Title
スカイ スクレイパー
2018.9.21公開
アメリカ映画
Staff
監督/ローソン・マーシャル・サーバー
製作/ボー・フリン他
Cast
ドウェイン・ジョンソン:ウィル・ソーヤー
ネーブ・キャンベル:サラ・ソーヤー
チン・ハン:ジャオ
Story
香港に聳える高さ1000メートルの、美しい真珠が象徴的な超高層ビル『ザ・パール』が悪党に乗っ取られる!!
こんなシチュエーションは見逃すわけにはいきませんよね~(^_-)-☆
しかも、主演はドウェイン・ジョンソン。
あの「ダイハード」を彷彿とさせる超絶アクションもお約束・・・♪♪
完成直前のタワーの安全管理を依頼された、危機管理コンサルタントのウィルが思わぬアクシデントに遭遇するのですが、その架空のタワービルはもちろんCG!
わかってはいても、本物としか思えない臨場感は例えようがないほど美しいのです。
あまりの高さに何度も「クラッ」ときますが(^^)/、それでも恐いもの見たさには勝てません!!
愛する家族を救うため、ありえない超絶アクションで、これでもか!っと突き進むドウェイン様が神々しい。
テロってホントに怖いですね~( ;∀;)
Title
死霊館のシスター
2018.9.21公開
アメリカ映画
Staff
監督/コリン・ハーディ
製作/ピーター・サフラン他
Cast
タイッサ・ファーミガ:アイリーン
デミアン・ビチル:バーク神父
シャーロット・ホープ
リリー・ボーダン
Story
「死霊館」シリーズのベラ・ファーミガの妹のタイッサが見習いシスターを演じます。
初めて観る、ベラにそっくり!なタイッサが魅力たっぷりです(^_-)-☆
あの吸血鬼の伝説のあるルーマニアが舞台。
1952年の怪しげな修道院で起こったシスターの死亡事件を解明すべくバーク神父とともに見習いシスターのアイリーンが現地に赴きます。
森に囲まれた、おどろおどろしい雰囲気の修道院はそれだけで何が起きても不思議ではない・・・という期待感?(^_^)vを持たせてくれること請け合いです!
秘密の扉の奥にはいったい何が存在しているのか?
そこを避けては事件解明は不可能なんですね~。
悪霊と追い追われつのバトルがゾクゾクっとして、さらなる恐怖を呼びます。
悪魔ってホントにいるのでしょうか?(^^♪
永遠の謎ですね♥
そんな怖い映画でも、一服の清涼感を与えてくれるのが、村の青年フレンチー。
とってもハンサム!!
一目でファンになりました♪♪
こんな麗しい男性が出てくるのなら、ホラーもいいかも、ですね~。
Title
ザ・プレデター
2018.9.14公開
アメリカ映画
Staff
監督/シェーン・ブラック
製作/ジョン・デイビス
Cast
ボイド・ホルブルック:クイン・マッケナ
トレバンテ・ローズ:ネブラスカ・ウィリアムズ
ジェイコブ・トレンブレイ:ローリー・マッケナ
オリビア・マン:ケイシー・ブラケット
Story
「プレデター」シリーズ最新作。
以前の作品をすべて観た覚えはないので、どういう映画だったかまでは覚えていませんでした。
それでも十分に楽しめます!!
優秀な傭兵や元軍人などが力を合わせて、未知の狂暴な生物を撃退するというアドレナリン満載の話題作でした。
こちらも優秀な頭脳を持つ少年が知らずに引き起こす凄惨な事件?がこれでもか!と迫ってきます。
あのトレンブレイ君の憂いを含んだ表情にはまたもややられましたね~♪♪
恐ろしいプレゼントに対抗するには、けなげなローリーがカギを握るのですが、父親のクインも勇気ある活躍を見せてくれます♡
このクイン役のボイド・ホルブルックは今まで観たことがない俳優ですが、大作を任されるだけあって、精悍な演技を見せてくれるのでした(^_-)-☆
オリビア扮する生物学者がアクション俳優顔負けの過激なアクションを披露するのは設定的に???でしたが、これもありでしょうね♪♪
Title
リグレッション
2018.9.15公開
スペイン・カナダ合作
Staff
監督/アレハンドロ・アメナーバル
製作/フェルナンド・ボバイラ他
Cast
イーサン・ホーク:ブルース・ケナー
エマ・ワトソン:アンジェラ・グレイ
デビッド・シューリス:ケネス・レインズ
Story
1990年のアメリカ・ミネソタ州。
悪魔崇拝者の儀式の社会問題化に焦点を当て、当時の恐怖、犯罪をあぶりだす今作。
正体の知れないものへの潜在的な恐怖心が街を飲み込む危険性さえも提起していると思います。
父親からの虐待を訴えるところから始まるアンジェラを取り囲む状況は混とんとしたままで、刑事であるブルースでさえ手づまり状態で次第に精神的にも疲弊していくのでした。
最近のイーサンの役柄はこういう苦悩もの(^^♪が多いですね~。
ハンサム度の高い彼が美貌を隠して眉間にシワを寄せる表情が当たり前?♪になってきたような・・・
アンジェラ役のエマも明るいイメージを封印して、健気な被害者になりきっています。
本当は何が起こったのか?ということの真相はわからないままで終わってしまうのですが、均衡を欠く状態に突き落とされた集団心理が怖さを助長する問題作ですね。
ちなみに、この映画は2015年製作です。
Title
顔たち、ところどころ
2018.9.15公開
フランス映画
Staff
監督/アニエス・バルダ
製作/ロザリー・バルダ
共同制作/チャールズ・S・コーエン
ジュリー・ガイエ
Cast
アニエス・バルダ
JR
Story
フランス映画監督、アニエス・バルダとアーティストのJRがフランスの田舎を機材を積んだトラックで回り、その地で出会った人々との写真を通しての交流を
記録したドキュメンタリー。
タイトルを見たとき、「なんだ、これは?辺なタイトルだな・・・」と思いました。
やがて、映画を観てわかってきました(^_-)-☆
斬新な手法で描かれたストーリー♥なんですね~。
あんなに大きく引き伸ばした写真ってあまり見たことない、って言うくらいのインパクトがありました。
こんな発想ができるJRさんて異星人?みたいな才能があるのかも・・・(^^)/
普通の人々との出会いが生んだ快作だと思いました。
Title
プーと大人になった僕
2018.9.14公開
アメリカ映画
Staff
監督/マーク・フォースター
製作/ブリガム・テイラー他
Cast
ユアン・マクレガー:クリストファー・ロビン
ヘイリー・アトウェル:イブリン・ロビン
ブロンテ・カーマイケル:マデリン・ロビン
マーク・ゲイティス:ジャイルズ・ウィンズロウ
ジム・カミングス:プー・ティガーの声Story
ディズニーが「くまのプーさん」を実写化した感動作です。
大人になったクリストファー・ロビンが
問題を抱えながら奔走する毎日に疲弊している時にフッと現れたプー。
そこには心がつながったもの同士のきずながあったのでした。
プーから自分の仲間探しを頼まれ、しぶしぶながら実行せざるを得なくなるクリストファー。
「もう、以前の僕じゃないんだ!」といういらだちを隠しきれないのがさみしいですよね。
彼としては「そんなことに構ってられるか!?」という投げやりにも似た事情があり、
プーもそれを感知します。
やがて、物語は意外な方向へと進んでいき、
クリストファーは本当に必要としていた”もの””ことがら”に気付くのでした💛
ユアンにはこんなファンタジーがよく似合います(^_^)v
どこか少年ぽい雰囲気と演技力がそうさせるのでしょうね。
Title
アントマン&ワスプ
2018.8.31公開
アメリカ映画
Staff
監督/ペイトン・リード
製作/ケビン・ファイギ
Cast
ポール・ラッド:スコット・ラング/アントマン
エバンジェリン・リリーホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ
マイケル・ベーニャ:ルイス
ウォルトン・ゴギンズ:ソニー・バーチ
マイケル・ダグラス:ハンク・ビム
ミッシェル・ファイファー:ジャネット・ヴァン・ダイン
ローレンス・フィッシュバーン:ビル・フォスター
Story
マーベル原作「アントマン」続編。
前作を観ていなかったので、ストーリーについて行けなかった部分もいくぶんありましたが、ユーモアが溢れていてとても楽しい映画でした(^。^)y-
「ミニサイズのヒーローって大丈夫?」とちょっと引いていましたが、小さくなったり、元のサイズに戻ったり、逆にビッグサイズになってしまったりととにかく忙しい皆さんでした❤
次々に変わる身体の大きさ、スーツを着たり、脱いだり・・・
めまぐるしい展開ですが、奇想天外さも味のひとつでしょうね♪♪
アントマン役のポール・ラッドの作品はあまり観たことがないですが、おもしろい俳優です。
ドジで頼りない感じが好感を与えてくれます。
スコット/アントマンが好意を寄せるホープの母が量子の世界に閉じ込められて30年とか。
設定が突飛すぎますが、量子トンネルを通って異次元の世界に飛んで行く場面にはドキドキでした。
ジャネット役のミッシェル・ファイファーが出ているのもとても嬉しい!!
こうして時々いろんな映画でミッシェルを見かけるのも意外な楽しみです❤
また、悪役?(^_^.)バーチ扮するウォルトン・ゴギンズはアメリカのTVシリーズ『ザ・シールド ルール無用の警察バッジ』でおなじみの俳優で、最近他の作品でも見かけました。
今作ではそれほどの悪党♪でもなく、けっこうドジな感じで「こんな役も似合うんじゃない?」と思ったりしました。
ドジと言えば、FBIたちも面白かったですヽ(^。^)ノ
Title
ブレス しあわせの呼吸
2018.9.7公開
イギリス映画
Staff
監督/アンディ・サーキス
製作/ジョナサン・カベンディッシュ他
Cast
アンドリュー・ガーフィールド:ロビン・カベンディッシュ
クレア・フォイ:ダイアナ
トム・ホランダー:ブロッグス/ディビッド・ブラッカー(双子)
スティーブン・アンガン:クレメント・エイトケン博士
Story
「ブリジット・ジョーンズの日記」「エリザベス コールデン・エイジ」などの制作を手掛けてきたジョナサン・カベンディッシュが自身の両親を題材に選んだヒューマン映画です。
注目の若手俳優アンドリュー・ガーフィールドがまたまた魅せてくれます❤
ダイアナ役には今もっとも注目を集めるクレア・フォイ。
監督はなんと、「ロード・オブ・ザリング」シリーズでのモーションキャプチャーの第一人者のアンディー・サーキス!!
これだけでも話題性が満載の今作。
若くしてポリオの犠牲になってしまったロビンは下半身麻痺の境遇になり、死ぬことを求めるのですが、妻ダイアナの必死の介護により、余命宣告を超えてなお生き続けるのでした。
身体の自由がきかないことへのいら立ちや痛みを伴う絶望感とせめぎあうロビンの姿には涙を禁じ得ませんでした。
周囲の援助もあり、次第に生きる勇気、希望を見出していくロビン。
生まれた息子ジョナサンのためにも・・・という究極の『生きる選択』はいいことだけではないことを実感させられました。
けっしてきれいごとでは済まない厳しい現実が立ちはだかるなかでのダイアナの愛に応えようとするロビン。
その尊い姿勢は多くの人たちに明るい未来をもたらすものでもあったのです。
ラストにはいいしれない感動を受けました。
Title
MEG ザ・モンスター
2018.9.7公開
アメリカ映画
Staff
監督/ジョン・タートルトーブ
製作/ロレンツォ・ディ・モナベンチュラ他
Cast
ジェイソン・ステイサム:ジョナス・テイラー
リー・ビンビン:スーイン
レイン・ウィルソン:ジャック・モリス
ルビー・ローズ:ジャックス
Story
世界中で大ヒットを記録した『サメ』映画ヽ(^。^)ノ
人類ってどうしてこう『サメ』が好きなんでしょうね?♪♪
あの「ジョーズ」から始まって、なんと現在は「宇宙にもサメ!」時代らしいです❤
なんともおおらかな「サメ愛」ではあありませんか!!
意外なところでは、米ドラマ「「HEROES/ヒーローズ」でおなじみのマシオカも出演しておりますよ~(^。^)y-.
ところで、今回のサメは、200万年程前という超古代生物。
世界最高の深海に潜んでた”meg”が探査チームが作ってしまった『通り道?』によって現代に甦ります!
”meg”と戦うのは、アクションが似合うジェイソン・ステイサム。
無敵の彼がどういう戦い方をするのか皆さまじっくりとご覧くださいませ(^_^.)
美人女優スー・イン扮するリー・ビンビンとの淡いロマンスも楽しみのひとつになっています❤
スー・インの一人娘がまたカワイ過ぎ!
こちらもお楽しみに~♪♪
しかし、「サメ」ってホントに怖いですね~。
こんなのに襲われたら万事休す、です・・・
ですが、海洋研究所のデザインがまた凄いです。
こういう空間で仕事してみたい!と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
暑い夏に、「サメ」映画で”涼”をとられたらいかがでしょうか~♪♪
Title
英国総督 最期の家
2018.9.8公開
イギリス映画
Staff
監督/グリンダ・チャーダ
製作/グリンダ・チャーダ他
Cast
ヒュー・ボネビル:マウントバッテン卿
ジリアン・アンダーソン:エドウィナ・マウントバッテン
マニシュ・ダヤル:ジート・クマール
フマー・クレイシー:アーリア
マイケル・ガンボン:ヘイスティングス・イズメイ
Story
第二次世界大戦後の1947年、イギリス支配の終わりを告げるインド独立を目指して奮闘する最後の英国総督とその家族と、周囲の人々の事実に即した映画です。
インド独立という大変な時に総督になったのは、イギリス海軍でも活躍した華々しい経歴を持つマウントバッテン卿でした。
妻と娘を伴ってインド・デリーの壮麗な大邸宅に赴任して早々、インド独立への困難に立ち向かわざるを得ない当時の情勢は油断を許さない日々の連続。
それでも妻エドウィナと共にインドの人たちの最善の結果を求めて惜しみない姿勢に胸を打たれます。
英国の人気ドラマ「ダウントン・アビー」でもおなじみのヒュー・ボネビルがマウントバッテン卿を演じていて、そのイメージから「誠実な人」という安心感をおおいに与えてくれています。
また、妻エドウィナにはあのジリアン・アンダーソンが抜擢されており、あの「Xファイル」世代には最高のキャスティングとなりました!!
ジリアンはエドウィナを気品と知性と人間的な優しさが溢れる女性として表現しており、疲弊していたイギリスの面目を保っていたのではないでしょうか?
マウントバッテン卿とは政治的に切っても切れない関係のイズメイには、名優マイケル・ガンボンが扮しており、良くも悪くもその存在感はハンパではありません(^_^.)
重厚で説得力のある演技は、当時の緊迫感が如実に表現されていて、「さすがだな」と思わされました。
そして、総督邸で働くヒンドゥー教徒のジートとイスラム教徒のアーリアの悲恋、独立騒動に巻き込まれた民衆の混迷も無慈悲なくらいに真に迫る描き方がされていて、「こんなことなら、インドを植民地にしなければ良かったのに・・・」とさえ思いました。
戦争で犠牲になるのは、兵士だけではなく、庶民であるのも世界共通のものだと実感させられました。
Title
ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男
2018.8.31公開
スウェーデン・デンマーク・フィンランド合作
Staff
監督/ヤヌス・メッシ
製作/ヨーン・アステット他
Cast
スベリル・グドナソン:ビヨン・ボルグ
シャイア・ラブーフ:ジョン・マッケンロー
ステラン・スカルスガルド:レナート
ツバ・ボトニー:マリアナ
レオ・ボルグ:ビヨン・ボルグ(少年時代)
Story
テニス界のスーパースター、ビヨン・ボルグ対ジョン・マッケンローの世紀の対決!!
1980のウィンブルドン決勝戦の模様を再現して、圧巻の臨場感を作り上げた秀作です❤❤
とにかくすべてが素晴らしいのです!!
ボルグ演じるスベリル・グドナンのボルグになりきり演技の凄さには鳥肌ものでした~♪♪
ここまで細かい心の表現をこれでもかと体現できる俳優は
そうそういないのではないでしょうか?
凄まじい心の葛藤、焦り、恐怖感などがヒシヒシと伝わってきて、
息も止まりそうになったりして緊張感でいっぱいになりました。
憂愁の漂うボルグの表情・たたずまいには神々しささえ感じました。
ボルグの少年時代を彼の息子さんが演じていますが、それを知る前は
当時のボルグだとばかり思っていました♪♪
それとは別に、マッケンロー役のシャイアはもうはまりまくり!!ですねよ~ヽ(^。^)ノ
自分から名乗りを上げたそうですが、まさにジョン・マッケンローそのものでしたね。
シャイアはキャリアも素晴らしいものを持っているのですが、
なぜか人騒がせな言動が後を絶ちません。
でも、なぜか憎めない❤
シャイアってどんな人物なのかなあ~と不思議に思っていましたが、
「この役をやるために存在していた!!」と言ってもよろしいのでは?(^_^.)
テニスがよくわからない方でも楽しめる1本です。
Title
判決、ふたつの希望
2018.8.31公開
レバノン・フランス合作
Staff
監督/ジアド・ドゥエイリ
製作/アド・ドゥエイリ他
Cast
アデル・カラム:トニー・ハンナ
カメル・エル・バシャ:ヤーセル・サラーメ
リタ・ハーエク:シリーン・ハンナ
クリスティーン・シュウェイリー:マナール・サラーメ
Story
始まりはほんのささいな出来事からでした。
それがどんどん膨らんで、ある意味、取り返しのつかない方向に発展してしまう恐怖がそこにありました。
この映画は事実そのものではないそうですが、事例的にはよくあるらしいです。
レバノン人、パレスチナ人など種族の違いが争いの根底にあることが次第に公になってきて、当事者二人の心の底が浮かび上がるのでした。
トニーの家の配管を巡る工事現場の監督との軋轢・・・
互いに「あっ、どうも」で済んだはずが、そこは男のメンツ?やプライド?が邪魔をして、周囲や果ては国を巻き込む騒動になるなんて・・・
気持ちの入れ違い、ボタンの掛け違いって、私たちの日常でも意外とよくあるし、意外と尾をひくんですよね~(>_<)
人間、やっぱり素直が一番!!でしょうヽ(^。^)ノ
しかし、こんな映画をサラッと作ってしまうレバノンの映画界も捨てたもんじゃない、って世界が認めたのではないでしょうか?
俳優たちもしっかり演技をしているし、民族間の歴史もきちんと描いていますよね。
特に、ヤーセルの弁護士の女優が強い印象を残しました❤
違う民族どうしがそれぞれ苦しい過去を持っている、それが胸を締め付けてくるのでした。
Title
ポップ・アイ
2018.8.18公開
シンガポール・タイ合作
Staff
監督/カーステン・タン
製作/ライ・ウェイジー
Cast
タネート・ワラークンヌクロー:タナー
ベンバック・シリクン:ボー
チャイワット・カムディ:ディー
Story
仕事や人生に疲れきった初老の男性タナーがある日、バンコクで子どもの頃に一緒に過ごした『ポパイ』という名の象を見かけます。
そして、なんとかその象を買い取り、故郷へと500キロもの長旅に出るのでした。
妻からはそっぽを向かれ、会社ではすでに『過去の人』扱いをされ、虚ろな顔で珍道中を敢行するタナーの不幸?が胸に突き刺さりました。
こんな脱力男には誰も手を差し伸べないだろうな・・・と感じながら、こちらも脱力しながらヽ(^。^)ノどうなるのか、と最後まで観てしまいましたが♪♪
主役のタネートさんは有名なミュージシャンだったそうで、
準主役の”ポパイ”も仕事が廻ってきているとのこと。
良かった、良かった、ですよね~❤
時々流れるあの「ポパイ・ザ・セーラマ~ン」のフレーズがやけに懐かしかったです(^_^.)
Title
輝ける人生
2018.8.25公開
イギリス映画
Staff
監督/リチャード・ロンクレイン
製作/アンドリュー・バーグ他
Cast
イメルダ・スタウントン:サンドラ
ティモシー・スポール:チャーリー
セリア・イムリー:ビフ
デビッド・ヘイマン:テッド
ジョン・セッションズ:マイク
Story
最愛?の夫がナイトの称号を授与され、
レディとなったサンドラに人生(離婚?)の危機が訪れます。
降ってわいたような、「アンビリーバボー(^_^.)」なショック状態から逃れ、
10年以上も疎遠になっていた姉の家に身を寄せることになりました。
最初は「レディ」らしく(^。^)気取っていたサンドラも、
自由に生きる姉のビフの影響で、次第に落ち着きと明るさを取り戻していくのでした。
そして、ビフの親友のチャーリーとも少しづつ親しさを増していきます。
ビフの誘いで、ダンス教室にも通うようになり、
少女時代に夢中になったダンスの楽しさに気づいていくサンドラ。
名優のイメルダ・スタウントンと、ティモシー・スポールの演技がとても素晴らしいと思いました!!
人間の機微をうまく表現して、心から納得できます。
ありがちなストーリーのように思いますが、他とはちょっと違った人生に出会えますよ~♪♪
Title
皇帝ペンギン ただいま
2018.8.25公開
フランス映画
Staff
監督/リュック・ジャケ
製作/イブ・ダロンド他
Story
南極で生息する皇帝ペンギンの生態を描くドキュメンタリー。
母親から父親へと卵が渡されるシーンは緊張しました!
もし、父親の足に無事に卵が乗ることができなければ、小さな命が失われるのです。
氷の上に20秒触れただけで、卵は凍傷を負い、死んでしまうなんて過酷すぎますよね。
それでもなんとかヒナが孵り、コロニーは灰色の産毛に覆われた赤ちゃんたちでいっぱい!!
モフモフで、ヨチヨチ。
もう愛さずにはいられませんね~❤❤
卵を父親にバトンタッチした母親ははるか彼方の海へと
急ぎます。これから4ヶ月間海で食べ物を蓄えるために。
母親が帰ってくるまで、父親は飲まず食わずで、じっとヒナをあたため続けるのです。
ここまでして厳寒の南極で生きるなんて・・・人間の想像をはるかに超えていますよね。
やがて、両親が子どもたちから離れる日がやってきます。これからは自分たちだけでやっていかなくてはなりません。
もうエサをくれる親はいないからです。
もちろんコロニーには食べ物はありませんから、本能に従って、100キロ以上ある海までの苦しい旅が始まります。
ようやく海にたどり着いた子どもたちは、なかなか海に飛び込めないでいます。
そこへ、アデリーペンギンたちがやってきて、彼らをつつき出します。
「ホラホラ、早く海に飛び込みなさいよ!」とでも言っているようで、微笑ましかったヽ(^。^)ノ
追い立てられてあわてふためく子ペンギンたちがもう、カワイ過ぎ!!
そして、勇気ある一匹が意を決して海へ決死のダイビング!!
ほどなくして我もわれもと後につづく子ペンギンたち❤
初めての海の中を悠々と泳ぐ姿はとても美しいものでした。
このようにして、命が続いていくんだなあ、と感動しました。
Title
チャーチル ノルマンディーの決断
2018.8.18公開
イギリス映画
Staff
監督/ジョナサン・テプリツキー
製作/ニック・タウシグ他
Cast
ブライアン・コックス:ウィンストン・チャーチル
ミランダ・リチャードソン:クレメンティーン・チャーチル
ジョン・スラッテリー:ドワイト・アイゼンハワー
エラ・バーネル:ミス・ギャレット
ジェームズ・ビュアフォイ:ジョージ6世
Story
第2次世界大戦における重要な大作戦として歴史に残るノルマンディー上陸作戦へ向けての連合軍の熾烈なやり取りが真に迫っています。
もし、これに失敗でもすれば、戦局は大いに違っていたと思われます。
ノルマンディー上陸作戦の話は、これまでも何度か映画化されてきましたが、今作はチャーチルの視点を通して訴えかけてくるのです。
彼の想いは、この作戦を実行することにより、数多くの兵士の命が失われることを危惧するものでした。
一国の首相としての判断の時期が刻々と迫るなか、周囲から浮きながらも真摯に自己の内面と向き合う姿には心を打たれます。
当時の関係者の苦労が偲ばれる映画でした。
Title
オーケストラ・クラス
2018..8.18公開
フランス映画
Staff
監督/ラシド・ハミ
製作/ニコラ・モベルネ
Cast
カド・メラッド:シモン・ダウド
アルフレッド・ルネリー:アーノルド
ザカリア・タイエビ・ラザン:サミール
シレル・ナタフ:ヤエル
Story
音楽とは無縁のパリ19区の小学校6年生たちにバイオリンを教えるためにやってきたシモンが、彼らの素質に気づき、自らのキャリアの中断も顧みず、最終目的である演奏会に向けて特訓を施します。
いわゆる”悪ガキ”たちを相手に、途方にくれるシモンが自分の視点を変えることにより、一番大切なものを彼らと見出していく過程は素直に受け入れられました。
ラストの演奏会でのシーンは心から感動しますよ❤
Title
マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー
2018.8.24公開
アメリカ映画
Staff
監督/オル・パーカー
製作/ジュディ・クレイマー
Cast
アマンダ・セイフライド:ソフィ
クリスティーン・バランスキー:ターニャ
ジェシカ・キーナン・ウィン:若きターニャ
ジュリー・ウォルターズ:ロージー
アレクサ・デイビーズ:若きロージー
ドミニク・クーパー:スカイ
アンディ・ガルシア:セニョール・シエンフエゴス
シェール:ルビー
メリル・ストリープ:ドナ
リリー・ジェームズ:若きドナ
ピアース・ブロスナン:サム
コリン・ファース:ハリー
ステラン・スカルスガルド:ビル
Story
2008年の大ヒットミュージカル「マンマ・ミーア」の続編がついに登場です!!
こんなに公開を待ちわびた映画も久しぶりです❤❤
キャストも第1作目と同じで、さらにドナと親友2人の若き日々も大公開!!
ストーリーとしては、前作からしばらく経ってからの現在を描いていますが、
交互に差し込まれる過去が重要なメタファーとなり、
この作品の完成度を上げていますね~♪♪
今回も『ABBA』のヒット曲が次々と流れてきて、『ABBA』のファンはもちろん、
前作を観て『ABBA』の曲に魅せられた人たちも満足できる楽しい構成になっていますヽ(^。^)ノ
ストーリーが前後したり、ありきたりな展開は横に置いても、
歌と踊りだけでもものすごいインパクトがあり、
ギリシャの風光明媚な光景と、キャストの魅力に”クラクラ”しっぱなしでした~!
とにかく元気がでる映画なので、何回でも映画館に足を運んでしまいそう(^。^)y-.。
特筆すべきは、あの伝説(^_^.)のシェールがソフィの祖母役で出ていて、歌も披露しています。
シェールがアンディ・ガルシアと見つめあいながら歌う『フェルナンド』がもう最高!!です~~~❤
意味ありげなソフィのホテルの支配人役のアンディ・ガルシアがなんとも言えない大人の魅力で迫ってきますよ~♪♪
Title
タリーと私の秘密の時間
2018.8.17公開
アメリカ映画
Staff
監督/ジェイソン・ライトマン
製作/メイソン・ノビック他
Cast
シャーリーズ・セロン:マーロ
マッケンジー・デイビス:タリー
マーク・デュプラス:クレイグ
ロン・リビングストン:ドリュー
アッシャー・マイルズ・フォーリカ:ジョナ
Story
3人目を出産したマーロは超多忙な日々を送るママ。
そのうえ、長男のジョナは少々精神的な障害を抱えているらしく、小学校からは再三転校をほのめかされ、追い詰められていくのでした。
焦燥感と疲労感にクタクタになりながらも、妻・母として、完璧を追い求めずにいられない性格も災いし、心身ともに崩壊寸前に・・・
そんな彼女を見かねた兄から「ナイトシッター」のプレゼントを贈られますが、なかなか決心がつかないまま、疲弊していくマーロなのでした。
育児・出産・夜中の授乳・・・と休む間もない悲惨な現状がとてもリアルに描かれていて、「そうよ!なんでも女性ばかりが押し付けられているのよ!!」と私も心の中で叫んでいました(^_^.)
昔はいざ知らず、現代は女性の社会進出も大幅に改善され、ゆえにキャリアの途中、あるいはキャリアの断念など、どうしても女性に課された重荷は増えるばかり。
そのうえ、家庭における主婦の役目も当たり前のようにおおいかぶさります。
こんな状態で健全な生活が望めるはずもないのは誰にでもわかるはず・・・
ですが、これがなかなか厄介な問題なんですね~。
どうしても男性優位が常識の社会では、女性の地位の低さが諸々の問題の発火点なのが認識されないのが悲しいですね。
しかし、この映画のマーロは、タリーという「ナイトシッター」を雇い入れることで産後鬱状態から脱出します!!
若さに溢れるタリーは、マーロの負担を減らしてくれるばかりか、彼女への献身度もますますアップするのでした。
みるみるうちに本来の明るさを取り戻していくマーロの姿にホッとする私でした。
「そうよ、こうでなくちゃ!」と心のなかで喝さいをあげました。
18キロも増量したというシャーリーズはなんとも悲惨な(^。^)y-おデブちゃんになって熱演しており、その女優魂に頭が下がります。
一方、「そのたるんだお肉は元に戻るの?」と心配にもなりますよね❤
タリー役のマッケンジーがとても素晴らしい女優で驚きました。
「ブレードランナー2049」に出演していたようですが、あの美貌と存在感はもう主役級と言ってもいいと思います!!
若い女性必見の映画をぜひご覧くださいね~♪♪
Title
最期のランナー
2018.7.14公開
中国・香港・アメリカ合作
Staff
監督/スティーブ・シン
製作/マーク・バシーノ他
Cast
ジョセフ・ファインズ:エリック・リデル
ショーン・ドウ:ジ・ニウ
エリザベス・アレンズ:フローレンス
小林成男:湯本
Story
1924年のパリ・オリンピックの400mで金メダルを獲得したリデルが、
翌年宣教師として生まれ故郷の中国に渡ります。
そして、1937年、侵略してきた日本軍の捕虜にされ、
過酷な生活を余儀なくされながらも、周囲の人々を思いやり、
犠牲的精神で神の教えを体現する実話がベースになっています。
そんな収容所生活で、日本軍の指揮官からレースの挑戦を受けるのですが、思わぬ結果になります。
今から思えば、どこの軍隊もそうでしょうけど、
自国の軍隊が占領地の人々に対して行った悪逆非道な歴史には目をつむりたくなります。
それでも、これが現実に起こったことであれば、目をそむけることは卑怯なのかもしれません。
戦争の悲惨さを伝えることは後世の私たちの責任と言えるでしょう。
リデル役のジョセフ・ファインズはこういう真摯な役がとても似合いますね❤
お兄さんのレイフ・ファインズとはまた違った魅力で、いい作品を作り続けています。
Title
追想
2018.8.10公開
イギリス映画
Staff
監督/ドミニク・クック
制作/エリザベス・カールセン他
Cast
シアーシャ・ローナン:フローレンス・ポンティング
ビリー・ハウル:エドワード・メイヒュー
エミリー・ワトソン:ヴァイオレット・ポンティング
エイドリアン・スカーボロー:ライオネル・メイヒュー
アンヌ=マリー・ダフ:マージョリー・メイヒュー
Story
1962年夏。
バイオリニストとして活躍するフローレンスと、歴史学者を志すエドワードの結婚初日が舞台となり、悲喜こもごもの風景が紡ぎ出されます。
普通ならなんていうこともないシチュエーションですが、この二人にとっては人生の分かれ道となってしまいます。
不運、無知、あるいは偶然のいたずら?
幸せな婚約時代にはわからなかったことが試練の形を取り、二人を追い詰めることに。
ラストでフローレンスが言った「帰りましょう」の言葉に素直になっていれば・・・
それも『後悔先にたたず』ですね。
新婚旅行にフローレンスが着ていった鮮やかなブルーのドレスがとてもシックで印象的でした❤
晴れやかな日の装いとしてはこれ以上ないくらいの鮮やかさ・・・
二人に襲いかかる悲劇を予感するにはあまりにもかけ離れすぎていて、なおさら「痛み」が増すのでした。
Title
クレイジー・フォー・マウンテン
2018.7.21公開
オーストラリア映画
Staff
監督/ジェニファー・ピードン
制作/ジェニファー・ピードン他
Story
エベレスト、モンブラン、デナリ、メルー他、世界の名峰に挑む恐れしらずのアスリートたち。
目もくらむ高所から颯爽と降りる彼らの姿は、「なんて命しらずなの!?」と叫びたくなるほどの恐怖を感じさせられるのもでした。
同じようなシーンはテレビや他の映画でもよく観てきましたが、それでもやはり大迫力!!
この夏の猛暑がさらに清涼感を与えてくれました♪♪
こうまでして極限に挑戦する彼らの心中はどんなものでしょうね?
ひとつ間違えば、死と隣合わせなのに。
今やそれまでが、ビジネスとなっているようです。
Title
オーシャンズ8
2018.8.10公開
アメリカ映画
Staff
監督/ゲイリー・ロス
製作/スティーブン・ソダーバーグ他
Cast
サンドラ・ブロック:デビー・オーシャン
ケイト・ブランシェット:ルー
アン・ハサウェイ:ダフネ・クルーガー
ミンディ・カリング:アミータ
サラ・ポールソン:タミー
リア―ナ:ナインボール
ヘレナ・ボナム・カーター:ローズ・ワイル
Story
全世界で話題騒然の犯罪映画(^_^.)がついに日本に上陸しました!!
男性版の「オーシャンズ」シリーズとはまた違った作品で、
まさに女性のために作られた映画ですよね~♪♪♪
この夏はこれを観て、疲れを吹っ飛ばしちゃいましょう!!
犯罪王(^_^.)のダニーに妹がいた??のも知りませんでしたが、
そこは映画の世界、何でもあり、ですね。
デビーの強力な相棒がルー。
他に仲間を集めて、いざ1億5000万ドルのゴージャスなダイヤのネックレスの強奪へ!
決行場所は、『メットガラ』。
言わずと知れたファッションの最高峰ですね。
メンバーが得意の技で計画を次々実行していくスリリングなシーンにハラハラしどうしでした(^。^)y-.
主役級の女優を何人も揃えるところが、この映画の醍醐味。
サンドラ&ケイトの他にもヘレナのちょっと危なっかしい役柄がキュートでした。
アン・ハサウェイの魅力もたっぷりと拝めますよ~。
これを機にアンのファンが増えること、間違いなし!!でしょう❤
Title
スターリンの葬送協奏曲
2018.8.3公開
イギリス映画
Staff
監督/アーマンド・イアヌッチ
制作/ヤン・ゼヌー他
Cast
スティーブ・ブシェーミ:フルシチョフ
サイモン・ラッセル・ビール:ベリヤ
ジェフリー・タンバー:マレンコフ
マイケル・ベイリン:モロトフ
ポール・ホワイトハウス:ミコヤン
Story
1953年のソ連の独裁者スターリン死去にともなう、ドタバタ劇がおもしろおかしく描かれています(^。^)y-.
これは事実に基づいているそうで、なおさら笑いがとまりませんね~♪♪
スターリンの後継者争い(イス取りゲーム♪)は国家の運命がかかっているにも関わらず、「こんなんでいいの??」というような人間臭さに溢れていて、緊張感はあまり感じられず・・・(^_^.)
共産主義ということもあるでしょうから、なにごとも秘密裏に進められ、互いに足の引っ張り合いをし、体制のずさんさも悲哀を生み出しています。
とにかく名優ぞろいの出演者!!
国家の一大事なのに、右往左往の無能ばかり・・・
というような設定ですが、『これでもかっ!!』というくらいみんなはまってますね~ヽ(^。^)ノ
しかも、ロシアが舞台なのに、変な?英語ですし・・・
スティーブ・ブシェーミは久しぶりに観ましたが、本当に演技が上手い!!
こういう役をやらせたらダントツですよね❤
なんでもロシア国外でヒット中だとか♪♪
Title
ミッション:インポッシブル フォールアウト
2018.8.3公開
アメリカ映画
Staff
監督/クリストファー・マッカリー
制作/トム・クルーズ
クリストファー・マッカリー他
Cast
トム・クルーズ:イーサン・ハント
ヘンリー・カビル:オーガスト・ウォーカー
ビング・レイムス:ルーサー・スティッケル
サイモン・ペッグ:ベンジー・ダン
レベッカ・ファーガソン:イルサ・ファウスト
ショーン・ハリス:ソロモン・レーン
アンジェラ・バセット:エリカ・スローン
バネッサ・カービー:ホワイト・ウィドウ
アレック・ボールドウィン・アラン・ハンリー
Story
ベルリンにおいて敵方に盗まれたプルトニウム奪還の為に、
生命を張った戦いを仕掛けるIMFのイーサンたち。
同シリーズの中でも群を抜く奇抜さ、
衝撃展開を繰り広げてくれている彼らの凄さに今さらながら脱帽です!!
ストーリー的には少しついて行けないもどかしさもありましたが、
それよりもアクションシーンの数々は歴史上に残る優れものと言えるでしょうね❤
トム・クルーズのカッコ良さはもちろん、
『マン・オブ・スティール』でスーパーマン(クラーク・ケント)を演じ、
高い評価を受けたヘンリー・カビルが優秀なCIAエージェントとしての最高の演技を魅せてくれています♪♪
もしかしたらその存在感はトムを凌いでいるかも・・・(^。^)y-.
シリーズに欠かせない謎の(^_^.)女性イルサ役のレベッカ・ファーガソンが今回は大活躍していますよ~。
アップにも耐えられる美貌と清楚な雰囲気からは凄腕のエージェントとは想像できないくらい。
そして、シリーズには常連のベンジー役のサイモン・ペッグがたまりません!!
こんな友人がいたら間違いなく愉快な人生を送れそうです❤
もちろん、メカニック担当のルーサー役のビング・レイムスも健在で、
多くのファンを満足させてくれること請け合いです!!
お約束のカーアクションやさらに凄すぎるヘリでの追跡劇など、
手に汗握る展開にぜひ酔ってくださいね~ヽ(^。^)ノ
Title
ラ・チャナ
2018.7.21公開
スペイン・アイスランド・アメリカ合作
Staff
監督/ルツィヤ・ストィェビッチ
制作/ルツィヤ・ストィェビッチ他
Cast
ラチャナ
アントニオ・カナーレス
カリメ・アマジャ
Story
71才の天才的フラメンコ・ダンサーの『ラチャナ』のダンスに賭ける生涯を目の当たりにする私たちはラッキーそのもの。
これほどの凄まじい人生を知ることは天からの贈り物と言えると思います。
社会的な差別や夫からの虐待、人生への絶望など、とてもひと言では言い表せないラチャナの貴重なドキュメンタリーが公開されています。
人は苦悩するほど強く、美しくなる・・・というのは真理のような気がします。
順風満帆では決してなし得ない人生の神髄がここに凝縮されていると思います。
上映中何度も
「ラチャナに出会えて本当に良かった」という気持ちになりました。
とにかく素晴らしい踊りをぜひ観に行って下さいね!
Title
いつだってやめられる7人の危ない教授たち
2018.6.30公開
イタリア映画
Staff
監督/シドニー・シビリア
制作/ドメニコ・プロカッテ他
Cast
エドアルド・レオ:ピエトロズィンニ
バレリア・ソラリーノ」:ジュリア
ステファノ・フレージ:アルベルト・ペトレッリ
Story
ちょっと気の弱いピエトロは、さる大学の教授。
しかし、難解な研究と運の悪さとが災いして、大学を去らなければいけなくなりました。
パートナーのジュリアには本当のことはとても言えません。
まさに、八方ふさがりのピエトロが編み出した完璧な『解決作』はなんと、非合法スレスレの麻薬製造&密売!!でした~(^。^)y-.
そこで、必要となる人手を確保するために、旧知の、今や仕事にあぶれた学者の仲間に声をかけ、それぞれの得意分担を決め、危なっかしい船出をかろうじて迎えるのでした・・・♪♪
憐れをもよおす展開と思いきや、そこは底抜けに明るいイタリア!!
あっと驚く展開が待っていましたよ~❤
裏稼業は意外なくらい順調に進み、なんというか、もはや『マフィア』顔負けの稼ぎっぷりはおおいに笑えます。
ですが、そこは違法の世界では当たり前の”鉄の掟”が立ちふさがり、一挙に危機を迎えるの7人の教授たち・・・
これほど道を踏み外した大学教授たちって他にはいないであろうとつくづく思いました(^_^.)
ヒヤヒヤ、ドキドキしながらも笑いころげそうになるシーンもあり、ストレス発散にもなりますよ~。
みんなで観に行きましょう!!
Title
2重螺旋の恋人
2018.8.4公開
フランス映画
Staff
監督/フランソワ・オゾン
制作/エリック・アルトメイヤー他
Cast
マリーヌ・バクト:クロエ
ジェレミー・レニエ:ポール/ルイ
キャクリーン・ビセット:クロエの母
ファニー・セイジ:サンドラ
ミリアム・ボワイエ:ローズ
Stoty
クロエの悩みは原因不明の腹痛。
そのため、一見鬱のような症状も現れ、精神分析医のポールの元に通ううち、抗えない魅力に捕えられ、二人は恋に落ちるのでした。
それにともない、ポールは客観的にクロエを診ることができないという理由から他の分析医にかかるよう勧めます。
二人は幸せそのものでしたが、ある日、ふとしたことからポールにそっくりの男性が知らない女性と一緒にいるところを見てしまいます。
クロエは当惑しつつも、ポールに問いただすと、「ポールは自分ではない」と否定します。
真実を探るために男性を見かけたビルに行くと、そこにはポールと同じ精神分析医のオフィスがあるのでした。
ここから物語は予期しない方向へと突き進んでいきます。
ポールにそっくりの人物は誰?
という疑問はすぐに解けますが、その後、クロエはなにやら怪しげな迷路に落ち込んでいきます。
”荒々しい魅力のルイと、穏やかなポール。
あなたはどちらが好きですか?”
フランソワ・オゾン監督作というのが納得の、けっこうキツイ表現が多く、「なにもここまでしなくても・・・」とつい思ってしまうようなシーンが多々あり、「何が描きたかったの?」と戸惑いを隠せない問題作に感じました。
しかし、クロエ役のマリーヌ・バクトがとてもいい!!
いろんな表情が楽しめる女優ですよね~❤
これから出演作が増えるとうれしいです。
6月に来日されたオゾン監督と若手俳優の池松壮亮さんが対談したのを観ましたが、どちらも魅力的で、意味深いお話が聞けました。
そして、オゾン監督がますます好きになりました。
Title
ヒトラーを欺いた黄色い星
2018.7.28公開
ドイツ映画
Staff
監督/クラウス・レーフレ
制作/クラウス・レーフレ
フランク・エバーズ
Cast
マックス・マウフ:ツィオマ・シェーンハウス
アリス・ドワイヤー:ハンニ・レヴィ
ルビー・O・フィー:ルート・アルント
アーロン・アルタラス:オイゲン・フリーデ
ビクトリア・シュルツ:エレン・レヴィンスキー
Story
ナチスが猛威を振るうベルリンで地下に潜伏し、終戦を迎えた4人の真実の物語。
次々と収容所等へ送られるユダヤ人たち。
ナチスによるユダヤ人全滅作戦は彼らを恐怖のどん底に突き落としていくのでした。
そんな非日常を生きる4人の若者がナチスの手から逃れる為にとった手段とは??
ツィオマは住処を転々とする日々を送りつつも、手先の器用さを買われ、ユダヤ人の身分証偽造に手を染めていきます。住む所がなければ生きていけない彼は一計を案じ、ベルリン市内の空き室に目を付けるのでした。
出征を待つドイツ人兵士に扮し、空き室を探しては引き払いを繰り返し、ようやく親切なドイツ人女性の家に住まわせてもらうのでした。
幸運にも仕事場として新たに借りた部屋で身分証偽造の仕事も安定しているところへ大変な事態が起こってしまいます。同僚が新聞の間に隠しておいた偽造用の写真等をストーブに入れてしまうのです。
そのために、ツィオマは依頼主から要らぬ嫌疑をかけられ、不審に思われるのでした。
「どんなに大事な仕事をしているのかよくわかっているはずの同僚がそんな軽率なミスをするものかな?」と
思ったのですが、なんと彼はまたしても大事なものが入ったツィオマのバッグをストーブにくべてしまうのです!!
本当に困ったちゃん!ですよね~(^_^.)
こういうおマヌケちゃんが悲劇を呼び込んでしまうのですから、隣人にしたくない人物です・・・
他の3人もそれぞれ隠れ家を代えたりしながらもナチスの魔の手から逃げおおせるのですが、作品中に何度も出てくる、ナチスが隠れ家のドアを激しく叩くシーンが恐怖を倍増し、もうダメかも、という失望感に映画を観ているこちらも何度も襲われました。
とにかく生き残ることだけをひたすら追い求めたユダヤ人たち。
ソ連によるベルリン解放!のラストシーンは忘れられないものになりました。
戦争に負けたドイツ人であればどんな目に合されるかわからないという逆転現象が起き、「ユダヤ人です!」と声を張り上げて主張できる安堵感を強く覚えたことでしょうね。