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映画コラム

ここでは、私が実際に劇場で観て印象に残った映画を取り上げていきます

<ミミの宝石箱>

http://daiana-rose.seesaa.net/

<キャメロンの部屋>

http://blog.goo.ne.jp/jullia_2009


2018.6.15

Title

ワンダー 君は太陽

2018.6.15公開

アメリカ映画

Staff

監督/スティーブン・チョボウスキー

制作/デビッド・ホバーマン他

Cast

ジュリア・ロバーツ:イザベル

ジェイコブ・トレンブレイ:オギー

オーウェン・ウィルソン:ネート

マンディ・バティンキン:トゥシュマン先生

ダビード・ディグス:ブラウン先生

イザベラ・ビドビッチ:ヴィア

ダニエル・ローズ・ラッセル:ミランダ

Story

顔に障害を負った10才の少年を取り巻く周囲の反応がリアル過ぎて、

観るのがつらくなる作品です。

でも、勇気を持って向き合えば、そこには人と人の不変の思いやり、

尊敬などの素直な気持ちに包まれる、そんな素晴らしい映画でした!!

 

生まれてから何度も顔の整形手術を繰り返し、やっと自分の顔に定着したものの、

他人から見たら「!!」という衝撃的なインパクトを与えてします悲劇。

 

『もし自分がオギーだったら』『もしオギーのようなクラスメイトと出会ったら』

と自問自答を繰り返しながら観ていきました。

 

優しく理解ある両親と姉に囲まれて幸せな家庭生活を満喫するも、

一歩外に出れば、好奇心をあらわにした人々との恐ろしい接触が待っている…

10才の少年には過酷ですよね。

 

勇気を出して入学はしたものの、クラスメイトも人それぞれの反応を示し、オギーは喜んだり、

悲しんだりのジェットコースター状態。

それでも彼の前向きな姿勢に促され、やがて周囲に理解者が増えていくのです。

 

私の印象に残ったのは、オギーが悲しい時、

怒りを家族やクラスメイトに向けて爆発させるシーンの数々でした。

内にこもるだけでは何も解決しないということをこの映画は雄弁に語ってくれています。

 

それを受け止める家族あるいはクラスメイトたちはビックリしつつも、

それによりオギーの心の声を聞くことができるからです。

そういうことが積み重なって弱い立場のオギーを真に理解し、手を差し伸べることが可能になるのですから。

 

オギー役のジェイコブ君は本当に演技が上手ですよね~❤

2015年の「ルーム」でブレイクしたのも今は昔…というぐらいの成長の速さです。

オギーの心理を演じきったジェイコブ君。恐るべき子役ですね。

 

両親役のジュリア・ロバーツ&オーウェン・ウィルソンがまたとてもいい!!

こんな親の元に生まれてみたい…と思える暖かさでしたヽ(^。^)ノ

 

そして、私のイチ押しは、仲良くなるジャック役のノア・ジュブ君!!

かなりのハンサムボーイでやわらかなほっぺがたまりませんでした❤

成長したらどんな俳優になってくれるのでしょうか?

とても楽しみですね~。


2018.6.14

Title

終わった人

2018.6.9公開

日本映画

Staff

監督/中田秀夫

原作/内館牧子

Cast

舘ひろし:田代壮介

黒木瞳:田代千草

広末涼子:濱田久里

Story

無事に(^_^.)定年を迎えたサラリーマンの退職後のやり場のなさがもの悲しさを感じさせてくれるのですが、今までにもたくさん描かれてきた題材ですよね♪♪

 

それでも観ようと思ったのは、ある週刊誌の対談で原作者の内館牧子さんの記事を読んだからでした。

作者の想いがこもった作品を観るのもいいかもしれない…

との気持ちが出てきたのでした。

 

しかし、日本の定年後のサラリーマンの姿ってどうしてこうも似たような描かれ方をするのでしょうか?

しょぼくれて、家族に邪魔者扱いされて、地域に属するには遅すぎ、やることも中途半端・・・

 

でも、これが会社勤めを終えた日本の男性のよくあるタイプなのでしょうね。

もちろん、定年後も第二の仕事人生を手にする幸運?な男性も現代ではあり得ると思います。

 

しかし、それは本人には良くても日本社会に於いて理想的な状況だと言えるでしょうか?

というのは、老人に長~く働かれると若い人たちの入る隙間がないと思いませんか?

 

そりゃあ、経験を積んだベテランが仕事を任されるのは結構なことですよね。

でも、いい加減にリタイアしてもらわないと次の世代が育たないのも現実です。

 

そういう現場を見てきた私からすると、「老後も働いて社会保険を払い続けてもらおう」という政治に利用されるシステムはもうそろそろ終わりにしませんか?と思います(^_^.)

 



2018.6.12

Title

Vision

2018.6.8公開

日本・フランス合作

Staff

監督/河瀬直美

Cast

ジュリエット・ビノシュ:ジャンヌ

永瀬正敏:智

岩田剛典:鈴

美波:花

森山未来:岳

夏木マリ:アキ

Story

河瀬直美監督の最新作です。

やはり難解ですね♪♪

謎・なぞ・ナゾ・・・

ストーリーが進むにつれてぼんやりとですが、全体像が浮かび上がるのですが、??というもどかしさは消せません。

「こうではないのか?」「あぁ、そうなのか」

という感じですね…(^_^.)

 

エッセイストのジャンヌが奈良県の吉野の森にやってきて、ある不思議な植物が現れるのを待つ、というものですが、本当にあるのか、ないのかさえ明かされないまま物語は進んでいきます。

 

山守の智には永瀬正敏。

彼の演技は私が観る限り『寡黙』な姿ですね。

もっといろんな役柄を観たい!!と思うのは私だけでしょうか?❤

はじけた永瀬正敏…いいと思いませんか?

 

不思議な老婆アキ役の夏木マリ。

若い頃を知っているだけに、さみしさが迫ります。

それは美人で、たとえようもなくセクシーお姉さんだったのです(^。^)y-.

忘れられないですね~。

 

犬がまたいい演技をしてくれます。

こんな子なら私も欲しい1!と思っちゃいました。



2018.6.10

Title

男と女、モントーク岬で

2018.5.26公開

ドイツ・フランス・アイルランド合作

Staff

監督/フォルカー・シュレンドルフ

Cast

ステラン・スカルスガルド:マックス・ゾーン

ニーナ・ホス:レベッカ

スザンネ・ウォルフ:クララ

Story

作家のマックスが新刊プロモーションでNYへ。

そこで偶然出会った昔の知り合いの男性との会話から若かりし頃に付き合っていた恋人を訪ねようと決心します。

 

なかば強引に彼女の職場に会いに行くのですが、彼女の反応はイマイチでした。

それでもなんとか一緒に思い出の地モントーク岬に行くことになります。

ニーナがそこに家を見に行くことになっていたのでした。

 

この映画は、周囲があまり見えていない未熟な男性(もう初老(^。^))の自分勝手な思い込みと押し付け、それに振り回される人たちが描かれています。

 

「男って、どうしてこんななの?」と不愉快になる女性もいるかもしれませんね。

最期にようやく真実が見えてきて、将来を真剣に見つめることができるようになる、というお話でした❤

 

2018.6.8

Title

30年後の同窓会

2018.6.8公開

アメリカ映画

Staff

監督/リチャード・リンクレイター

制作/ジンジャー・スレッジ他

Cast

スティーブ・カレル:ラリー・“ドク”・シェパード

ブライアン・クランストン:サル・ニーロン

ローレンス・フィッシュバーン:リチャード・ミューラー牧師

J・クイントン・ジョンソン:ワシントン

Story

元軍人3人が30年ぶりに再会。

それぞれの人生を歩いてきた彼らが現実に見たものとは?

 

酔いどれのサルと、今は信じられないことに牧師と化した(^_^.)ミューラーが、

ドクの戦士した息子を迎えに行く道程は

思いがけない結び付きを蘇らせることに…

 

最愛の息子を戦死という酷い形で失ったドクに突き付けられた

真実。

何とも言えない無力感が皆に重くのしかかります。

息子は華々しく、、雄々しく散ったと思い込んでいたことが不信感に変わり、

ドクの喪失感をやるせなさを倍加させるのでした。

 

どこまでも陽気で、人の気持ちを高揚させる力を持ったサルが出色ですね♪♪

「トランボ ハリウッドで最も嫌われた男」で主人公を演じていたブライアン・クランストンが

こんなに味のある俳優だとは知りませんでした❤

 

そこへ行くと、なんと似合わない(^。^)牧師に変身していたミューラーの悟りきったすまし顔は笑いを誘います(^_^.)

こんなふうに「すべては神の思し召し」なんて受け止めたら、誰の人生も楽なのかもしれませんが…

 

でも、それは私にはうわべだけの人生訓としか映りませんでした。

人生に真っ向から立ち向かう姿が人は美しいと感じるからです。

悲しさ、苦しさ、楽しさ、嬉しさなど、私たちの生活とは切っても切り離せない側面こそが生きている証であり、

彩りだと思っているので、無理に他者を引き込み、自分をごまかすことはないと思っています。

 

息子の棺に付き添う兵士のワシントンがとても印象てきでした。

いい役者さんだと思います。


2018.6.7

Title

デッドプール2

2018.6.1公開

アメリカ映画

Staff

監督/デビッド・リーチ

制作/サイモン・キンバーグ他

Cast

ライアン・レイノルズ:ウェイド・ウィルソン/デッドプール

ジョッシュ・ブローリン:ケーブル

ザジー・ビーツ:ドミノ

モリーナ・バッカリン:ヴァネッサ

Story

大ヒットとなった『デッドプール』の続編。

ハチャメチャなアクションなども健在ですが、ちょっとやり過ぎ感も…

まあ、私としてはライアン・レイノルズが出演するのと、モリーナ・バッカリンが目当てですが(^。^)

 

しかし、ケーブル役のジョシュ・ブローリンは本当にモテモテですよね~❤

こういうヒット狙いの作品から、シリアスな役柄までずっとヒット作にでずっぱりと言ってもいいような大活躍!

特徴のあるルックスではないところも抜擢される秘訣でしょうか。

 

どんな役柄でも染まらない柔軟性…

これが制作陣に気に入られるのかもしれないとつくづく感じます。



2018.6.5

Title

レディ・バード

2018.6.1公開

アメリカ映画

Staff

監督/グレタ・ガーウィグ

制作/スコット・ルーディン他

Cast

シアーシャ・ローナン:クリスティン・マクファーソン(レディ・    バード)

ローリー・メトカーフ:マリオン・マクファーソン

トレイシー・レッツ:ラリー・マクファーソン

ルーカス・ヘッジズ:ダニー・オニール

ディモシー・シャラメ:カイル・ジャイブル

Story

2000年代のアメリカ・カリフォルニア州サクラメントという田舎町を舞台にクリスティの青春が描かれます。

思春期ならではのもどかしさ、大人ぶりたがり、母へ反発など、誰もが経験するような日々の流れが懐かしささえ感じさせてくれました。

 

シアーシャがこういう平凡な女性との役を演じるのはかなり珍しいようですね。

彼女はどちらかというと、ギリギリで生きるヒロイン役が多いような気がします。

いわゆる青春もの、とうジャンルは似合わないのでは?と勝手に想像していましたが、そこはやっぱり女の子!!だったんですね~(^_^.)

等身大のシアーシャが身近に感じられて新鮮でした。

 

メイキングで、ガーウィグ監督とのやり取りを楽しんでいるシアーシャたち若手俳優の楽しそうな様子が微笑ましかったです♡

また、今をときめくティモシー・シャラメ君が出ていますよ~ヽ(^。^)ノ


2018.6.3

Title

ビューティフル・デイ

2018.6.1公開

イギリス映画

Staff

監督/リン・ラムジー

制作/パスカル・コーシュトゥー他

Cast

ホアキン・フェニックス:ジョー

ジュディス・ロバーツ:ジョーの母

エカテリーナ・サムソノフ:ニーナ

ジョン・ドーマン:ジョン・アクリアリー

アレックス・マネット:ヴォット議員

Story

老母と暮らす元軍人のジョーは行方不明の少女たちを見つけ出す仕事を請け負う危険な生き方をしており、その不気味な雰囲気は彼がただ者ではないという空気を醸し出しています。

 

ヴォット州上院議員から娘ニーナの捜索を依頼されたジョーはなんとか彼女を救い出すも、新たな謎の男たちに連れ去られ、母さえも殺害されるという最悪の状態に追い込まれるのです。

 

ニーナ救出に向かうジョーの前にさらなる悲劇と困難が襲いかかるのも、彼の仕事を考えると、宿命と言えるのかもしれません…

 

ホアキンの太り気味の体躯、無精髭、ものうい雰囲気が尋常ではない彼の置かれた境遇を、いやおうなく提示してくれるのですが、なんとも居心地の悪さがまたたまりません。

いわゆる「バツの悪さ」に支配されたような場面が続くので、こちらまで「モジモジ」と落ち着かない気持ちにさらされるのでした(^_^.)

 

ニーナの無気力な表情からはその心情は読めませんが、自分なりに現状に順応しようとする健気で痛ましい努力のあとが伺えるのが哀しいですね。



2018.5.30

Title

ミッドナイト・サン タイヨウのうた

2018.5.11公開

アメリカ映画

Staff

監督/スコット・スピアー

制作/ジョン・リカード他

Cast

ベラ・ラーソン:ケイティ・ブライス

パトリック・シュワルツェネッガ―:チャーリー・リード

ロブ・リグル:ジャック・ブライス

クイン・シェパード:モルガン

Story

2017.8.5公開の『エブリシング』という同じ題材のアメリカ映画がありましたね。

「XP」という難病と闘う17才の美少女ケイティは太陽を浴びると生命にかかわるため、

夜間しか行動できない日々を過ごすのでした。

楽しみは母が教えてくれたギター演奏。

最寄りの駅でひとり歌うケイティの姿は胸に響くものがあります。

 

そんな彼女がある夜出会った少年は長年憧れ続けていたチャーリーでした。

突然の出会いに焦ったケイティ。

実は彼はケイティが自宅の遮光した窓から幼少時から見つめていた相手で、

2人は次第に打ち解けあうようになります。

夜間に愛を育む若い彼らの情景は、命の尊さを感じさせてくれました。

 

そんな2人の将来が予想できるのが哀しさを倍増させます。

病気を抱えて、細く長く生きるか、この一瞬を命の限りに生きるか・・・

とても重い課題ですね。

 

ケイティ役のベラ・ラーソンがきれい過ぎてため息ものでした♪♪

ポスト「クリツテン・スチュワート」かも、

と感じたのは私だけではないかもしれないですよね。

 

チャーリー役のパトリック・シュワルツェネッガ―は、

言わずと知れたあのシュワルツェネッガ―の息子さん!!

なんとも新鮮な好青年でした❤


2018.5.28

Title

サバービコン 仮面を被った街

2018.5.4公開

アメリカ映画

Staff

監督/ジョージ・クルーンー

制作/グラント・ヘスロワ

     ジョージ・クルーニー他

Cast

マット・デイモン:ガードナー

ジュリアン・ムーア:ローズ/マーガレット

オスカー・アイザック:バド・クーパー

ノア・ジュブ:ニッキー

Story

1950年代の実際にあった人種差別暴動にヒントを得たジョージ・クルーニー監督作。

理想郷のような街「サバービコン」で暮らす人々の生活を不気味に(^_^.)描いた不思議な映画でした。

 

マット・デイモン扮するガードナーはなんとなく不穏な雰囲気の中年男性で、妻が死亡すると、妻の姉が家に入り込み、一人息子ニッキーもなんとなく困惑したりの不可解な家族には裏の顔が・・・

 

ジョージ・クルーニーとマット・デイモンは親しい友人ということもあるようで、マットも情けない姿を自然に(^_^.)表現しているのが彼らの関係性も見えてきて微笑ましくさえありますね。

 

マットに絡んでくるのは双子役のジュリアン・ムーア。

彼女はどんな役柄でも軽々とこなす印象のあるベテラン女優。

しかも、変な(^_^.)役でも嬉々として演じる度量の深さも感じさせられます♪♪

 

息子ニッキーがとても素晴らしい!!

アップの表情が名子役の雰囲気が漂い、これからの活躍がおおいに期待されます❤