Title
ゴッホ 最期の手紙
2017.11.3公開
イギリス・ポーランド合作
Staff
監督/ドロタ・コビエラ
ヒュー・ウェルチマン
制作/ ヒュー・ウェルチマン他
Cast
ダグラス・ブース:アルマン・ルーラン
ジェローム・フリン:ガシェ医師
ヘレン・マックロー:ルイーズ・シュヴァリエ
シアーシャ・ローナン:マルグリット・ガシェ
Story
印象派の巨匠フィンセント・ファン・ゴッホの弟テオへ宛てた手紙をしぶしぶ届けるはめになった
郵便配達人の息子の予期しない使命(彷徨^。^)が描かれます。
やる気のなさを前面に押し出すアルマン。
観ているこちらもシラケますが、
日を追うごとに変化する彼の成長も見逃せませんね(^_^.)
ゴッホはなぜ自殺したのか?
テオに宛てた最期の手紙には何が書かれているのか?
ゴッホの生涯はそれほど悲哀に満ちていたのか?
周囲の人たちとの関係性は?
などなど、知りたいことがたくさん浮かんでくることにアルマンは少しずつ気づいていきます。
ゴッホの手紙を渡す旅は、マルマンにとってはからずも自分を探す旅に昇華したのでしょう。
このアニメーションは世界でも類を見ない手法で作成されたそうですね。
俳優たちの実際の演技をもとに、なんと62,450枚もの油絵によって生み出されたとのことです。
作り手たちのゴッホへの深い愛を感じる作品です。
❤ガシェ医師の娘マルグリットは私の好きなシアーシャ・ローナンが演じています❤
Title
ノクターナル・アニマルズ
2017.11.3公開
アメリカ映画
Staff
監督/トム・フォード
制作/トム・フォード
ロバート・サレルノ
Cast
エイミー・アダムス:スーザン・モロー
ジェイク・キレンホール:トニー・ヘイスティング/エドワード・シェフィールド
マイケル・シャノン:ボビー・アンディ―ズ
アーロン・テイラー=ジョンソン:レイ・マーカス
アイラ・フィッシャー:ローラ・ヘイすディング
Story
アートディーラーのスーザンに元夫から送られてきた小説の原稿が彼女にどんな影響を及ぼすのか??
満ち足りた生活とは言えない自分の現在と過去を絡みあわせるスーザンに、元夫はなぜ意味深な原稿を送ってきたのか。
ミステリアスな展開に興味をかきたてられますが、オープニングはとてもショッキングでした(^。^)y-
誰もが目を丸くすること請け合いです♪♪
それにしても、疑問がいくつか・・・
ひとつだけ上げると、何が起こるかわからない深夜に荒野をドライブ???
しかも、同乗者はか弱い妻とティーンエイジャーの娘だけ・・・
こんな無防備な旅行をしてはダメでしょう(^_^.)
エイミーに似ていると言われているアイラ・フィッシャーが出演していてちょっぴり嬉しい。
この作品でアーロン・テイラー=ジョンソンは第74回ゴールデングローブ賞を受賞しています♡
マイケル・シャノンが渋い演技をしていて頼もしい!
Title
マイティ・ソー バトルロイヤル
2017.11.3公開
アメリカ映画
Staff
監督/タイカ・ワイティティ
制作/ケビン・ファイギ
Cast
クリス・ヘムズワース:ソー
マーク・ラファロ:ハルク
トム・ヒドルストン:ロキ
ケイト・ブランシェット:ヘラ
テッサ・トンプソン:ヴァルキリー
Story
雷神ソー主役の第3弾。
今回は実姉ヘラとの出会いと闘いの火ぶたが切って落とされます!
邪悪なヘラは最強の戦士でもあり、ソーとロキは苦戦を強いられそうですね~(^_^.)
「ドクター・ストレンジ」のベネディクト・カンバーバッチも出演して、盛り上げてくれますよ❤
意外なところでは、ジェフ・ゴールドブラムが活躍?します(^。^)ノ
可笑しさと不気味さ満載で頑張ってましたよ。
Title
パリ・オペラ座「白鳥の湖」
2017.11.3公開
フランス映画
Staff
芸術監督/オーレリ・デュポン
映像監督/フランソワ・ルション
Cast
アマンディーウ・アルビッソン:オデット・オディール
マチュー・ガニオ:ジークフリート王子
フランソワ・アルミ:ロットバルト
してファニー・ロンベルグ:王妃
Story
知らない人はいないであろう、あまりにも有名なバレエの名作。
白鳥に姿を変えられた美少女と王子ジークフリートの悲恋。
物語の最高の見せ場は黒鳥/オディールとジークフリートが躍る場面でしょう。
そして、王子の心変わりを悲しむオデットの悲壮感漂う踊りへと続きます・・・・
知っているようでよく知らないバレエ「白鳥の湖」をこの機会に楽しんでみてはいかがでしょうか❤
マチュー・ガニオの完璧すぎるルックスと肉体は、もう奇蹟としかいいようがありません!!
まさに、神がかり的ですヽ(^。^)ノ
あなたも新たな感動の世界にぜひ浸ってみてくださいね~♪♪
Title
セントラル・インテリジェンス
2017.11.3公開
アメリカ映画
Staff
監督/ローソン・マーシャル・サーバー
制作/スコット・ステューバー他
Cast
ドウェイン・ジョンソン:ボブ・ストーン
ケビン・ハート:カルヴィン・ジョイナ-
エイミー・ライアン:ペメラ・ハリス
アーロン・ボール:フィル
Story
高校時代に受けた心の傷を抱えたボブと人気者だったカルヴィンが思いがけない再会から事件に巻き込まれるパニックムービー❤
強さの権化のようなドウェインがいじめられっ子とはちょっと想像もつきませんが、なにはともあれ、現在はCIA捜査官となり陰謀をあばくべく大活躍を見せてくれます。
事件の内容は悲惨なものなのですが、全編に漂う明るい楽観的なムードはやはりドウェインならではでしょう!
2人を追い詰めるCIA女性捜査官ハリスがいい味出してますね~(^。^)y-
Title
ポリーナ、私を躍る
2017.10.28公開
フランス映画
Staff
監督/バレリー・ミュラー
アンジェラン・ブレルジョカージュ
制作/ディディエ・クレスト他
Cast
アナスティア・シェフツォワ:ポリーナ
ニール・シュナイダー:アドリアン
ジュリエット・ビノシュ:リリア・エルサジ
ジェレミー・ベランガール:カール
アレクセイ・グシュコフ:ボジンスキー
Story
ロシアの天才バレエダンサーのポリーナ。
両親と共に、幼少時からバレエ一筋に打ち込んできた少女が自分の殻を破るまでの軌跡を描いています。
憧れで、目標にもなっていた名門ボリショイバレエ団に受かりながらも、
自分の心の声に導かれるようにして遠くフランスへ旅立つポリーナの姿は、
希望に満ちていて清々しくさえありました。
やがて、自身の踊りの限界を知らされ、ポリーナは彷徨うことになりますが、
それは自分の踊りの発見への旅になるのでした。
Title
ブレードランナー 2049
2017.10.27公開
アメリカ映画
Staff
監督/ドゥニ・ビルヌーブ
制作/アンドリュー・A・コソーブ他
Cast
ライアン・ゴズリング:K
ハリソン・フォード:リック・デッカード
アナ・デ・アルマス:ジョイ
シルビア・ホークス:ラヴ
ロビン・ライト:ジョシ
Story不朽の名作『ブレードランナー』の続編。
35年後の世界観を見事に描いていて、傑作の呼び声も高い本作は世界中が待ち望んだ映画と言えるでしょう。
前作を知らない人でもなんとなくついて行けるようなストーリー展開になっているので、その一人である私でも完全とは言えないまでもどうにか理解可能でした(^_^.)
とは言え、前作を知っている皆さんならさらに楽しめると思います。
近未来の悲惨なSF映画はたくさん作られてきましたが、今作はそれらとはまた違った重厚さで観客を惹きつけるのだと思いました。
ロス市警のK役のライアン・ゴズリングは今もっとも期待される俳優であり、その魅力も実力も測りしれないものがあります。
少し憂いを帯びたルックスと男くささも兼ね備えたハリウッドをリードする存在になりましたね❤❤
彼が愛するジョイがまたきれいでカワイイ!!
また、上司やくのロビン・ライトがかっこいいですね~!
あの「ワンダーウーマン」でもダイアナの指導役で出ていました(^。^)
もちろん、ハリソン・フォードは言うまでもなく、ただならぬ存在感を感じさせてくれますよ~♪♪
Title
ゲット・アウト
2017.10.27公開
アメリカ映画
Staff
監督/ジョーダン・ピール
制作/ジェイソン・ブラム他
Cast
ダニエル・カルーヤ:クリス・ワシントン
アリソン・ウィリアムズ:ローズ・アーミテージ
ブラッドリー・ウィットフォード:ディーン・アーミテージ
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ:ジェレミー・アーミテージ
キャサリン・キーナ―:ミッシー・アーミテージ
Story
黒人写真家クリスは恋人のローズの実家を訪れる。
歓迎ムード溢れる白人家庭。
黒人の使用人が2人。
そして、パーティに来た客も白人ばかり。
なにかがおかしい・・・と感じつつも、笑顔で応えるクリスに迫りつつある運命とは??
ホラーであり、スリラーとも言える本作は今年2月に全米チャート1位になったそうです(^_^.)
白人と黒人とくれば、今までにも根強い人種差別が取りざたされてきましたが、ここでもやはりそれらしき展開があるのですが、そこにはもっと深刻な秘密が隠されているのでした。
ローズの精神科医の母が行う催眠術はいいしれぬ恐怖の予感がします。
人の心の奥底に潜む記憶を追体験させ、それをどう利用しようというのか、がこの映画の主題にもなっています。
やけにテンションが高い父親や不気味な弟も不穏なムードを盛り上げます(^。^)y-.
弟役のケイレブ・ランドリー・ジョーンズはどこかで観たと思ったら、「バリーシール・アメリカをはめた男」でバリーの奥さんのダメ弟役の人でした♪♪
ここでもヘタレ青年を演じていますね~ヽ(^。^)ノ
全米で話題を呼んだというだけあって、なかなか見応えのある作品でした!
ちょっとホラーっぽい軽さも楽しい映画ですね❤
そして、圧巻はクリスの親友の鋭い読みと、驚きの行動力でしょう!!
頭脳を駆使してクリスの危機を感じ取る高い能力は拍手ものですよね~(^。^)
Title
バリー・シール アメリカをはめた男
2017.10.21公開
アメリカ映画
Staff
監督/ダグ・リーマン
制作/ブライアン・グレイザー他
Cast
トム・クルーズ:バリー・シール
ドーナル・グリーソン:モンティ・シェイファー
サラ・ライト・オルセン:ルーシー・シール
Story
パイロット・CIAエージェント・麻薬の運び屋と、なんでもこなす実在のバリー・シールをトム・クルーズが演じている痛快娯楽映画。
頭脳に恵まれたシールが行動力と策略で巨万の富を築いていく様子にはため息がでるばかり・・・
「こんなに儲けていいの?」
と突っ込みたくなる私でした(^。^)y-.
こんな商売ではもちろん危険はつきもの。
いつ運命が逆転するのか・・・とハラハラしながら観ておりました。
それでも常に余裕で笑顔をたやさないトムに安心感もありましたが(^_^.)
Title
女神の見えざる手
201710.20公開
フランス・アメリカ合作
Staff
監督/ジョン・マッデン
制作/ベン・ブラウニング他
Cast
ジェシカ・チャスティン:エリザベス・スローン
マーク・ストロング:ロドルフォ・シュミット
ググ・バサ=ロー:エズメ・マヌチャリアン
アリソン・ピル:ジェーン・モロイ
マイケル・スタールバーグ:パット・コナーズ
Story
かつてない凄腕の女性ロビーストが誕生したのは快挙という他ありませんね。
ジェシカ・チャスティンが満を持しての力作に仕上げており、彼女の俳優人生の代表作となると思います。
これほどパワフルな女性はそうそういないでしょうが、ジェシカが演じると架空の人物とは思えなくなる陶酔感に浸ることができるので、ストレス解消に役立つのではないでしょうか?
しかし、ストーリーについていくのも簡単ではないので、逆にストレスを受ける危険性がなきにしもあらず(^。^)
エリザベスのファッションにも注目です❤
キャリアウーマンらしく随所でビシッと決めていて、それを楽しむのは息抜きにもなります♪♪
仕事に全身全霊を捧げる彼女の心の闇がどんなに深いのか劇中の人たちも、観客も知るよしがありませんが、寝る間も惜しむ生き方は真似したくてもできません(^_^.)
ずっと以前から、小説やアメリカ映画ではロビイスト(ロビー活動)の暗躍が描かれてきましたが、その実態を覗くことができる貴重な映画です。
Title
アトミック・ブロンド
2017.10.20公開
アメリカ映画
Staff
監督/デビッド・リーチ
制作/シャーリーズ・セロン他
Cast
シャーリーズ・セロン:ロレーン・ブロートン
ジェームズ・マカボイ:デヴィッド・パーシヴァル
ジョン・グッドマン:エメット・カーツフェルド
ソフィア・ブテラ:デフフィーヌ・ラサール
Story
ベルリンの壁崩壊の直前に繰り広げられるスパイ合戦が今新たな魅力を発揮してくれています。
過去にも数多くのスパイ映画や小説が登場しましたが、
今作はそれらに勝るとも劣らないアクション大作と呼ぶにふさわしい風格を感じさせるものでした!
なんと言ってもシャーリーズのアクションが度胆を抜きます!!
最近大ヒットした「ワンダーウーマン」を超えたと言ってもいいでしょうヽ(^。^)ノ
とにかくシャーリーズが強すぎて、敵役が次々となぎ倒されていくのはなんとも言えない快感❤でしたね~。
しかも、殴られようと、投げ飛ばされようと、はてはボコボコにされて傷だらけでも立ち上がり、敵をたたきのめす迫力はこれまでのアクションスターもかなわない出来だと思います。
予告編での予想をはるかに超えた美しいスパイ、シャーリーズの活躍をぜひご覧くださいね☆★☆
アクションだけではなく、頭脳戦の醍醐味もたっぷり詰まった『アトミック・ブロンド』をお楽しみ下さい!
同じスパイ役のジェームズ・マカヴォイが意外な演技で新境地を開いています。
こちらも必見です。
こんな恐いマカヴォイは観たことない・・・。
あなたの知らない彼と対面できますよ~(^。^)y-
Title
愛を綴る女
2017.10.7公開
フランス・ベルギー・カナダ合作
Staff
監督/ニコール・ガルシア
制作/アラン・アタル
Cast
マリオン・コティヤール:ガブリエル
ルイガレル:アンドレ
アレックス・ブレンデミュール:ジョゼ
Story
ラベンダーが咲き乱れるフランス南部の小さな村で生きる若く美しいガブリエル。
思い込みの激しさから、家族や周囲にも「変わり者」扱いされ、
苦悩の日々を送る彼女が結婚したのは、
スペイン人の寡黙なジョゼでした。
お互いに無関心な結婚生活の取り決めをしながらも、
夫婦としての愛情が育ちつつあるような静かな生活が続きますが、
持病のためにアルプスの高級療養所に送られたガブリエル。
ここで運命を変える出会いが訪れるのでした。
インドシナ戦争から帰還した負傷兵アンドレに心を奪われていく彼女が、
徐々に本来の姿を現していく過程は興味深いものでした。
魂が惹かれあうというような彼らの結び付きは、
永遠の愛の記憶として互いの人生を昇華していくように思えました。
マリオンはやはり美しいですね!
どこをとっても絵になります❤
アンドレ役のルイ・ガレルが儚げで、
ガブリエルが惹かれていくのも無理ないと思います。
そして、夫ジョゼの静かな愛情に心打たれる人もたくさんいるでしょうね(^_^)
映画らしい映画を観た、という満たされた気持ちになれました。
Title
ル・コルビュジェとアイリーン 追憶のヴィラ
Staff
監督/メアリー・マクガキアン
制作/ジャン=ジャック・ネイラ他
Cast
オーラ・ブラディ:アイリーン・グレイ
バンサン・ペレーズ:ル・コルビュジェ
フランチェスコ・シャンナ:ジャン
Story
近代建築の巨匠ル・コルビュジェと家具デザイナー&建築家のアイリーンとその取り巻きとの愛憎劇。
ほぼ全編、まばゆい光の中でストーリーが展開します。
その明るさは自然光なのか、それともライトのマジックなのか?と鑑賞中ずっと考えていました(^_^.)
それほどこの映画は明るさに満たされています。
しかし、人間模様は単純とは言えない苦悩も滲み出ています。
アイリーンが透明感があり、共感できる美しさでした!
恋人のジャンもとても魅力的で、まさに美男美女カップルでした。
歴史に名を残す天才たちの制作の様子なども随時取り入れられていて、
非常に興味をかきたてる要素がふんだんにあります。
ところどころ掴みようのないシーンもいくつかありましたが、フランス映画と思えば、またそれも良し、ですね~❤
Title
猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)
2017.10.13公開
アメリカ映画
Staff
監督/マット・リーブス
制作/ピーター・チャーニン他
Cast
アンディ・サーキス:シーザー
ウッデイ・ハレルソン:大佐
アミア・ミラー:ノバ
Story
『猿の惑星』の続編ですが、今作は今までよりもずっとエモーショナルな側面が強調されていると感じました。
前作のような、戦いだけではなく、シーザーの内面が深く掘り下げられることに重点が置かれているようですね。
その為、かなり重いムードになりがちでしたが、誠実な作り方を敢行した制作陣の並々ならぬ決意が察せられて納得のいく仕上がりになっていると思います。
家族や一族/仲間を思う気持ちは猿であれ、人間であれなんら変わるものではないはず・・・
雪山の過酷な環境でのシーザーたちと、大佐率いる反乱軍との息づまる戦いは残酷さもさることながら、命ある者同士の悲哀さえも感じます。
そんな中、唯一の明るい希望と安息を与えてくれるのが、口をきけないノバの可憐な姿でした。
天使と見紛うようなノバが映るシーンがこれから先の明るい未来を暗示しているようでした。
Title
ソフィア・コッポラの椿姫
2017.10.6公開
イタリア映画
Staff
演出/ソフィア・コッポラ
指揮/ヤデル・ビニャミーニ
舞台美術/ネイサン・クロウリー
衣装/バレンティノ・ガラバーニ
Cast
フランチェスカ・ドット:ヴィオレッタ
アントニオ・ポーリ:アルフレード
ロベルト・フロンターリ:ジェルモン
アンナ・マラバージ:フローラ
Story
おそらく誰もが知っているオペラの名作です。
高級娼婦ヴィオレッタにはたくさんの崇拝者がいるなかで、アルフレードと運命の出会いを果たします。
お互いに惹きつけあい、生活を共にするうちに、さまざまな不都合が表出してくる二人の運命。
深刻な病におびえながら、愛する人への配慮を選択せざるを得なかったヴィオレッタの崇高な犠牲が
報われることはかなわなかったのでした・・・
ソフィア・コッポラの演出もさることながら、主演のヴィオレッタ役が最高でした!!
感情の高まり・移り変わりなどの表現力はまさに鬼気迫るものがありました。
こんな至高のオペラを鑑賞できたのはなんとラッキーだったのでしょう❤❤
Title
エルネスト
2017.10.6公開
日本・キューバ合作
Staff
監督/阪本順治
制作総指揮/木下直哉
Cast
オダギリジョー:フレディ前村ウルダード(エルネスト・メディコ)
永山絢斗:森記者
ホワン・ミゲル・バレロ・アコスタ:チェ・ゲバラ
Story
キューバ革命の英雄チェ・ゲバラと運命を共にし、祖国ボリビア軍事政権と戦った日系人フレディの短い生涯を心洗われるような静謐さで描ききっています。
良心的な医者になるべく、キューバ国立ハバナ大学へ通うフレディを動かしていったものは何だったのでしょうか?
戦争とか革命とか、現代の私たちには縁遠い世界ですが、そこには普遍的な精神が宿っていると思います。
何を犠牲にするかは各人の思想によるものですが、結果的に死を迎える虚しさ、哀しみはいつの世も変わることはないでしょう。
ラストで英雄たちのモニュメントに花を手向ける老人たちのまなざしがすべてを物語っているのかもしれないですね。
日本人主導でこんなすばらしい映画が作れる時代になったことが感慨深いです。
Title
スクランブル
2017.9.22公開
スランス映画
Staff
監督/アントニオ・ネグレ
制作/ピエール・モレル他
Cast
スコット・イーストウッド:アンドリュー・フォスタ
フレディ・ソープ:ギャレット・フォスター
アナ・デ・アルマス:ステファニー
ガイア・ワイス:デビン
Story
世界一の自動車泥棒を誇るフォスタ―兄弟が盗もうとしたのはオークションでマフィアが落札した世界に2台しかない37年型ブガッティ。
作戦に失敗した彼らに新たなミッションが課されます。
もうひとつのマフィアの大富豪の邸宅の車庫には高級クラシックカーがズラリ!!
ため息が出るような壮観さヽ(^。^)ノ
そして、お決まりの手に汗握るカーチェイスも盛りだくさんで、もうテンションが上がりっぱなしでした★☆★
そして、緊張感溢れる、ムードをかきたてるような音楽が刺激的でした。
この映画、ヒヤヒヤ・ドキドキがいっぱいですよ~!!
Title
ドリーム
2017.9.29公開
アメリカ映画
Staff
監督/セオドア・メルフィ
制作/ドナ・ジグリオッティ他
Cast
タラジ・ヘンソン:キャサリン・G・ジョンソン
オクタビア・スペンサー:ドロシー・ボーン
ジャネール・モネイ:メアリー・ジャクソン
ケビン・コスナー:アル・ハリソン
キルステン・ダンスト:ビビアン・ミッチェル
Story
1960年代初頭のアメリカNASAの宇宙開発に挑む3人の黒人女性のまれにみる奮闘が心に沁みる映画でした。
ソ連に負けられないアメリカの威信をかけた初の有人飛行を成功に導き、かつ自身の社会的地位も築いた彼女たちの真摯な姿は私たち女性にとってのバイブルになり得る新しい価値観のスタートと言えると思います。
黒人・女性・エリートの職場等々、いくつもの高いハードルに果敢に挑み続けるキャサリンたちのユーモアあふれる上質な生き方が、この映画をただの伝記ものではないという方向性を与えてくれています。
そして、ドロシーの上司に扮したキルステン・ダンストが成熟した大人の女性を演じていて「キルステンもこんな役が似合うようになったんだね~♥」と感慨深いものがありました。
この映画を観たら誰でもきっと元気になれること請け合いですね(^。^)y-.。
Title
ジュリーと恋と靴工場
2017.9.23公開
フランス映画
Staff
監督/ポール・カロリ
制作/グザビエ・デルマ
Cast
ポーリーヌ・エチエンヌ:ジュリー
オリビエ・シャントロー:サミー
フランソワ・モレル:フェリシアン・クチュール
ロイック・コルベリー:クサヴィエ・ローラン
Story
仕事にも恋にもお金にもツキがない25才のジュリー。
面接に通いながら、現状を打破すべく空回りを余儀なくされている毎日を送っている孤独な女性。
就職難はどこの国も同じなのでしょうか?ちょっと切ない始まり方でした。
それでも家賃の取り立ても続く中でようやく靴工場の仕事が決まり、足取りも軽く仕事に向かうのでした。
高級な靴製造の現場にとまどいながらも自分なりに仕事を覚えていくジュリーに降りかかったのは会社を近代化する噂でした。
長年工場で靴を作り続けてきた女性職人たちが一致団結して考えつく限りの抵抗に打って出るのですが・・・??
軽~いミュージカル仕立てで、かなりユルいです(^_^.)
ハリウッドなどのミュージカルを長年観てきた観客には
「フランスのミュージカルってこんな感じ?」と微笑ましささえ感じられるのではないでしょうか。
それなりに楽しい気楽さが全編を通して伝わってくる不思議なお話でした♡♡
そんな環境にいるジュリーにほのかな恋の予感。
運転手のサミー役の俳優は初めて観る人ですが、かなりのハンサムガイですね~♡♡
こんな人が今まで目に留まらなかったとは・・・(^。^)y-.
将来の夢へ向かって広い世界に羽ばたこうとする二人に、明るい未来が訪れますように♪♪
Title
ポルト
2017.9.30公開
ポルトガル・フランス・アメリカ・ポーランド合作
Staff
監督/ゲイブ・クリンガー
制作/ホドリゴ・アレイアス他
Cast
アントン・イェルチン:ジェイク
ルシー・ルカース:マディ
フランソワワーズ・ルブラン:マティの母
Story
ポルトガルの港湾都市ポルト。
そこで出会う、孤独なアメリカ青年ジェイクとフランスの学生マティが織りなす切ないラブストーリー。
去年惜しくも亡くなったアントンの貴重な映画です。
若さゆえに求め合う二人の刹那的な結び付きは切ないほど。
3部構成で進められるストーリー展開には少し戸惑いもありますが、それぞれの違った視点で物事の経過を見るというのもいい経験になるのかもしれません。
最近の映画では時系列ではなく、過去と未来、現在が入り混じる表現のしかたが増えているように思います。
これも時代の流れでしょうか?
裏さびしいポルトの街並みとジェイクとマティのつかの間の触れ合いは、ヒリヒリするような傷をなめあうような緊張感と倦怠感も感じさせ、観るものの気持ちも揺らぎ続けるようにできているのかもしれないですね。
Title
セザンヌと過ごした時間
2017.9.2公開
フランス映画
Staff
監督/ダニエル・トンプソン
制作/アルベール・コスキ
Cast
ギョーム・ガリエンヌ:ポール・セザンヌ
ギョーム・カネ:エミール・ゾラ
Story
フランスの近代絵画の代表格のポール・セザンヌと文豪エミール・ゾラとの長年の友情がテーマ。
子どもの頃からの友情が大人になってからどのように変化していくのかも見どころのひとつといえるでしょう。
成功者となかなか芽がでないものとの対比が切なく描かれますが、現代以前の世界では芸術などは特に世に出るまでに本人が世を去ってしまうことが多々あったように思います。
死後、ようやく評価が上がり、作品のみが独り歩きする矛盾などはどうすることもできない宿命なのかもしれませんね。
独特な色使いのセザンヌの絵画は今でも人々から愛され続けているのがうれしく思います。
Title
エタニティ 永遠の花たちへ
2017.9.30公開
フランス・ベルギー合作
Staff
監督/トラン・アン・ユン
制作/クリストフ・ロシニョン
Cast
オドレイ・トトゥ:ヴァランティーヌ
メラニー・ロラン:マチルド
ベレニス・ベジョ:ガブリエル
ジェレミー・レニエ:アンリ
ピエール・ドゥランドンシャン:シャルル
Story
19世紀末のフランスを舞台に美しき3姉妹のひとり、ヴァランティーヌーヌの生涯にまつわる物語が描かれています。
とにかく、美しいシーンの連続で女性必見の映画でしょう!!
ヴァランティーヌを演じるオドレイ・トトゥが軸になり華麗な世界を引っ張っていってくれます。
フランスの上流家庭のありようが手に取るように感じられ、深い憧れの気持ちが湧いてきました❤♡❤
「なんと優雅な人たちなの!」と全編を通して心のなかでため息ばかりでした・・・。
後半を飾るのはヴァランティーヌの長男の嫁のマチルドを演じるメラニー・ロランです。
彼女も目を見張るほど美しい~!
しっとりとしたいくらか古風な顔立ちが清楚な貴婦人然としていて、その華やかさに浸る幸せを与えてくれました♪♪
彼ら所有の庭がまたすばらしい花園という風情で「あ~こんな庭で時間を忘れて遊んでみたい~」と思わせてくれるのです。「お金持ちっていいな」とつくづく感じましたね~ヽ(^。^)ノ
ただ楽しいだけでない、家族を失う哀しみも随所にちりばめられており、名作の香りがする作品です。
Title
僕のワンダフル・ライフ
2017.9.29公開
アメリカ映画
Staff
監督/ラッセ・ハルストレム
制作/ギャビン・ポローン
Cast
デニス・クエイド:大人のイーサン
ペギー・リプトン:大人のハンナ
ブライス・ゲイザー:8才のイーサン
K・J・アバ:10代のイーサン
ブリット・ロバートソン:10代のハンナ
Story
もともとは、『のら犬トビーの愛すべき転生』という小説が題材になっています。
私も夏ごろに偶然この本を読んだあと、映画になるということがわかり、公開を首を長~くして待っていました(^。^)y
さて、この映画は、のら犬だったトビーが何度も転生を繰り返す、奇想天外なお話です♡
でも、本当にあるのかも・・・と思えるほど自然な描写には惹きつけられます。
ベリーと名付けられることになった、8才のイーサンとの出会いがそれからの新しい犬生(^_^.)を決定づけていくのが新鮮な味わいがあります。
何度生まれ変わっても、「僕の少年・イーサン」に会いたい一心でそのときどきを懸命に生きるベリーの姿には感動させられます。
やがて、待ち望んだその日がやってきて・・・。
晩年のイーサン役でベテランのデニス・クエイドが出演しています。
存在感がありますね~♪♪
うれしさ、とまどい、後悔など、複雑な心情をベテランらしく魅せてくれています。
Title
ヴェンジェンシス
2017.9.30公開
アメリカ映画
Staff
監督/ジョニー・マティン
制作/マイケル・メンデルソーン
ニコラス・ケイジ
Cast
ニコラス・ケイジ:ジョン・ドロモア
アンナ・ハッチソン:ティーナ
ドン・ジョンソン:ジェイ・カートパトリック
タリタ・ベイトマン:ベシー
デボラ・カーラ・アンガー:アグネス
Story
ニコラス・ケイジ主演作品。
元軍人で刑事のジョンが魅力的なシングルマザー/ティーナと出会い、さあ、これからいい関係が始まりそう❤♡との予想ははずれ、凄惨な事件に遭遇するのです。
しかも、ティーナのかわいい娘のベシーもその場に居合わせ、なんとも痛ましいトラウマに悩まされるのでした。
この映画では、ニコケイが颯爽としたカッコ良さで事件解決にまい進するのですが、厳しい方の壁が立ちはだかります。
本当の正義は存在するのか?とのジレンマに胸を痛める観客の怒りの持っていき場ははたしてあるのでしょうか?
ティーナ役のアンナ・ハッチソンという女優は初めて知りましたが、華やかで演技力もバツグンだと感じました。
これからも出演作が増えてくるといいですね♪♪
そして、娘役のベシーがこれまた素晴らしいのです!!
可憐なルックスとはつらつした個性が印象に残りました。
母親役のデボラ・カーラ・アンガー。
どこかで観たような女優だと思いましたが、過去に何作かに出演しているのを観ていました。
存在感のあるすてきな女優です(^_^.)
Title
50年後のボクたちは
2017.9.16公開
ドイツ映画
Staff
監督/ファティ・アキン
制作/マルコ・メーリッツ
原作/ボルフガング・ヘルンドルフ
Cast
トリスタン・ゲーベル:マイク・クリンゲンベルク
アナンド・バトビレグ・チョ:チック
メルセデス・ミュラー:イザ
Story
14才のマイクと転校生のチックが夏休みに経験する
心に残るロードムービー。
学校でも周囲から浮いていて、さみしい気持ちを抱いている二人。
チックが盗んできた車でチックのおじいさんが住むという『ワラキア』という土地へ旅立ちます。
果たして希望どおりに『ワラキア』にたどり着けるのでしょうか?
ロードムービーというと、これまでも数えきれないほどありましたが、この作品はそれらとはちょっと違った感動を与えてくれます(^_^.)
マイクはなんとも幼げでかわいいところがとてもいいですね~❤
気持ちを寄せるクラスの人気者タチアナに相手にされないことにしょんぼりする姿がもうたまりません。
初々しい演技を見せてくれるトリスタン君は子役から始めたキャリアを誇る俳優ということで、またまたびっくり!!♪
一方、変わった髪型をした転校生チックはどこか大人びた、アウトローのムードが漂います。
14才で車を飛ばす少年って、かなりまずいですよね(^_^.)
この映画は一度観ておかれた方がいいと思います❤
あなたの心にずっと残ること請け合いです!!
Title
プラネタリウム
2017.9.23公開
フランス・ベルギー合作
Staff
監督/レベッカ・ズロトブスキ
脚本/レベッカ・ズロトブスキ他
Cast
ナタリー・ポートマン:ローラ
リリー=ローズ・デップ:ケイト
エマニュエル・サランジェ:コルベン
ルイ・ガレル:フェルナンド
Story
交霊術を手掛けるアメリカ人姉妹/ローズ&ケイトが遭遇する未知の世界。
妹のケイトの霊感を頼りに、各地で交霊会を行っていた姉妹が、フランスの有名な映画プロデューサーと交わすある契約から思いもよらぬショービズの世界に飛び込み、考えもしなかった体験をするのでした。
映画製作の裏側を見ることができますし、虚実入り混じる混沌のなかに生きることのむずかしさ、驚き、楽しさなど様々な要素を通して成長する姉妹の姿も興味深くもあります。
姉のローズに扮するナタリーの底知れない美しさが随所にちりばめられ、ビジュアル面でも惹きつけられる作品です。
リリー=ローズの演技を観るのは初めてですが、未熟ゆえの危うさと純粋さが感じられました。
これから伸びていく女優になるのかもしれませんね❤
Title
オン・ザ・ミルキー・ロード
2017.9.15公開
セルビア・イギリス・アメリカ合作
Staff
監督/エミール・クストリッツァ
制作/パウラ・バッカーロ他
Cast
エミール・クストリッツァ:コスタ
モニカ・ベルッチ:花嫁
スロボダ・ミチャロビッチ:ミレナ
Story
隣国と不毛な戦争を繰り広げている、ある国での混沌とした日常を、不思議な高揚感を漂わせながら魅せてくれます。
モチカ・ベルッチ扮するイタリア人女性を嫁に迎える農家の牧歌的な風景が、ミルク売りの男をからめてノンストップで迫ってきて、味わったことのない奇妙な世界にどっぷり浸る心地よさも感じてもらえる映画ですね❤
モニカはもちろん、義妹役のミレナがまた美しく、映画をさらに盛り上げています。
監督兼主演のエミール・クストリッツァのつかみどころのない怪しさもこの映画の魅力かもしれません。
悩みがないようでいて、心の奥底に秘めた悲哀や、人間的な深みも徐々に感じられます。
そして、ある終末に向かう男女の悲恋が心に残ります。
Title
ナインイレヴン 運命を分けた日
2017.9.9公開
アメリカ映画
Staff
監督/マルティン・ギギ
制作/ダリア・ウェインゴート他
Cast
チャーリーシーン:ジェフリー
ウーピー・ゴールドバーグ:メッツィー
ジーナ・ガーション:イブ
ルイス・ガスマン:エディ
ウッド・ハリス:マイケル
オルガ・フォンダ:ティナ
ジャクリーン・ビセット:ダイアン
Story
2001年9月11日。
ニューヨーク/ワールドトレードセンタービルへの同時多発テロの記憶が甦ります。
実話に基づいているとのことですが、実際にこういうシーンが多々あったと思います。
極限状況に置かれたら人々はどういう行動に出るのか、どういう反応をするのか、などいろいろ考えさせられました。
混乱した現場では、我先に助かろうとするのが人の常だと思いますが、この映画ではまた違った人間の姿が映しだされています。
ジーナ・ガーションを久しぶりに観ました❤
大ぶりな印象深いルックスで、現実味ある演技を魅せてくれています。
また、往年の大女優、ジャクリーン・ビセットがステキです!!さすがに美人ですよね~♪♪
エディ役のルイス・ガスマンはよく見る俳優さんで、いかついお顔が頼もしい感じでした。
Title
エイリアン コヴェナント
2017.9.15
アメリカ映画
Staff
監督/リドリー・スコット
制作/リドリー・スコット
/マーク・ハッファム他
Cast
マイケル・ファスベンダー:デヴィッド/ウォルター
キャサリン・ウォーターストン:ダニエルズ
ビリー・クラダップ:オラム
Story
宇宙船コヴェナント号に降りかかる驚異のSFスリラー。
2104年。惑星オリガエ6への2000人もの移住者と共に宇宙計画を目指して冬眠していたクルーが、偶然見つかった惑星に降りたち、恐怖の脱出を試みるという内容ですが、やはり恐ろしいクリーチャーとの格闘が目を覆いたくなる凄惨さで、ショッキングな映像もあります。
SFホラーの先駆けとなった「エイリアン」シリーズ。
第1作を監督したリドリー・スコット監督が放つ、最新エイリアン作品はあらたな始まりを予感させます。
2012年の「プロメテウス」から10年後の惑星はどんな世界なのでしょうか?
主役のキャサリン・ウォーターストンは「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」での好演も記憶に新しい女優で、今作ではショートカットで凛々しく決めてくれています。
「プロメテウス」でのアンドロイド役のマイケル・ファスベンダーも重要な役どころで出ていて、緊張感が高まります★★
無表情かつ端正なマスクがアンドロイドにピッタリ!ですね~(^_^.)
Tirle
アメイジング・ジャーニー 神の小屋より
2017.9.9公開
アメリカ映画
Staff
監督/スチュアート・ヘイゼルダイン
制作/ギル・ネッター他
Cast
サム・ワーシントン:マック(ミッシーの父)
オクタビア・スペンサー
アブラハム・アビブ・アラッシュ
すみれ
ラダ・ミッチェル:ナン(ミッシーの母)
Story最愛の末娘ミッシー亡くして絶望感から立ち直れないマックが経験する究極の癒しとは・・・
硬派イメージの強いサム・ワーシントンがファンタジーに挑む!という不思議な映画でした。
彼の前に現れる三人ははたして何者なのか?
観ているうちにだんだん理解できるように作られていますが、私たち日本人にはあまりなじみがないかもしれませんね。
神との対話が軸になっており、許しと癒しと再生は、
いつの時代にも通用する不変の真理として私たち人間に手を差し伸べてくれるのでしょう。
なによりもうれしいのは日本人女優すみれが最高の演技を魅せてくれていることです!
透明感のある美しさが輝いていて、崇高な存在をあますところなく表現しています・・・
すみれのハリウッドデビューは大成功!ですよね~ヽ(^。^)ノ
さらなる今後の活躍を期待しています
Title
ハイジ アルプスの物語
2017.8.26公開
スイス・ドイツ合作
Staff
監督/アラン・グスボーナー
制作/レト・シャールリ他
Cast
アヌーク・シュテフェン:ハイジ
ブルーノ・ガンツ:アルムおんじ
イザベ・オットマン:クララ
クィリン・アグリッピ:ペーター
カタり―ナ・シュトラー:ロッテンマイヤー
Story
日本ではアニメでおなじみの”ハイジ”が実写で帰ってきました~❤❤
”赤毛のアン”と双璧をなすアニメの金字塔ですよね~♪♪
アン同様、本国での人気はよくわかりませんが、わが日本ではほぼ永久的有名作品として人気を誇るすばらしい「こころの故郷」として君臨し続けると思います(^。^)y-
ハイジ役がとにかくカワイイ!!
純粋無垢な少女を演じてハイジの世界を堪能させてくれます。
そして、なくてはならない”クララ”。
金髪が似合う、大変な美少女!
ハイジとの相性も良く、二人の楽しそうな雰囲気がたまらなく愛おしい。
また、あの”ロッテンマイヤー”さん!
今作でも厳しいしかめ面を堪能できますよ~♪♪
おんじ役はドイツが誇るブルーノ・ガンツが務めます。
やはり安定した存在感はさすがですね♡♡
クララの祖母役がまたすばらしいです。
温かく、洞察力もあり、実行力にも優れていて、この物語に深みを与えてくれています。