマン
ホープ・デイビス
Story
彗星の破片が次々と地球に降り注ぎ、巨大隕石が落ちてくるまでの48時間以内に各地にある「シェルター」へ隔離されるために『選別』された人々に迫る緊迫感が凄まじい勢いで描かれていて、まさに背筋が凍るような恐ろしさを味わう映画でした。
『選別』の対象は「なにかに秀でた人」という条件付きで、もしも体に疾患があれば家族であっても非難の輸送機に乗れなくなります。
建築技師という特技で選ばれたジョンと妻のアリソン、息子のネイサンの3人は集合場所である飛行場にたどりつきますが、ネイサンの糖尿病の持病が発覚し、避難できない事態に追い込まれます。
飛行場に殺到するたくさんの人たちに囲まれ、家族が離れ離れになったり、輸送機に乗れる「証明書」としてのリストバンドの奪い合いが起きるなど、平時では考えられない人間の本性が暴きだされて、「人類滅亡」という言葉が迫ります。
約束の地「グリーンランド」は本当に存在するのか?という究極の救済へと家族を導くジョンの死に物狂いの格闘が胸に迫ってくる大作でした。
アリソン役のモリーナ・バッカリンは、米ドラマ「V」での強烈なリーダー・アナ役が素晴らしかったですよね。このドラマでモリーナ・バッカリンを知りました。
彼女の美しさと強さが「v」の魅力となっていたと思います。
Title
ファーザー
2021.5.14公開
イギリス・フランス合作
Staff
監督/フロリアン・ゼレール
製作/
デビッド・パーフィット他
Cast
アンソニー:アンソニー・ホプキンス
アン:オリビア・コールマン
ローラ:イモージェン・プーツ
ポール:ルーファス・シーウェル
Story
自分の記憶が定かでなくなる恐怖と向き合う81歳のアンソニーとそばで見守る娘アン。
認知症という避けがたい苦難に立ち向かう現代人の姿を映しだす意義深い作品が登場しました。
おそらく誰もが避けては通れない茨の道でありながらも、人間の尊厳との境目を行きつ戻りつする不条理を受け入れる勇気が求められていると感じました。
ふたりの娘がアンソニーの頭の中で混じり合い、事実と虚実、過去と現在の境目もおぼろげになるという人間にとって最悪の衰えが哀しみを誘います。
アンソニーの記憶が行ったり来たりするので、観ている私たちも「あれっ、今は何の話だった?」と戸惑うこともしばしばでした。
「認知症になるとこんな状態が起こるんだな」と寒々しい気持ちを抱きました。暗闇の中を道案内なしで歩くような不安な世界を実感して、やるせなさが心に迫ってくる映画でした"(-""-)"
アンソニー・ホプキンスはこれで第93回アカデミー賞主演男優賞を受賞しました。さすがの貫禄ですね!
オリビア・コールマンと言えば、あの「女王陛下のお気に入り」が印象深い女優。こういう現代劇も新鮮でいいですね。
Title
アオラレ
2021.5.28公開
アメリカ映画
Staff
監督/デリック・ボルテ
製作/リサ・エルジー他
Cast
男:ラッセル・クロウ
レイチェル:カレン・ブストリアス
カイル:ガブリエル・ベイトマン
アンディ:ジミ・シンプソン
Story
美容師のレイチェルが息子を学校へ送っていく途中で出くわした謎の男。軽い気持ちで鳴らしたクラクションが思わぬ災難を引き起こしてしまいます。
あおり運転というパニック映画は数々世に出てきましたが、ついにラッセル・クロウが参戦してきました💙
近年、悪役づいているラッセルですが、かなりの肥満体を維持(*'▽')しているようですね。若かりし頃のグッドルッキングが惜しまれます。
とはいえ、演技の方は衰えを知りません!ついに、運転でストーカーになってしまいました!!
謎の「男」は、たったいまある家族を惨殺し、放火までしでかした極悪人でした。そんな彼と公道で隣り合わせになったレイチェルはなんと不運な女性なのでしょうか。
人生が破綻し、やぶれかぶれとなった人物ほど危険なものはありません。
どこまでもついてくる「男」を振り切れず、暴走の果てになんの関係もない人々を巻き添えにする恐ろしさ。「こうなったら腹をくくるしか道はない」と悟ったレイチェルの猛反撃を仕掛けます。
レイチェル役のカレン・ピストリアスは『移動都市 モータル・エンジン』『否定と肯定』『光をくれた人』などの出演作があります。
これからの活躍が期待される女優でしょう。
Title
ジェントルメン
2021.5.7公開
イギリス・アメリカ合作
Staff
監督/ガイ・リッチー
製作/ガイ・リッチー他
Cast
ミッキー:マシュー・マコノヒー
レイ:チャーリー・ハナム
ドライ・アイ:ヘンリー・ゴールディング
ロザリンド:ミシェル・ドッカリー
マシュー:ジェレミー・ストロング
ビッグ・デイヴ:エディ・マーサン
コーチ:コリン・ファレル
フレッチャー:ヒュー・グラント
Story
ロンドンの暗黒街。マリファナ・キングのミッキーが一代で築き上げた巨大ビジネスを売却して引退するという噂を聞きつけた一流のワルたちがしのぎを削る争奪戦が始まります( ;∀;)
いかにもガイ・リッチーらしいバイオレンスあふれる描写にはちょっと引きますが、まあ、娯楽大作として観るのがベストではないかと思いますね(^^)/
ヒュー・グラント扮する私立探偵がミッキーの片腕レイモンドに延々と自分の調査結果を突きつけるシーンで、私はちょっと「スリーピー・モード」に陥りましたが(*'▽')、にぎやかなギャング映画としては楽しめるかもしれません。
とにかく、あっちこっちで騒動が巻き起こるので話についていくのに必死になりますが、主役級の俳優たちが続々現れるので、なんと贅沢な作品だと感嘆しました。
マフィアの世界って平民( ;∀;)の私たちには想像を超えたものがあるので、馴染みがないと理解するのが難しいかもしれません。
一番印象を受けたのは「ヒュー・グラント」が老けたように見えたことでしょうか(*'▽')
「あのヒューがこんな…」という、悲劇的なルックスに意気消沈したことが心に残りました。美青年の面影が消え去るのって衝撃ですよね…。
Title
HOKUSAI
2021.5.28公開
日本映画
Staff
監督/橋本一
企画/川原れん
Cast
葛飾北斎/青年期:柳楽優弥
葛飾北斎/老年期:田中泯
蔦屋重三郎:阿部寛
柳亭種彦:永山瑛太
喜多川歌麿:玉木宏
コト:瀧本美織
Story
浮世絵や富士山の絵画で有名な葛飾北斎をダブル主演でおくる話題作。
青年期の北斎を柳楽優弥が演じ、独特な感性で北斎の素顔を描いていきます。
歴史上の人物を演じるのは、やりがいがある反面、非常に難しい部分もあると思います。
等身大の姿を表現しつつ、新しい解釈の味付けも必須ですよね。そう考えると、柳楽優弥で正解だったのではないでしょうか(^^♪
キリっとした眼差しは誰にも負けない迫力がありますし、ある意味、狂気がかった人物描写が求められる北斎役は彼の代名詞ともなるかもしれませんね♪♪
老年期の田中泯もその静かなたたずまいは、芸術家としての圧迫感よりも内面描写に観客を引きずり込む要素を発揮していたのではないでしょうか。
歴史上、あまりにも有名は絵師たちが次々と登場するので、かなりのインパクトがあり、「あぁ、こんなふうだったのかな…」という自分なりの解釈ができて面白い作品でした。
要となるあの「波」を生み出すシーンは見ごたえがありました(*'▽')何かが生まれる瞬間って、一瞬の閃きと、それをもたらしてくれた周囲の人たちとの関係で成り立っているのを実感しました。
いわゆる「刺激」が今までになかったものに実態を与える要素なんですね~💛💙
Title
グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告
2021.4.23公開
アメリカ映画
Staff
監督/ティム・ヒル
製作/マービン・ピアート他
Cast
エド:ロバート・デニーロ
サリー:ウマ・サーマン
アーサー:ロブ・リグル
ピーター:オークス・フェグリー
Story
静かな暮らしを続けてきたエドは、仕方なく娘一家と同居することになり、孫のピーターの部屋を使います。それをおもしろくないピーターの反撃がはじまるのですが、「ここまで
やるの?」というぐらい過激な戦争が勃発するのです!!
ひとつ間違えば、大怪我や事故死もあり得るような応酬にヒヤヒヤさせられますが、そこは「映画の世界」ということで解決ですね(^^)/
ロバート・デニーロという俳優の懐の深さにはしみじみうならされますよね~(*'▽')
硬派・軟派となんでもこなせる才能と個性のたまものなんでしょうね💛
今作にはなんとあのクリストファー・ウォーケンまでも参戦し、コミカルな演技で笑いを提供してくれます。さすがに年季の入った老友の競演で、危なくも楽しい家族物語が登場してしまいました♪♪
何といっても出色なのは、母サリー役のウマ・サーマンではないでしょうか?こんな作品に出演なんて、今まで考えたこともなかったくらいの意外キャラ!
でも、彼女の気さくさがいい雰囲気を出していて、物語に奥行きを与えてくれていますね💙💛
しかし、こんな大騒動をしなくても他に解決法があったのではないか?とも考えてしまいます(^_-)-☆
Title
ローズメイカー 奇跡のバラ
2021.5.28公開
フランス映画
Staff
監督/ピエール・ピノー
製作/ステファニー・カレーラス
Cast
エヴ:カトリーヌ・フロ
フレッド:メラン・オメルダ
サミール:ファッシャ・ブヤメッド
ヴェラ:オリビア・コート
ナデージュ:マリー・プショー
ラマルゼル:バンサン・ドゥディエンヌ
Story
バラをこよなく愛するエヴは父から受け継いだバラ園を手放す瀬戸際まで追い詰められたベテランローズメイカー。
唯一の起死回生はバラ・コンクールで優勝することしか残されていませんが、それも落選続きでやる気もなくなってきていました。
「ついにここまでか」と覚悟を決めたある日、訳ありの素人3人を雇う羽目になります。彼らは職業訓練所から派遣された、問題アリの人物ばかり。
バラ園での仕事の初歩から教え込むエヴの心労は増えるばかりです。
そんなエヴのバラ園の乗っ取りを企む大手バラ園経営者ラマルゼルのバラを盗み出すアイデアを思いつきます。それはエヴが最も得意とする新種のバラの交配でした。
嫌がる3人を脅しつけ共犯者にして夜間にラマルゼルのバラ園に忍びこみ、やっとのことで目的のバラを手に入れ、端正に世話をし始めます。
不良青年フレッドの複雑な家庭環境にも理解を示し、彼の信頼を得てエヴは心機一転を志すまでになります。
広大なバラ園の風景にため息が出てきます(^^♪
ずっと見ていたいと思えるほどステキでした。
Title
ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから
2021.5.7公開
フランス・ベルギー合作
Staff
監督/ユーゴ・ジェラン
製作/レティシア・ガリツィン他
Cast
ラファエル:フランソワ・シビル
オリヴィア:ジョセフィーヌ・ジャピ
フェリックス:バジャマン・ラベルネ
Story
「ある日目ざめたら別の人生を歩んでいた」という不思議な体験をした青年フランソワ。
高校時代からの恋人と結婚後、SF作家への道を突き進むラファエルと、ピアノ教室をもち、ささやかな自分の夢を実現させたオリヴィアはすれ違いに悩むカップりへと変貌を遂げていました。
これからの自分の将来への飛躍に必死になるラファエルとオリヴィアとの心の隔たりは深くなるばかり。2人ともそれを自覚しているからなおさら辛い現実に打ちのめされていました。
自分との時間をまともに取ってくれないラファエルへの不満が爆発したオリヴィアの怒りに恐れをなしたラファエルは家を飛び出してしまいます。
いつものように翌朝目覚めたラファエルの目に飛び込んできた見知らぬ部屋の風景。そして、身に覚えのない勤め先の中学校。唯一の慰めは、旧知の仲のフェリックスのみ。それでも彼に助けられ、徐々に現実に対応する術を見つけ出し、やがてさらなる真実の扉を開ける機会が訪れるのでした。
新しい世界で再会した愛しのオリヴィアは、今や有名ピアニスト。彼女の夢が叶っていたのです。不思議な偶然によりまたもや歩みよる2人の運命は誰も想像できない結末を迎えることになります。
フランソワはもうフランスを代表する俳優の1人に昇り詰めた感がありますよね💛
どんな役でも彼の魅力が最大限生かされ、甘いルックスに女性ファンが増えていると思います。
オリヴィア役のジョセフィーヌ・ジャピという女優さんは知りませんでしたが、かなりの美人です!!どこかあのレベッカ・ファーガソンを思わせる正統派美女ですね。華やかさと繊細さを併せ持つ彼女は一気にフランス映画界のスターになること間違いなしでしょう。
Title
アメリカン・ユートピア
2021.5.28公開
アメリカ映画
Staff
監督/スパイク・リー
製作/デビッド・バーン
Cast
デビッド・バーン
ジャクリーン・アセベド
グスタボ・ディ・ダルバ
ダニエル・フリードマン
クリス・ジャルモ
ティム・ケイバー
テンダイ・クンバ
Story
総勢12人で構成されたブロードウェイ・ショー。元「トーキング・ヘッズ」のフロントマンのデビッド・バーンを中心に、全21曲を交えてのパフォーマンスは独特の雰囲気がありました。
それぞれに異なるメンバーの人種も多彩で、人類の融合が進むという理想も感じとれました。
派手なダンスやナンバーがあるわけではないのですが、不思議な一体感で観客を異空間に漂わせてくれる作品ですね(^^)/
Title
AVA エヴァ
2021.4.16公開
アメリカ映画
Staff
監督/テイト・テイラー
製作/ニコラス・シャルティエ他
Cast
エヴァ:ジェシカ・チャスティン
サイモン:コリン・ファレル
デューク:ジョン・マルコヴィッチ
エヴァの母:ジーナ・デイヴィス
ジュディ/エヴァの妹:ジェス・ワイクスラー
マイケル:コモン/ジュディの恋人
Story
凄腕の暗殺者のエヴァは今回のミッションをやり遂げ、次の任務であるパーティ会場に潜入しますが、情報の漏洩で危機に陥ってしまいます。
そのせいで自分の組織に狙われることになったエヴァは反逆を決意。組織の黒幕であるサイモンと一対一の対決にまで発展するスリリングなサスペンスです。
エヴァを一流の暗殺者として育て上げたデュークとの絆までが危機に晒され、後がないエヴァの末路に同情さえ感じてしまいます。
自分のターゲットの断末魔の時に「あなたは何をしたの?」と自分が暗殺をする理由を相手から聞きたがるエヴァの致命的な流儀が組織に危険をもたらすのは知っているはずなのに、彼女はどうしてもそれを止めることができないのでした。
そこにエヴァの人間的な側面が垣間見えるのは皮肉なものですね。
アクションもできる大女優として貫録を見せつけるジェシカの勇敢な暗殺者ぶりと、華麗なスキルに驚かされること間違いなしです♪♪
ぜひ、続編も作ってもらいたいですね。
また、デューク役のジョン・マルコヴィッチが久々に日本に登場し、嬉しくなりました💛やっぱりこの人の演技には惹きつけられますよね~(^^)/
Title
水を抱く女
2021.4.16公開
ドイツ・フランス合作
Staff
監督/クリスティアン・ペッツウォルト
製作/フロリアン・コールナー・フォン・クストルフ他
Cast
ウンディーネ:パウラ・ベーア
クリストフ:フランツ・ロゴフスキ
モニカ:マリアム・ザリー
ヨハネス:ヤコブ・マッチェンツ
Story
カフェのテラス席で所在なさげにひとりで座るウンディーネ。彼女は恋人のヨハネスから呼び出され、彼が運んできてくれるコーヒーを待っているところでした。
彼女は彼から別れを切り出された直後でした。哀しみをこらえたウンディーネの頬に一筋の涙がこぼれます。
誰かからの着信が鳴り、ヨハネスは立ち去ろうとしますが、ウンディーネから「私を捨てたら殺すわよ、分かってる?」と不穏な言葉が放たれます。すごい脅し文句ですよね(*'▽
ベルリンの都市開発研究家のウンディーネは、博物館でガイドの仕事をしています。ヨハネスとの会合は勤務前の慌ただしい時間に持たれたものでした。
希望を失いかけた彼女は、博物館に隣接するカフェで潜水作業員クリストフと出会います。彼女を大事に扱うクリストフとの恋愛に安らぎを与えられるウンディーネ。
彼の仕事場にも同行し一緒に潜水さえ経験するのです(^-^)優しさと繊細さにあふれたクリストフに夢中になるウンディーネ。
そんな幸せいっぱいの2人に思いがけない別れが突然訪れてしまいます。なんと潜水作業中の事故でクリストフが亡くなってしまうのでした。
不思議な魅力を持つこの作品は、私たちを通常とはちょっとかけ離れた世界に連れていってくれます。「こんな世界があったんだな」と新鮮な驚きを覚えました。
ウンディーネを演じるパウラは2016年の「婚約者の友人」、2018年「ある画家の数奇な運命」で印象的な女性を熱演し、高い評価を受けた女優です。
はかなげな美しさが光る彼女の魅力を十分楽しめます(^^♪
Title
約束の宇宙(そら)
2021.4.16公開
フランス映画
Staff
監督/アリス・ウィンクール
製作/イザベル・マドレーヌ他
Cast
サラ・ロロー:エヴァ・グリーン
ステラ・アッカーマン・ロロー:ゼリー・ブーラン=レメル
マイク・シャノン:マット・ディロン
トアス・アッカーマン:ラース・アイディンガー
ウェンディ・ハウアー:サンドラ・フラー
アントン:アレクセイ・ファティーフ
Story
欧州宇宙機関(ESA)で打ち上げ予定の「Proxima/プロキシマ」というミッションに参加することになった1人娘ステラを育てるシングルマザーのサラの奮闘を描いています。
子どもの頃からの憧れだった宇宙への旅に備えて、過酷な訓練の日々を送っています。
物理学者の夫とは離婚してはいますが、自分の手が足りない時はステラの世話も厭いません。
女性1人ということで、2人の男性メンバーに負担はかけられないとの壮絶な意志を保ちながら、子育て・主婦業との両立は傍目で見るほど楽なものではなく、心身両面の疲弊を隠しつつ、自分の指名を遂行することにまい進していきます。
宇宙へ旅立つカウントダウンが迫り、サラにはもうひとつの苦難が待ち受けていました。一旦地球を飛び立てば、まだ幼いステラとは1年間会うことはできないのでした。それでも夢の実現に向けて娘と元夫の協力を得て、ついにその日を迎えるのでした。
ステラと交わしていた、打ち上げの前日にロケットを見る約束を無事に果たしたサラは無重力の彼方へと空高く舞い上がるのです。
こんな役柄のエヴァは今まで観たことはないですよね?セクシー女優として名高い彼女がまさか宇宙飛行士を演じるなんて!
しかし、それは全くの杞憂でした💛
訓練服のキリっとしたエヴァを観ていると、なんでも似合う人なんだなと実感します♪♪
それに、たとえ演技だと言っても、宇宙への訓練となると、半端な準備ではないはずですし。彼女の女優魂を感じる作品です。
共にミッションに挑むクルー役にマット・ディロンが扮しています。彼もまた意外なキャスティングだと驚きを隠せません。男らしさ全開でサラをサポートする姿に頼もしさが表れていて、寡作な印象の彼の株は急上昇するに違いないでしょう(^_-)-☆
この作品を観て思ったのは、女性が家庭を持ちながら宇宙に行くということの大変さでした。実際の女性宇宙飛行士の映像がラストに出てきて感無量でした💛💙💛
同時に、彼女たちがとても誇らしくなりました。こんな人たちがいたからこそ、今の宇宙開発に女性の搭乗が可能になったんですね。
Title
フィールズ・グッド・マン
2021.4.9公開
アメリカ映画
Staff
監督/アーサー・ジョーンズ
製作/ジョルジオ・アンジェリーニ他
Cast
マット・フューリー
アイヤナ・ウデセン
ジョニー・ライアン
リサ・ハナウォルト
Story
アメリカの人気アーティスト、マット・フューリーが生み出したキャラクター「ぺぺ」をめぐる騒動が繰り広げられるドキュメンタリー映画。
日本ではあまりなじみがないキャラのように思いますが、アメリカでは有名なんですね💛
人気者となったペペが人種差別に利用など、乱用されることに立ち向かわざるを得ない作者のフューリーの戦いの日々を記録しています。
キャラとして愛されるのはいいのですが、政治的な悪用など、営利目的なものになってくると、作者も静観しているわけにはいかない世相をよく表している作品でした。
Title
パーム・スプリングス
2021.4.9公開
アメリカ・香港合作
Staff
監督/マックス・バーバコウ
製作/アンディ・サムバーグ他
Cast
ナイルズ:アンディ・サムバーグ
サラ:クリスティン・ミリオティ
ハワード:ピーター・ギャラガー
ロイ:J・K・シモンズ
ミスティ:メレディス・ハグナー
タラ:カミラ・メンデス
Story
パーム・スプリングスで結婚式を挙げる妹の介添人として出席するサラ。司会を務める恋人と出席したナイルズが遭遇する「タイムループ」地獄(^^♪からの脱出方法をあれこれと実践する楽しい作品。
ナイルズが謎の老人に肩を矢を打ち込まれ、砂漠の洞窟に入りこみんだことで、結婚式の朝に目覚めることを無期限に繰り返すかなり悲惨な運命に落ちていきます。
これにはさすがの2人も神経にこたえる事態となり、抜け出すためにいろいろ知恵を絞ります。そうしているうちにサラは化学的な側面からの解決策を思いつき、ネットで専門家の協力を仰ぐのでした。
よくある話ですが(^_-)、こんな状況には誰もなりたくはないですよね。時空の割れ目に落ちたということなのでしょうか?タイムトラベル、タイムループ。本当にあったらこんなに怖いことはないですよね~。
ナイルズを繰り返すごとに襲う老人を演じているのはあのJ・K・シモンズ。意外な配役でした♪♪
Title
DAU.ナターシャ
2021.3.12公開
ドイツ・ウクライナ・イギリス・ロシア合作
Staff
監督/イリヤ・フルジャノフスキー
製作/セイゲイ・アドニエフ他
Cast
ナターシャ:ナターリヤ・ベレジナヤ
尋問官:ウラジーミル・アジッポ
オーリャ:オリガ・シカバルニャ
リュック:リュック・ビジェ
Story
ソ連の秘密研究都市で行われている軍事に悪用するための研究施設。
そこの食堂のウェイトレスのナターシャとオーリャの目を通して科学者の実態を描く問題作。
素人を採用したキャスト陣が織りなす前代未聞の作風は、異様なまでのリアリズムを追求。
ナターシャと親密になる科学者リュックとの関係性が微妙な印象を与えるなど、製作者の意図を測りかねる作品となったのではないでしょうか?
しかし、主眼となる全体主義国家の恐ろしさは充分に伝わります( ;∀;)
Title
ザ・スイッチ
2021.4.9公開
アメリカ映画
Staff
監督/クリストファー・ランドン
製作/ジェイソン・プラム
Cast
ブッチャー:ヴィンス・ヴォーン
ミリー:キャスリン・ニュートン
ナイラ:セレステ・オコナー
ジョシュ:ミシャ・オシェロヴィッチ
ブッカー:ユリア・シェルトン
Story
冴えない女子高生が殺人鬼と体が入れ替わってしまい、24時間内に自分の体を取り戻さないと永遠にそのままという窮地に追い込まれるという恐い(*'▽')内容です。
アメフトの試合での応援で見栄えのしないコスチュームを付けたミリーが試合後に母親の迎えを待っているところに、ブッチャーという指名手配犯に襲われ、短剣で刺されてしまった直後に2人の体がいれかわるのです。
殺人鬼ブッチャーの身体になってしまったミリーは自分の身体を取り戻すために身分の姿になったブッチャーを探すはめになります。
一方、ミリーに変身したブッチャーはこれ幸いと、ミリーの学校に登校し、新たな殺人を繰り返し、ミリーの友達2人を交えての大騒動に発展してしまいます。
こういう入れ替わりものは今までもよくありましたが、殺人鬼がヴィンス・ヴォーンなので、恐いやら可愛いやらでなんとも複雑ですね♪♪
彼は主役級の有名な俳優ですが、こんな役もサラっとやってしまう「凄さ」があり、驚かされてしまいます。
ミリー役のキャスリン・ニュートンも可愛くて不気味なストーリーを笑いに変えてくれます。
監督は2019年のヒット映画「ハッピー・デス・デイ」のクリストファー・ランドン。これもとても面白い作品でした。
Title
アンモナイトの目覚め
2021.4.9公開
イギリス映画
Staff
監督/フランシス・リー
製作/イアン・カニング他
Cast
メアリー・アニング:ケイト・ウインスレット
シャーロット・マーチソン:シアーシャ・ローナン
モリー・アニング:ジェマ・ジョーンズ
ロデリック・マーチソン:ジェームズ・カッカードル
ドクター・リーバーソン:アレック・セカレアヌ
エリザベス・フィルボット:フィオナ・ショウ
Story
実在した19世紀イギリスの古生物学者メアリーと若く美しい裕福なシャーロットの運命の出会い。
当時の学会では女性の手柄であっても男性名義での公表は当たり前だったようです。寒々とした浜辺で懸命に化石探しに明け暮れるメアリーは置いた母親との生活のなかで、学問への情熱に生かされていたような孤独さに耐えていたのでしょう。
人との交際も頑なに拒むメアリーの心を溶かしていったシャーロットの存在がなければ、どこまでも寂しい人生を余儀なくされていただろうと思うと、こちらも心が張り裂けそうになります。
病気になったシャーロットの看護を引き受け、徐々に人間らしさを取り戻していくメアリーの変化は、ドクターの家の音楽会に参加した夜、シャーロットが他の女性と楽しそうにしている姿を見る時の表情によく表れていたと思います。「シャーロットは私の友達よ!」という自分でも気づかない、嫉妬心が芽生えた瞬間なのでしょうね。
このことをきっかけに2人の仲は深まっていくのですが、お互いに満たされない人生を補い合う欲求は誰しも拒むことはできないのかもしれません。
今作でのシアーシャのドレス姿はため息がでるほどステキでした!
彼女の古風なルックスが、素晴らしい衣装とマッチしてこれ以上ない眼福でした💛💙💛