Welcome

映画コラム

ここでは、私が実際に劇場で観て印象に残った映画を取り上げていきます

<ミミの宝石箱>

http://daiana-rose.seesaa.net/

http://blog.goo.ne.jp/jullia_2009


2019.3.17

Title

ふたりの女王 メアリーとエリザベス

2019.3.15公開

イギリス映画

Staff

監督/ジョージ・ルーク

制作/ティム・ビーバン他

Cast

シアーシャ・ローナン:メアリー・スチュアート

マーゴット・ロビー:エリザベス1世

ジャック・ロウデン:ヘンリー・スチュアート(ダーンリー卿)

ジョー・アルウィン:ロバート・ダドリー(レスター伯爵)

デビッド・テナント:ジョン・ノックス

Story

運命に翻弄された従妹どうしの女王、メアリーとエリザベス。

いままでも何度も映画で描かれてきました。

いろんな女優が演技を競ってきたものですが、今回のシアーシャがやっぱり一番好きです♥

 

今作はエリザベよりもメアリーに重点を置いているようでした。

幼少時からフランスで生活し、フランス王フランソワ2世が亡くなり、

18歳で未亡人となり、故郷のスコットランドに帰ってきます。

 

宮廷での野心あふれる側近たちの怪しい動きなどがいろいろ蠢き、

「こんな世界はイヤだな・・・」とつくづく

思いました。

 

他方、エリザベスも自身ならではの葛藤に責め苛まれて、

歴史の渦に巻き込まれていくのでした。

従妹どうしといっても宿敵同士でもあるので、一時も気を抜くことができない。

もし、二人が同盟を結ぶことができていたら、どんな展開になったのでしょうね。

 

メアリーは結局エリザベスへの謀反を疑われ死刑になるのですが、

もし、立場が代われば、その逆もあったと思います。

血を血で洗う凄絶な運命の歯車は廻りだしたらもう止められないんだな・・・と

実感した映画でした。

 

シアーシャの美しさと輝くような魅力はもうため息ものです。

哀しい表情でも、明るい場面でも、それはもう絵

に描いたようでした(^_-)-☆

 

マーゴットもまた威厳のあるエリザベス役がハマっていて将来は大女優マチガイなし!ですね♪♪


2019.3.13

Title

ウトヤ島、7月22日

2019.3.8公開

ノルウェー映画

Staff

監督/エリック・ポッペ

制作/フィン・イェンドルム他

Cast

アンドレア・バーンツェん:カヤ

エリ・リアノン・ミュラー・オズボーン:エミリエ

ジェニ・スベネビク:オーダ

Story

テロによる多数の死者を出した衝撃的な事件でしたね。当時もショックを受けましたが、映像で追体験すると、さらに非人道的な行為に怒りを覚えました。

 

2011年7月22日ノルウェーのウトヤ島での銃乱射の再現ですが、ずっとワンカットでの撮影というのも異例です。

しかし、恐怖感は確かに煽られますが、事件全体の様子がいまひとつ不明のため、消化不良のまま観終わったという印象が残りました。

 

実際に経験した証言によって制作されたものですが、その手法は評価されると思います。



2019.3.10


Title

運び屋

2019.3.8公開

アメリカ映画

Staff

監督/クリント・イーストウッド

制作/クリント・イーストウッド他

Cast

クリント・イーストウッド:アール・ストーン

ブラッドリー・クーパー:コリン・ベイツ捜査官

ローレンス・フィッシュバーン:主任特別捜査官

マイケル・ペーニャ:トレビノ捜査官

ダイアン・ウィースト:メアリー

アリソン・イーストウッド:アイリス

タイッサ・ファーミガ:ジェニー

アンディ・ガルシア:ラトン

story

90才になる孤高の老人アールは、実は長年麻薬の運び屋をして生計を立てていた・・・

そんな驚愕のストーリーが実話を元にしているそうで、さらに困惑を感じてしまいました。

 

ジェイソン・ステイサム主演の「トランスポーター」ばりに、自分が運んでいる物興味を持たないアールが、遂にバッグの中を覗いて「アッ」と驚くのもつかの間、すべてを受け入れるかのように、また淡々と仕事をこなす様子に???となってしまいました。

「それでいいの?アール?」と心の中で突っ込んでしまう私でした。

 

仕事を最優先してきたために、一番大事な家族を失って、もう人生も終わろうかというこの時にその失敗に気付きながらも、どうにかして、家族に受け入れられようともがく姿は切なくも、愛おしい。

 

アールが心血を注いできた『デイリリー』というユリの花は、なんと一日の命しかないそうで、その希少価値がアールを夢中にさせたのかもしれませんね。

 

ちなみに、私が好きな花『ナガミヒナゲシ』は、朝咲いたら、夕方には散っていて、その優雅な花びらがなおさら愛着を感じさせます。

 

メキシコ麻薬カルテルというと、その闇が深そうで、できるだけ関り合いたくないと思いますよね。

しかし、彼らは確実に存在するのです・・・

巨悪に立ち向かう捜査官たちの緊迫した準備と突撃も描かれ、手に汗を握るスリリングな活躍に胸がス~っとしました。

 

捜査官を演じるブラッドリーがカッコイイ!!

ますますいい俳優になっています♥

 

アールの孫娘役のタイッサが新鮮な魅力を振りまいています♪♪

昨年公開された「死霊館のシスター」では、健気な役柄を演じていて素晴らしかったです。

お姉さんのベラ・ファーミガと雰囲気がよく似ていて、成長が楽しみな女優です。


2019.3.9


Title

シンプル・フェイバー

2019.3.8公開

アメリカ映画

Staff

監督/ポール・フェイグ

制作/ポール・フェグ他

Cast

アナ・ケンドリック:ステファニー

ブレイク・ライブリー:エミリー

ヘンリー・ゴールディング:ショーン

リンダ・カーデリニ:ダイアナ

ジーン・スマート:マーガレット

Story

シンプル・フェイバーとは『ささやかな頼み』という意味です。

夫を交通事故で亡くし、一人息子を育てるシングルマザーのステファニーは、

ある日同じクラスの男の子の母親エミリーと知り合います。

料理などのブログを発信し、ささやかに生きる彼女の前に現れたのは、

誰もがうらやむような美女のエミリー。

 

ファッション関係の仕事を持つエミリーに、

息子を預かってほしいと頼まれたステファニーは嬉々として快諾するのでした。

女性なら大抵の人が身に覚えがあるシーンでしょう。

子育て中は誰しも人の手を借りることがままありますよね。

そんなわけで、エミリー一家と親しい付き合いが始まったのですが、

次第に雲行きが怪しくなってきます。

 

数日経っても、エミリーは行方不明のままで、夫も心配して警察に捜索願いを出すことになります。

ステファニーは、エミリーから出張ということしか聞いてなく、

エミリーの会社に問い合わせても無駄に終わります。

 

そんなさなかに、エミリーが湖で遺体で発見されます。

引くに引けなくなったステファニーは自然発生的にエミリーの家庭に入り込み、

彼女の服を着てみたりしながら次の展開を探るのでした。

 

ある日、エミリーの息子が「ママを見た」と言い出し、困惑するステファニーでしたが、

次第に彼女の気配を地自身でも感じるようになっていきます。

 

果たしてエミリーは生きているのでしょうか?

とっても気になりますよね?( ;∀;)

 

ステファニー役のアナはいつもと変わらず「超キュート!」

無邪気な女の子♪♪を演じたらだれにも負けない魅力を発揮します。

 

対するエミリー役のブレイクはそれはもう、豪華の極致!!

女も惚れるカッコ良さで、グイグイ迫ってきます。

 

ブレイクの大ヒットドラマ「ゴシップガール」ばりのセレブ感をまき散らし、

観客をつかの間、別世界へと連れていってくれるのでした。

彼女は何を着てもゴージャスで、ファッション誌から抜け出てきたような錯覚を覚えます。

 

次第に明らかになっていくエミリーの真の姿が浮き彫りになていく過程をお楽しみ下さい。


2019.3.3

Title

グリーンブック

2019.3.1公開

アメリカ映画

Staff

監督/ピーター・ファレリー

制作/ジム・バーク他

Cast

ビゴ・モーテンセン:トニー・”リップ”バレロンガ

マハーシャ・アリ:ドクター・ドナルド・しゃーりシャーリー

リンダ・カーデリニ:ドロレス

ディミテル・D・マリノフ:オレグ

マイク・ハットン:ジョージ

Story

1960年代。

黒人ジャズピアニストのシャーリーが南部ツアーの運転手としてイタリア系のトニーを雇い入れます。

トニーはナイトクラブの用心棒をやるぐらいの強面です。

 

しかも、礼儀も教養も不足気味・・・(^o^)/

礼儀正しいドクター・シャーリーとの相性はよくないでしょう、というような不安がちらつくのでした。

この年代のアメリカの南部は人種差別がまだまだ激しく、白人と黒人はキッパリとした区別で線引きされていた時代なのです。

 

どうしてそんな危険で不愉快な地方にツアーに行くのか?とトニーだけでなく、観客である私たちも不思議に思いますよね。

ピアニストとしての輝かしいキャリアがあれば、そんな無理をしなくても十分だと感じたものです。

しかし、そこにはシャーリーの崇高な?思い入れがあったのでした。

 

車で旅を続ける二人の間には、ロードムービー「お約束の強い結び付き(^_^)」が生まれます。

それでも、感動しないわけにはいかないのが、ビゴのユーモラスな役作りでしょうね♥

ファレリー監督がトニー役にぜひビゴをと熱望したそうです。

 

しかも、シャーリー役のマハーシャ・アリは今年度のアカデミー賞助演男優賞までゲット!!

一同、笑いが止まらないでしょう♪♪

 

妻に手紙を書くことを約束させられたトニーが最初は四苦八苦するのですが、途中からシャーリーの手助けでシェイクスピアバリの名文句での手紙を書けるようになるところが微笑ましいのでした。


2019.2.28

Title

THE GUILTY ギルティ

2019.2.22公開

デンマーク映画

Staff

グスタフ・モーラー

制作/リナ・フリント

Cast

ヤコブ・セーダーグレン:アスガー・ホルム

イェシカ・ディナウェ:イーベン

ヨハン・オルセン:ミカエル

オマール・シャガウィー:ラシッド

Story

アスガーが勤務する緊急通報指令室。

今日も一般市民から助けを求めるコールが鳴り響きます。

 

主人公のアスガーはなにやら訳あり警察官のようです。

ある事件のトラウマからいまだ抜けることができなくて、フラッシュバックに悩まされているような精神状態のようですが、努めて沈着冷静に業務をこなす毎日に少々お疲れ気味の様子です。

 

そこへイーベンと名乗る女性からの緊迫した電話を取り、間接的に事件に巻き込まれることになります。

 

そのイーベンという女性はどうやら元亭主から誘拐されたらしい・・・

ということが推測されるのですが、詳しいことはなかなかわからないまま、救出の糸口を探すのでした

 

それだけでも手づまりなのに、今度はイーベンの娘とも電話のやり取りが始まり、こちらも今トラブルの真っ最中の感じが手に汗握るサスペンス。

 

イーベンは無事に誘拐犯から逃げられるのか?はたまた娘の対処は間に合うのか?など、両手に抱えきれないほどの難事件( ;∀;)を抱え込むアスガー。

 

タイトルの「ギルティ」は何を示すのでしょうか?



2019.2.27

Title

ナポリの隣人

2019.2.9公開

イタリア映画

Staff

監督/ジャンニ・アメリオ

Cast

レナート・カルペンティエリ:ロレンツォ

ジョバンナ・メッツォジョルノ:エレナ

ミカエラ・ラマゾッティ:ミケーラ

エリオ・ジェルマーノ:ファビオ

Story

一人寂しくアパート暮らしの家族と疎遠の元弁護士のロレンツォが出会った隣人とのつかの間の心の交流が切ない。

 

過去の過ちのせいで、娘と息子からは忌み嫌われ、一人暮らす彼の隣に越してきた子ども連れの若い夫婦とのふれあいが、新しい希望を生む過程は微笑ましくさえあります。

 

野心を失った老境のロレンツォにとっては彼らが唯一の家族の代わりになっており、さあ、これからという時に思いがけない事件が勃発。

隣人の暖かさに溶けかけたロレンツォの心が、またしても閉ざされるのでしょうか?

 

隣人一家を襲った悲劇に真正面から向き合い、今自分にできる限りの心使いを惜しまないロレンツォの姿には悲哀が漂います。

 

しかし、彼らはしょせん赤の他人。

本当の家族にはなり得なかったのですが、絶望の淵から見えた、明るい陽射し・・・

捨てる神あれば、拾う神ありーーーもいいものですね♥


2019.2.25

Title

ビール・ストリートの恋人たち

2019.2.22公開

アメリカ映画

Staff

監督/バリー・ジェンキンス

制作/アデル・ロマンスキー他

Cast

キキ・レイン:ディッシュ・リヴァーズ

ステファン・ジェームス:ファニー(アロンゾ・ハント)

コールマン・ドミンゴ:ジョーゼフ・リヴァーズ

レジーナ・キング:シャロン・リヴァーズ

ディエゴ・ルナ:ペドロシート

Story

人種差別が残るニューヨーク/ハーレムに暮らす若い二人の、試練に満ちた苦悩と喜びをしっとりと歌いあげます。

 

無実の罪で投獄され、未来に希望を持てないカップルが、今できることを懸命に探り続け、新たに生まれ来る我が子を慈しむ姿に打たれました。

 

1970年代といえば、まだまだ黒人への扱いは平等からは程遠いものだったようですね。

白人警官からはねっとりとした敵意まるだしの視線を受け、「社会権力に歯向かえば、どんなことでもやっていやる!」的な脅しと嫌がらせが横行していたのでしょう。

 

そんなシーンを見て、とても悲しい気持ちになりました。白人が勝手に祖国から奴隷として連れてきた彼らと子孫を、人間として見ることさえしないような世界は耐え難いものだったと思います。

 

ティッシュは愛する幼馴染のファニーとの結婚を夢見て健気に生きています。

しかし、ファニーの母親と姉妹はティッシュのことが気に入らないらしく、両家は仲たがいしたまま。

 

ティッシュと家族はファニーの無罪を証明するべく、弁護士を雇い奮闘しますが、その望みはあっけなく絶たれてしまうのでした。

 

この映画でティッシュの母親を演じたレジーナ・キングは、今年度のアカデミー賞助演女優賞を受賞しました!!



2019.2.22

Title

七つの会議

2019.2.1公開

日本映画

Staff

監督/福澤克雄

原作/池井戸潤

Cast

野村萬斎:八角民夫

香川照之:北川誠

及川光博:原島万二

片岡愛之助:坂戸亘彦

Story

中堅メーカーの営業部が引き起こす、なんとも不思議な、あるいは古い日本社会の闇を映し出す映画でしょう。

 

どんな問題があろうと「売れればいい」という成果主義の企業の、ちょっと怖い現実を見せられたようで、背筋がゾクッとしました( ;∀;)

 

日本にはこんな会社がまだまだたくさん存在するのでしょうね。

 

真剣な会議中にも居眠りをする不出来社員の八角。

それを止めることができる社員は一人もいないらしい。

こんなことがどうして許されるのか・・・??

 

それには、一部の人しか知らない秘密があったのです。

会社あげての隠蔽。

不良品を回収せず、知らぬふりで事業が進められる会社って???ですよね。

 

営業課同士のせめぎ合いや、トップダウンの危うさなどが浮き彫りになっていて、サラリーマン社会の悲壮感も胸に突き刺さります。

 

八角にかかわった営業マンが次々に左遷される会社とはいったい何が隠されているのでしょうか。

それを知る手掛かりは八角が優秀な営業マンだった過去にまでさかのぼらなければならないのでした。

 

香川照之・片岡愛之助・及川光博等、おなじみの俳優の競合と初参戦の野村萬斎がビシッと締めて重厚感がある映画に仕上がっています。


19.2.20

Title

小さな独裁者

2019.2.8公開

ドイツ・フランス・ポーランド合作

Staff

監督/ロベルト・シュベンケ

製作/フリーダー・シュライヒ他

Cast

マックス・フーバッヒャー:ヴィリー・ヘロルト

ミラン・ペシェル:フライターク

フレデリック・ラウ:キピンスキー

ベルント・ヘルシャー:シュッテ

Story

ヘロルトは第2次世界大戦時、脱走兵となって軍から追い立てられますが、なんとか窮地を脱します。

その途上で、軍用車を発見し、都合のいいことに、ナチスドイツの将校の制服も手に入れるのです。

 

と、そこへこれまた仲間にはぐれた兵士フライタークが現れ、彼に運よく将校と間違われ、二人で行動を共にすることになります。

 

彼らが迷いこんだ近辺の住人たちは、略奪を繰り返す脱走兵らを恐れており、彼らに遭遇すると情け容赦なく撃ち殺してもいいという風潮がまかり通っていました。

 

そんな中、他の脱走兵たち(自分たちは隊にはぐれただけと弁解・・・)と出会い、徒党を組んで、脱走兵狩りにまい進します。

 

ヘロルトの将校ぶりが頼もしい。

制服を着用すると、誰でもそれなりに役になりきれるということが証明(^_^)vされたのではないでしょうか?

 

しかし、生来の気性でしょうか、ヘロルトが独裁者に豹変していく様は、まさに「ハイル・ヒットラー!」そのものに映ります。

 

権力(ここでは借り物♪)を手にすると、誰でも狡猾な独裁者に簡単になれるのかもしれませんね。

 

やがて、ヘロルトはさまざまな危機的状況になりながらも、偽りの高みへと上昇していき、ついには取り返しのつかない事態を招いてしまうのでした。

 

なんと、これが実話だというのですから、まさに「事実は小説より奇なり」を地でいくお話ですよね~♡



2019.2.17

Title

フロントランナー

2019.2.1公開

アメリカ映画

Staff

監督/ジェイソン・ライトマン

製作/ジェイソン・ライトマン他

Cast

ヒュー・ジャックマン:ゲイリー・ハート

ベラ・ファーミガ・リー・ハート

J・K・シモンズ:ビル・ディクソン

アルフレッド・モリーナ:ベン・ブラッドリー

Story

有力大統領候補を襲ったアクシデント!!

というか、不幸というか・・・

なんとも言えない居心地の悪さを感じる映画でした。

 

現代は有名人のスキャンダルなど、いくらでも溢れていますが、1988年はまだそれほど世の中は荒れていなかったのではないでしょうか?

 

ちょっとした油断と出来心で急転直下、人生からも転落するなんて、本人も思っていなかったのでしょうね。

「自分の好きなように行動して何が悪い!!」と開き直るその姿勢がすでに公人としての資質が問われたのだと思います。

 

浮気相手とされる金髪の若い女性もなんとなくルーズ、かつ軽薄感が漂う不自然さが万人の反感を買うのも無理ないでしょうね。

 

ゲイリーの奥さん役のベラ・ファーミガはさすがに場を引き締めてくれていますね♥

存在感がピリリと決まっています。

 

でも、このゲイリーという役は何もヒューでなくても良かったような気もします( ^^) _

あまり個性的ではなく、ちょっと拍子抜けでした♡


2019.2.16

Title

ヴィクトリア女王 最後の秘密

2019.1.25公開

イギリス・アメリカ合作

Staff

監督/スティーブン・フリアーズ

製作/ティム・ビーバン他

Cast

ジュディ・デンチ:ヴィクトリア女王

アリ・ファザル:アブドゥル・カリム

エディ・イザード:バーティー

アディール・アクタル:モハメド

Story

1887年、ヴィクトリア女王在位50周年記念式典の記念硬貨の贈呈のためにインドからやってきた一人の青年が女王の好意を勝ち取り、おそばに仕えるようになっていき、影響まで与えてしまう実話の映画化です。

 

アブドゥルは女王に自国の言葉を教え、文化をも伝授したりして女王との和睦を現実のものとしていきます。

 

彼に会うまでは国政や周囲にも無関心。

孤独の中で生きていた女王の生き生きとした変化は観ていても心が和みました。

 

そんな二人でしたが、側近からインドでの女王に対する真実を知らされた女王は、アブドゥルの裏切り?に心を痛めますが、彼を信頼することをやめることはありませんでした。

 

国と現実と、心から信頼する人との間に挟まれ、苦悩する女王は本当に気の毒だなと感じました。

 

インドに厳然と存在するカースト制度をものともせず、自分で運命を切り開いてきたアブドゥルの努力には頭が下がりました。



2019.2.15

Title

女王陛下のお気に入り

2019.2.15公開

アイルランド・イギリス・アメリカ合作

Staff

監督/ヨルゴス・ランティモス

製作/セシ・デンプシー他

Cast

オリビア・コールマン:アン女王

エマ・ストーン:アビゲイル・ヒル

レイチェル・ワイズ:レディ・サラ(サラ・チャーチル)

ニコラス・ホルト:ロバート・ハーリー

Story

18世紀イングランド女王のアンに言い寄る、女官二人の凄まじい闘いが、これでもか!!とくり広げられる宮廷劇なのでした(^_-)-☆

 

腹心の部下のサラから、新参者のアビゲイルに乗り換えて、ひとときの安らぎを得たかのように見えるアン女王。しかし、アビゲイルがどんなに尽くしても、その孤独感が和らぐことはなかったようですね。

次第に二人の中にも隙間風が吹きだすのか見てとれるようなラスト近くは切なさが漂っていました。

 

サラはアビゲイルが現れるまで、アンの寵愛をいいことに、政治にまで手出し・口出しをしていたようですが、アンはそれもどこか気に入らなかったようでした。

少しは自分も女王として、周りに実力で認められたいと願っていたのかもしれません。

 

いつの時代も権号術数が飛び交うものですが、本当に信頼できる部下、あるいは側近を得るのは至難の業だと強く感じます。

それでなくても、トップに君臨する者は孤独を強いられ、時には誰も信じられず、深い闇に落ちていったりという悲劇も起こりうるのが世の常ですし。

 

アビゲイルも宿敵のサラを貶めて、我が世の春を謳歌するのですが、次第に忍び寄るアンとの関係に、浅からぬ不安を抱えているようにも見えました。

 

歴史映画は、なんといっても衣装に魅了されます!!

この映画のデザイナーは少ない色使いを基調にしたそうですが、宮廷での女官のドレスは黒と白だったそうです。それが、すっきりとした統一感を与えていたように思います。

 

アカデミー賞への主演女優・助演女優としてのノミネートも楽しみな一大絵巻をお楽しみくださいね~♡


2019.2.10

Title

ジュリアン

2019.1.25公開

フランス映画

Staff

監督/グザビエ・ルグラン

製作/アレクサンドル・ガブラス

Cast

レア・ドリュッケール:ミリアム・ベッソン

ドゥニ・メノーシェ:アントワーヌ・ベッソン

トーマス・ジオリア:ジュリアン・ベッソン

マティルド・オネブ:ジョゼフィーヌ・ベッソン

Story

両親の離婚に伴い、揺れ動く11歳のジュリアンの葛藤と苦悩が心をわし掴みにします"(-""-)"

 

ジュリアンの人生はいったい誰のものなのか・・・?

と言いたくなるほど大人の都合によって引き裂かれる彼の心の闇をどうすれば晴らすことができるでしょうか

 

もと通りの生活を望む父親の切羽詰まった行動。彼の行き場のない怒りや悲しみもよくわかるだけに、どうしようもない自身の立ち位置がジュリアンをさらに苦しめるのですね。

 

これは、全世界共通の問題だと言えるでしょう。

今日も地球のどこかでこの夫婦・親子のような状況が繰り返されていることでしょう。

 

この問題には解決の定義を見つけだすことは不可能かもしれません

 

それでも、私たちは解決する努力をしなければならないのです。

誰のための解決??

それは永遠の謎かもしれませんね。

 

お姉さんのパーティで見られたジュリアンのちょっとした笑顔がたまらなく愛おしい♥



2019.2.10

Title

アクアマン

2019.2.8公開

アメリカ映画

Staff

ジェームズ・ワン

製作/ピーター・サフラン他

Cast

ジェイソン・モモア:アーサー・カリー/アクアマン

アンバー・ハード:メラ

ウィレム・デフォー:バルコ

パトリック・ウィルソン:オーム

ドルフ・ラングレン:ネレウス

ニコール・キッドマン:アトランナ

Story

遥か以前に海に沈んだ大陸「アトランティス」。

生き残った彼らは、なんと海底に巨大帝国を築いていたのでした!!

その海の中では、数種の王国が対立&共存という複雑な関係性が展開されていたのです。

 

主人公のアーサーは、アトランティス帝国の王女が母親、地上の灯台守が父親という、

これまた複雑な出自で、それによって、海底の世界では異端者扱いだったとのことでした。

 

そんなアーサーには異父兄弟が一人いたのです。

オームという誇り高い独裁者?( になりそうな(^_^)v)王子でした。

彼はアーサーに嫉妬と競争心を持っていたようで、

直接対決の日を密かに待っていたらしく、帝国の正当な後継者となるために、

アーサーに決闘を挑むのでした。

 

オームには私の好きなパトリック・ウィルソンが扮していますが、

彼の上品なルックスが王子役にピッタリ!!

2005年公開の『オペラ座の怪人』でクリスティーナの初恋の相手を、

王子様オーラ全開で演じていましたよね。

とっても素敵で一目で好きになったものでした。

 

さて、アーサーには強力な助っ人のメラが現れます。彼女はオームの将来の結婚相手であり、

身分の高い女性。

しかし、オームは地上の人間たちの自然に対する横暴を見かねて、

彼らとの決戦をもくろんでいたため、

それをアーサーに阻止してもらう目的でアーサーに近づいてきたのです。

 

二人で協力して海底の平和を守ろうとするアーサーとメラのロマンス♥を絡めながら、

壮大なアドベンチャーが繰り広げられます。

オームだけでなく、アーサーに父親を殺されたと思い込んでいる海賊までが

アーサーを付け狙うのですから、もうあっちにも敵、こっちにも敵・・・

という戦いだらけのミッションにもめげずに、不死身なアクアマンを見せつけてくれるのでした。

 

ジェイソン・モモアがステキ過ぎますよね~♪♪

ハンサムであるだけでなく、おちゃめで観ていてもう夢中になりました。

SFXもさることながら、緊張感あり、ユーモアありの楽しい作品でした(^_-)-☆


2019.2.9

Title

ファーストマン

2019.2.8公開

アメリカ映画

Staff

監督/デイミアン・チャゼル

製作/ウィク・ドフリー他

Cast

ライアン・ゴズリング:ニール・アームストロング

クレア・フォイ:ジャネット・アームストロング

ジェイソン・クラーク:エド・ホワイト

カイル・チャンドラー:ディーク・スレイトンコリー・ストール:バズ・オルドリン

Story

1969年、人類が熱狂した、アポロ11号の月面着陸は今観ても震えるぐらいの感動を呼び起こします。

 

ニール・アームストロング船長の名前は私たちの記憶に残り続けるのでしょう。

 

今作を通して、彼の偉業がさらに強調されたと思います。そして、人間性の面からのアプローチが素晴らしく、ホントに優れた人物であったことが実感されました。

 

成功するまでの数々の失敗を乗り越えて「人類初の月面着陸」はその是非も併せて評価されるべきだと思います。

 

アメリカでなくとも莫大な費用をかけて(失って)まで、宇宙計画を遂行する意味があるのか?!という命題は今も根強く残っていて、長年積み重ねたあのスペースシャトル計画ですらも一時中断の憂き目に合いました。

 

人類が宇宙に行ったって、あるいはどこかの惑星に降り立ったってなんの意味/得があるのか・・・

いつまでたっても悩ましい問題です。

 

火星移住計画などがまことしやかに噂されて久しいですが、争いから離れられない人類が地球を飛び出して、他の惑星、ひいては宇宙そのものを破壊するのがオチでしょうね( ;∀;)

 

ニールがアポロ11号に乗り込むための荷造りを粛々と家でしている時の、妻のジャネットの言葉には、アメリカ人気質を強く感じました。

 

「生きて帰ってこられなかった場合のことを子ども二人にきちんと話して!!」と鬼気迫る妻の態度に恐れをなして、息子二人と真摯に向き合うニールの姿には人種の違いをひしひしと思い知りました。

 

なぜなら、日本人だったら、このシーンは家族総出で、「お父さん、かんばって。いってらっしゃい!」でシャンシャン、でしょうから。

 

伝統的に、父親(夫)のすることにいちいち文句を言わない日本人の奥さんや子どもたちという刷り込みがあるからだと思います。

 

これはこの映画だけでなく、他の外国映画でも感じることですが、黙って従う日本風と、キッチリと解決を求める外国風の習慣、どちらが生きやすいのかな?とよく考える私です(^_-)-☆

 

幼い娘を亡くした悲しみと、散っていった同僚たちを月に連れていくニールには、計り知れない英知と慈愛が感じられて、ますます尊敬する気持ちが強くなりました♥



2019.2.5

Title

天才作家の妻 40年目の真実

2019.1.26公開

スウェーデン・アメリカ・イギリス合作

Staff

監督/ビョルン・ルンゲ

製作/ロザリー・スウェドリン他

Cast

グレン・クローズ:ジョーン・キャッスルマン

ジョナサン・ブライス:ジョゼフ・キャッスルマン

クリスチャン・スレイター:ナサニエル・ボーン

マックス・アイアンズ:デビッド・キャッスルマン

Story

愛する夫がノーベル文学賞を受賞!!

この快挙の裏に隠されていた夫婦の真実とは・・・

 

長年の関係が崩れる時がついに訪れたのでしょうか?

どこかで聞いたような話ですね~( ^^) _U~~

売れるストーリーなのかもしれません。

 

とにかく二人でついてきた嘘がバレたらただでは済まないわけですから、夫は授賞式でも気が気ではありません。ソワソワ、ドキドキの居心地の悪さに、思いがけない結末が待っていたのです。

 

息子のデビッドがかなりの被害妄想的なのが気の毒でした( ;∀;)

それほど両親(特に父親)を意識しなくても・・・と引いてしまいました。

 

有力な親を持つとはそういうことなのかもしれないですね。

救われない息子って、観ていて哀しすぎです😿

 

グレン・クローズがさすがに魅せてくれます。ちょっとした心の揺らぎでも繊細に表現できるのも才能のなせる技でしょう。

 

ラストは「あっ、これでいいんだ・・・」でした(^_-)-☆知りたい方は劇場でどうぞ♥♡♥



2019.2.4

Title

ナチス第三の男

2019.1.25公開

フランス・イギリス・ベルギー合作

Staff

監督/セドリック・ヒメネス

制作/ダニエル・クラウン他

Cast

ジェイソン・クラーク:ラインハルト・ハイドリヒ

ロザムンド・パイク:リナ・ハイドリヒ

ジャック・オコンネル:ヤン・クビシュ

ジャック・レイナー:ヨゼフ・ガブチーク

ミア・ワシコウスカ:アンナ・ノヴァーク

Story

ナチスドイツのNo.3のハイドリヒを主役に据えた心臓も凍る悲劇の物語です。

この時代の映画は今もなお毎年のように封切られています。

ナチスドイツの恐怖のすさまじさを記録し続ける必要があるということだと思っています。

 

2017.8.12にも『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』という同じ題材の映画が公開されました。

2人の狙撃者には、キリアン・マーフィーとジェイミー・ドーナンが扮していました。

 

壮絶なナチとの戦いを描いていましたが、今作も同様にチェコ亡命政府からハインリヒ暗殺を命じられた若い兵士がハイドリヒを撃ち、自分たちが絶命するまでの悲壮な体験を映しだしています。

 

今までにも観てきた、ナチスドイツ映画での、ユダヤ人絶滅計画なるものを至上命令とし、収容所に送り続けた極悪非道のナチ高官の姿には、本当に背筋がゾクッとさせられます。

 

いったい何の権利があって、非のない人たちを死に追いやることが許されたのか?といつも思っていました。

しかし、その答えは永久に出ないのではないでしょうか?

 

戦争という邪悪な魔物が、虐殺を正当化する力を与えたとしか言いようがないですよね・・・

人間てなんて救いようがない生き物なのでしょうか?

 

レジスタンスたちの助けを借りてのハイドリヒ暗殺計画が成功しても、その報復でまたユダヤ人たちの無駄な死を呼び込んだだけ。

 

しかし、それでもナチス高官/第三の男ハイドリヒは撃たれなければならなかったと思います。

確かに回り道ではあったけれども、ナチスドイツ崩壊の遠因になったそうですね。

 

また、計画を実行した彼らの勇気を称えたい。



2019.2.3

Title

リー・ポピンズ リターンズ

2019.2.1公開

アメリカ映画

Staff

監督/ロブ・マーシャル

制作/ジョン・デルーカ他

Cast

エミリー・ブラント:メリー・ポピンズ

リン=マニュエル・ミランダ:ジャック

ベン・ウィショー:マイケル・バンクス

エミリー・モーティマー:ジェーン・バンクス

ジュリー・ウォルターズ:エレン

Story

ディズニー映画として名作を誇る前作の20年後を描く続編ですね~。

 

とっても楽しい映画でした!!

前作とはまた違った面白さ、楽しさが満載で、誰からも愛される名作がまた生まれたようですね♥

 

メリーに扮するエミリーは近年大活躍ですし、この役にもピッタリ!!

明るく、賢く、強く!、非の打ち所がないメリーに命を吹き込んでくれました。

 

マイケルにはベン・ウィショーがおずおずした雰囲気でちょっと頼りなさげですが、家族への愛は溢れるほど(^^♪

おまけに、メリル・ストリープまでがメリーの従妹役で出演するなど、見どころが満載です。

姉のジェーン役はエミリー・モーティマー。優しげで、人の良さが伝わってきます。 

 

さて、大恐慌時代のロンドンで。

財政難に陥ったバンクス家のために再度現れたメリーは、彼らの窮地をどのように救ってくれるのでしょうか?

家を差し押さえられるのを止められるのは、債権者の銀行の株券のみ・・・

しかし、この株券が見つかりません。

家を没収されるのは避けられない運命なのでしょうか?

 

銀行の悪徳( ;∀;)頭取を演じるのが、コリン・ファース。

さすがに、品格があり、ステキでした!

しかし、人格にちょっと難あり。

どんな腹黒い計画を隠しているのか?

 

ミュージカルらしく随所に歌とダンスが散りばめられ、ハッピーな気持ちになること請け合いですよ~♪♪

ぜひ、劇場でご覧くださいね♥♡



2019.1.25

Title

Taxi ダイヤモンドミッション

2019.1.18公開

フランス映画

Staff

監督/フランク・ガスタンビド

製作/リュック・ベッソン他

Cast

フランク・ガスタンビド:シルヴァン・マロ

マリク・ベンタルハ:エディ・マクルー

ベルナール・ファルシー:ジベール市長

サブリナ・ウアザニ:サミア

Story

TAXIシリーズの第5弾!

ひたすら車で走りまくる映画でした( ;∀;)

 

高級車を使用した宝石強盗団を追うマロは、パリからマルセイユ(田舎?( ^^) )に飛ばされた、パッとしない刑事。

 

問題児である本人は、いつか必ず『特殊部隊』に異動する!とかたくなに信じているようですが、そんな日が来るとは思えません"(-""-)"

 

そんなマロが、これまたお気軽タクシー運転手のエディとコンビを組み、犯人を追跡することになる、追いつ追われつのハチャメチャコメディでした!

 

ワチャワチャの喧騒の中、エディの恋人が超美人お嬢様だったり、お姉さんがマロ好みの強~い、濃い美女という、思いがけない楽しみ方も用意されていたのでした。

 

カーチェイスと言えば、そう、ヴィン・ディーゼルですよね♡マロが何度となくヴィンに見えてくるから不思議です♪♪

もしかして、意識しているの?という感じでまあ、可愛くもありました。

 

宝石強盗団はたいして意味はなく、ただひたすら続く、おしゃべりと車の運転の競争・・・的な映画であることはマチガイありませんね~。

 

そして、もうひとつは、フランス流の笑いでしょうか。他の国のユーモアともちょっと違うセンスには少し引いてしまいましたが・・・



2019.1.23

Title

ミスター・ガラス

2019.1.18公開

アメリカ映画

Staff

監督/M・ナイト・シャマラン

製作/M・ナイト・シャマラン他

Cast

ブルース・ウィリス:デヴィッド・ダン

サミュエル・L・ジャクソン:ミスター・ガラス

ジェームズ・マカボイ:ケヴィン・ウェンデル・クラム

アニヤ・テイラー・ジョイ:ケイシー・クック

Story

『アンブレイカブル』の続編とのことですが、残念ながら私は観ていないので、ちょっとわかりづらかったです。

ある「組織」で、特殊能力を持つ3人の研究が秘密裏に行われている、というものですが、彼らを監視する目的がいまいちわからないまま、映画が進んでいきました・・・

 

でも、マカボイの『スプリット』は観ていたので、そっちの方からなんとか入っていけました(^_^)v

 

ブルース・ウィリスの役柄も理解しにくいものでしたが、3作がつながっているそうで、機会があったら『アンブレイカブル』も観ておきたいと思っています。

 

マカボイ演じる、ケヴィンなどの多重人格が目まぐるしく交錯するので、「えっ!」て戸惑う方も多いと思います。24人という多重人格らしいのですが、一瞬であれこれ変わる( ;∀;)ので「またか・・・」と正直思ってしまいますが、シャマラン監督作なので、許容範囲ということで♪♪

 

でも、今現在で全米ボックスオフィスが2週続けて首位をキープということで、1億ドル超えも視野に入っているらしく、シャマラン監督、久々の大ヒットの予想が期待されています(^_-)-☆

 

ブルース・ウィリスやマカボイといった主要キャストの今作への力の入れようがすごかったので、彼らのファンの私としても嬉しさ倍増です!!

 

サミュエル演じるガラスの弱点が「折れやすい骨」だったそうで、意外ですね~。

そんな体質の人が本当に存在したら、悲壮ですよね・・・

 

それにしても、「スプリット」でもそうでしたが、マカボイ君の様々な動きは、驚きでもあり、笑えるものでもありで、真剣に演じているにもかかわらず、徒労に終わっていそうなのが、ちょっと気の毒な気がしますが♥

 

彼ら3人の背後に蠢く謎の「組織」が違和感と恐怖を感じさせます。

裏で操っているのがわかってしまうと、世の中は見ためだけではないのだと思い知らされます。


2019.1.22

Title

マスカレード・ホテル

2019.1.18公開

日本映画

Staff

監督/鈴木雅之

製作/石原 隆

Cast

木村拓哉:新田浩介

長澤まさみ:山岸尚美

小日向文世:能勢

梶原善:本宮

Story

東京都内で起きた連続殺人事件の関連を追って、次に事件が起こると予想されるホテル・コルシア東京に捜査員をホテルのスタッフとして配置し、事件を未然に防ぐべく奮闘する緊迫感あふれる映像が、観るものを飽きさせない仕上がりになっています。

 

キムタクが渋い刑事役をやっていて、有能なのか、それとも・・・?という微妙な立ち位置でグイグイ引き込んでくれます(^_^)v

 

この映画で印象的だったのは、フロントに立つ山岸尚美役の長澤まさみでしょうか。

 

凛とした対応と心使いで、ホテルのスタッフとしての技量を感じさせていますね♪♪

 

どんな時にも「お客さまファースト」で乗り切る姿はホテルマンとして見習いたいと思った方も多かったのではないでしょうか?

 

それでも、いつ突発的な出来事が襲い掛かるかわからないのもサービス業の定めです。

 

キムタクも彼女に触発されて、それなりにホテルマンとしての態度を身につけていく様子が微笑ましいのでした♥

 

果たして誰が犯人なのか??

最後までハラハラドキドキで引っ張られる快感をお楽しみくださいね~。



2019.1.21

Title

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー

2019.1.18公開

アメリカ映画

Staff

監督/ダニー・ストロング

製作/ブルース・コーエン他

Cast

ニコラス・ホルト:J・Dサリンジャー

ケビン・スペイシーウィット:バーネット

ゾーイ・ドゥイッチ:ウーナ・オニール

サラ・ポールソン:ドロシー・オールディング

Story

有名な作家サリンジャーがいかにして傑作を生みだしたのか、という伝記映画。

美青年のニコラス・ホルトが爽やかに演じる今作は、じっくり観る値打ちがあると思います。

 

何かを創作するというのは、どうしても挫折から逃れられない宿命がありますよね。

 

サリンジャーも例外ではありませんでした。

自作をいくつかの出版社に持ち込むも、不採用の連続で、へこんでしまいます(^_^)

あの「赤毛のアン」シリーズで知られるモンゴメリも経験したようですし、どんな名作家でも書いても書いても出版できず、という苦杯をなめたのでしょうね。

 

サリンジャーは悲惨な戦争体験も重なり、苦悩がますます募りますが、それでも後世に残す名作を仕上げてしまうあたり、やはり只者ではないということだったのでしょう。

 

静かな環境での創作活動に励む彼の姿はあるがままの安ど感を感じさせます。

ラスト当たりで、担当者に「もう出版したくはない」と静かに話すシーンは妙に納得してしまいました。

考えればそうですよね。

自分の書いたものを無理に出版させることはないのでは・・・と思ってしまいました。


2019.1.20

Title

ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー

2019.1.4公開

イギリス映画

Staff

監督/ケビン・マクドナルド

製作/サイモン・チン他

Cast

ホイットニーヒューストン

シシー・ヒューストン

エレン・ホワイト

メアリー・ジョーンズ

パット・ヒューストン

Story

敢えて悲劇の歌姫と呼びたい、ホイットニーのドキュメンタリー映画です。

去年の暮前に、ホイットニーの「ザ・ボディーガード」を観たばかりで、彼女に対する印象が強く、すでにこの世にいないことが残念でなりません。

 

彼女の歌も多分たくさん耳にしてきたと思いますが、こうして人生の軌跡をたどっていくと、そのはかなさ・残酷さ・天才ゆえの苦悩が手に取るように理解できた気がします。

 

人生なかばで逝った天才と呼ばれる人たち、マイケル・ジャクソン・今話題のフレディ・マーキュリー・プリンス・古くはあのマリリン・モンローなど。

 

私が考えるに、彼らは同じ年月でも、人の何倍も濃い

人生を生きたのだろうから・・・という諦めというか、不思議な感覚で自分を納得させている私がいます。

 

ホイットニーが結婚した相手がボビーでなかったらとか、麻薬に手を出さなければとか思いますが、本人にしかその胸中はわからないものでしょう。

 これもすべて運命・・・

でも、彼女の素晴らしい歌声は残ります。それが救いですよね。


Title

THE  GUILTY ギルティ

2019.2.22公開

デンマーク映画

Staff

監督/グスタフ・モーラー

制作/リナ・フリント

Cast

ヤコブ・セーダーグレン:アスガー・ホルム

イェシカ・ディナウェ:イーベン

ヨハン・オルセン:ミカエル

オマール・シャガウィー:ラシッド

Story

緊急通報指令室のオペレーターのアスガーはある日犯罪の臭いのする1本の電話を受けます。

 

何かにおびえ、切羽詰まった様子の中年の女性が不可解な電話をかけてきたのでした。

 

アスガーがいるところは緊急指令室という、まさに今助けが必要な人々が電話をかけてくるところなのですが、普通は「急病」「強盗に襲われた」などのありきたりの内容で、機械的に処理すれば一応一件落着なはずですよね。

 

ところがこのイーベンという謎の女性の通報は、要領を得ないもので、対応するアスガーにとってはかなり迷惑(^_^)なものかも。

 

そこは、警察署内の厳格な部署ということで、なんとか孤軍奮闘するのですが、イーベンの苦境がますます倍加されて感じられるため、経験豊かなアスガーの手にも余る状態になるのでした。

 

しかも、離婚した?夫がイーベンを誘拐!!している疑いまで浮かんできては、あらぬ考えも仕方ないでしょうね( ;∀;)

 

さらに、イーベンの娘との会話がまた謎を呼び、哀れなアスガーの困惑は募る一方なのでした。

 

しかも、このアスガーという警官は過去にトラウマをかかえているらしい・・・

何もかもがややこしく、絶望的な終末へと物語は突き進んでしまうのです。

 

デンマーク映画って、あまり身近に感じないのですが、このアスガーには親近感を覚えてしまいました♪♪

独りよがりなところが共感を呼ぶのかもしれません。