映画コラム

ここでは、私が実際に劇場で観て印象に残った映画を取り上げていきます

<ミミの宝石箱>

http://daiana-rose.seesaa.net/

<キャメロンの部屋>

http://blog.goo.ne.jp/jullia_2009


2018.2.18

Title

THE PROMISE 君への誓い

2018.2.3公開

スペイン・アメリカ合作

Staff

監督/テリー・ジョーンズ

制作/エリック・エスライリアン他

Cast

オスカー・アイザック:ミカエル

ジャルロット・ルボン:アナ

クリスチャン・ベール:クリス・マイヤーズ

Story

第一次世界大戦前に起きたオスマントルコによるアルメニア人大虐殺を取り上げている非常にセンセーショナルな映画です。

 

ようやく入ったアルメニア人の医学生ミカエルを待ち受ける過酷な運命の歯車が回り出すなどとは本人はもとより周囲は誰も予期できないことでした。

 

このような悲劇がなぜ起こったのか?という問いは、ナチスによるユダヤ人への迫害と重なる歴史的な立脚が必要となります。

 

要するに、『人のものを奪う』という本能のなせる業としか思ええません。

 

戦争自体も『領土&財産の奪い合い』が根底にあるわけですから、根が深いでしょう。

それこそアダムとイブにまで遡るカルマとしか理解不能な世界だからです。

 

150万人が虐殺されたそうですが、この映画ではミカエル・アナ・クリスという3人の心理的な葛藤を絡めて人間くささを感じさせながらも同胞を救うという崇高な目的遂行のための決死の闘いに身を投じる3者が描かれており、胸の奥までしみ込む作品になっていました。



2018.2.17


Tirle

グレイテスト・ショーマン

2018.2.16公開

アメリカ映画

Staff

監督/マイケル・グレイシー

制作/ローレンス・マーク他

Cast

ヒュー・ジャックマン:P・Tバーナム

ザック・エフロン:フィリップ・カーライル

ミシェル・ウィリアムズ:チャリティ・バーナム

レベッカ・ファーガソン:ジェニー・リンド

ゼンデイヤ:アン・ウィーラー

Story

19世紀にアメリカに実在した興行師バーナムの悪戦苦闘が描かれています。

不況で無職になった彼はふとしたきっかけで、

見世物小屋のショーを思いつき、

次々に現代のショービジネスともリンクする興行を成功させていきます。

そこには、少年時代の初恋のチャリティを幸せにする

というシンプルな願いが根底にありました。

 

やがて興行のパートナを見つけ、

さらに前進していく快進撃は胸のすく思いがします。

オペラ歌手の美女の公演まで手掛けるようになったバーナムは、

破竹の勢いで出世への階段を上っていくのでした。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

ジェニー役のレベッカはなんという美しさでしょうか!!

まるで、神々しい女神のようです❤♡❤

その姿を見られただけでも劇場に行ったかいがありました♪♪


2018.2.10

Title

スリー・ビルボード

2018.2.1公開

イギリス映画

Staff

監督/マーティン・マクドナー

制作/グレアム。ブロードベント

Cast

フランシス・マクドーマンド:ミルドレッド

ウッディ・ハレルソン:ウィロビー

サム・ロックウェル:ディクソン

アビー・コーニッシュ:アン

Story

7ヶ月前に最愛の娘を失ったミルドレッドの予想もできない(^_^.)壮絶な闘いを描いています。

 

主演がフランシス・マクドーナンドとくれば、まず平穏なストーリーとは考えられないですね。

 

期待どうり、警察当局に怒りの鉄槌を下すミルドレッドは、周囲からみれば、何をしでかすか予想不能な危険な中年女でしかない・・・

 

それでも娘を思う母の気持ちは痛いほど伝わってきます。

事件が起こる前までの自分たちの生活を後悔とともに反芻する姿は誰にでも共通のものです。

 

悪徳警官役のサム・ロックウェルがまた名演技を披露しています❤

これでもか!というようなイヤーなヤツ!を体当たりで演じており、嫌悪感がじわじわと湧いてきました(^_^.)

 

また、あのウッディ・ハレルソンも見応え十分なヒューマンな警官を魅せてくれています。

意外な人物ぶりに肩すかしをくわされた方も多いでしょうね。

 

彼の若い妻役でアビー・コーニッシュがでており、こんな平凡な役もオファーされるのね?と意外でした。



2018.2.10

Title

ローズの秘密の頁(ページ)

2018.2.3公開

アイルランド映画

Staff

監督/ジム・シェリダン

制作/ノエル・ピアソン

     ジム・シェリダン

Cast

ルーニー・マーラ:若い時のローズ

バネッサレッドグレーブ:老年のローズ

エリック・バナ:スティーブ・グリーン医師

ジャック・レイナー:マイケル・マクナルティ

テオ・ジェームズ:ゴーント神父

Story

アイルランドの片田舎の精神病院で40年以上生きてきた老女ローズ。

なぜそんなにも長い間拘束されなければならなかったのか?

その経緯が少しずつ明かされていきます。

 

若い頃のローズは男性の注目を一身に集める魅力的な女性でしたが、

誰にでも心を許すことはありませんでした。

それゆえ、傷心の男性たちから勝手な噂を流されるのです。

 

どこかミステリアスなローズは身を守る必要に迫られるのですが、

なんと、村の神父までが心を寄せる始末・・・

勝手な男たちには、ほんとに困っちゃいますよね(>_<)

しかし、ローズが惹かれる男性がたった一人表れて、人生が過酷な運命へと回り出すのでした、

わが子殺しの罪(疑い)から逮捕・精神病院への隔離など、

現代では考えれらないものばかり・・・

 

そして、晩年になり、病院閉鎖の憂き目に遭い、

身の処し方が取りざたされ、新しい担当医が派遣され、

それまでのローズの人生が浮き彫りにされるのでした。

 

ローズ役はルーニー・マーラのはまり役かもしれませんね。

彼女の醸し出す不安定な印象が際立つ役柄だと思います。

これからもけっして平凡な女性役は回ってこないような気がします(^。^)y-

それだけ複雑な演技をこなせるという証拠でしょう❤


2018.2.9

Title

悪女 AKUJO

2018.2.10公開

韓国映画

Staff

監督/チョン・ビョンギル

制作/チョン・ビョンギル

Cast

キム・オクビン:スクヒ

シン・ハギュン:ジュンサン

ソンジュン:ヒョンス

キム・リヒョン:クォン幹部

Story

まず、冒頭の壮絶なシーンの展開に度胆を抜かれます!

「ありえないでしょう??」シーンがてんこ盛り。

韓国を始めアジア映画は残酷な描写を惜しみなく(^_^.)延々と続けますよね。

 

目を覆いたくなるのをじっと堪えて映画は進みます。

幼い頃に父親を惨殺され、以後数奇な運命に翻弄されるヒロイン。

よくある話ではありますが、本作はそれらを軽く凌駕しています。

 

最近の映画に多い、ストーリーが過去を現在を行き来するので、ついて行くのがやっとだったり、???で、何?

みたいな混沌状態に落ちたり・・・

 

それでもスクヒの純真な心をひしひしと感じるシーンも多くあり、哀しい女の性を見る怖さと、憐れみを感じさせます。

 

女暗殺者(アサシン)ものは数多く作られてきましたが、本作はそれらとはまた別格の存在として歴史を刻むことになるかもしれません。

 

それにしても、なんとも凄い女優が出てきたものです!

ハンパないアクションは必見です。

キム・オクビンの作品を観るのは初めてですが、彼女はロングヘアよりもショートヘアの方が似合うかもしれないですね。

私好みです❤



2018.1.28

Title

瑠依の番目の人生

2018.1.20公開

カナダ・イギリス合作

Staff

監督/アレクサンドル・アジャ

制作/ショーン・ウィリアムソン他

Cast

ジェイミー・ドーナン:アラン・パスカル

サラ・ガドン:ナタリー・ドラックス

エイダン・ロングワース:ルイ・ドラックス

オリバー・プラット:Dr.ペレーズ

モリー・バーカー:ダルトン刑事

Story

生まれた時から何度も死にかけたルイ。

毎年のように病気やけがを負い、重篤な症状に苦しんできた少年の身に何が起こっているのでしょうか?

 

一見世慣れた風情のルイですが、心の奥底には凄まじいい葛藤か起こっていたのです。

 

愛する父と母との生活はルイに何をもたらしてきたのでしょう。

恐ろしいほどに人生を達観したかに見え、こどもらしくない行動や受け答えからはその内面は想像つかないものでした。

 

9才の誕生日に久しぶりに親子3人揃ってお祝いのピクニックに行ったものの、良心の口喧嘩に巻き込まれ、果ては、弾劾雪壁から滑落するという痛ましい結果が引き起こされ、それが原因で瑠依は昏睡状態に置かれることになります。

 

ルイの心底では何が起きているのか、知る手立てはないものの、やがて彼を取り巻く異常な真実が顔を表していくのでした。

 

ルイを演じた瑞々しいカナダの新星エイダン・ロングワース君が素晴らしいですね❤

端正なルックスについ引き込まれつつ、その魔性(^_^.)の魅力にはまりました!

母親のナタリーもとてもピュアな感じがよく出ていて、観ている方もコロッと騙されてしまうのが恐かったです。

サラ・ガドンはどこかで観た…と思ったら「ロイヤル・ナイト 英国王女のヒミツの外出」でエリザベス女王の若い頃を演じていました。

この映画もステキな作品でした。

 

ルイ母子に翻弄されるパスカル医師を演じているジェイミー・ドーナンはいつ観てもナイスガイでお髭もよくお似合いでした(^。^)y-.

心理サスペンスとしても一級品の映画を堪能してください。


2018.1.27

Title

ロング,ロングバケーション

2018.1.26

イタリア映画

Staff

監督/パオロ・ビルツィ

制作/マーティ・エリ・シュワーツ他

Cast

ヘレン・ミレン:エラ・スペンサー

ドナルド・サザーランド:ジョン・スペンサー

ジャネル・モロニー:ジェーン・スペンサー

クリスチャン・マッケイ:ウィル・スペンサー

Story

長年連れ添った老年夫婦が最後の旅行に出かけ、それまでの人生のおさらいをして改めて自分さがしをするロードムービー。

 

何を演じてもサマになるヘレン・ミレンが主役であれば、ハズレなし!という安心感を持って観ることができますよね。

 

しかも、相手役はこれも映画会の重鎮ドナルド・サザーランド!!

もう楽しくないはずがありませんヽ(^。^)ノ

 

ストーリーとしては真新しいものではないにしても、そこはやはりベテラン組の存在感で笑わせ、泣かせます。

老人2人ではなんとも頼りない旅ですが、アルツハイマーで記憶力がおぼつかないジョンがまさかのドライバーとは??この設定、ちょっと怖すぎです。

 

でも、世界中にこんな老夫婦はたくさんおられるのだろうなと実感しました。